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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

1495杜鵑早も来鳴きて:2014/04/26(土) 15:51:58 ID:OukB2NaM
≪責任者の先逃(せんとう)≫は半島の伝統

 韓国の初代大統領である李承晩は、北朝鮮軍が南進してくるや、
「ソウル死守」を宣言したまでは格好良かったが、その足で家族を連れて南に逃げた。
ただ逃げただけではない。ソウルを横断する漢江には当時、橋が1つしかなかったが、
北朝鮮軍の進撃を妨げるため、その橋を爆破して逃げた。
橋を通行していたソウルの市民が、まず犠牲になった。
 それだけでも「国賊」なのに、何の責任も取らないまま大統領ポストに居座った。
いま李承晩は「反日を貫いた大統領」として尊敬されている。
 釜山まで逃れた李承晩が「日本に逃げたい」と言い、
米軍人に怒鳴りつけられたことなど、韓国人は誰も知らないのだ。
 1979年に完工した聖水大橋は、地震に見舞われたわけでもないのに15年後に自然崩落して、
通行中だったバスや車は次々に漢江に呑み込まれ32人が死亡した。手抜き工事が原因だった。
 1997年に新しい聖水大橋が完成したが、2001年の調査で、また手抜きがあることが判明した。
 三豊百貨店は開店から6年後の1989年、五階建ての建物全体が跡形もなく崩壊し502人が死亡した。
度重なる設計変更に伴う構造欠陥を抱えていたためだ。
ビル全体が揺れ始めたのに、社長は営業続行を決め、崩壊した時にはいなかった。
 営業中のデパートが跡形もなく崩壊――世界に類例のない人災事故だ。
設計変更には違法部分が多々あったが、市役所への賄賂でクリアしていたのだ。
 2003年の大邱市の地下鉄放火事件では、運転士が車両のドアを開けないまま、逃げ192人が死亡した。
 そして今回の旅客船沈没。船が傾いてから沈没するまでに140分もの時間があったのに、
船長以下の乗務員は真っ先に逃げ、乗客を避難誘導することもなかった。
 歴史を遡れば、高麗の王朝は、蒙古軍が侵略してくるや、蒙古兵が船を操れないことを知り、江華島に逃れた。
本土(半島)にいる人民を置き去りにしたのだ。

 ≪責任者の先逃(せんとう)≫は、朝鮮半島の伝統だ。
 大人災事故があるたびに、韓国のマスコミは「わが国はやはり後進国だ」
「こうした悲劇は2度とあってはならない」と悲憤慷慨の論説を張り、責任者を追及する。
 しかし、何の学習効果もなく、また何年か経つと、同じような大人災事故が起こり、
≪責任者の先逃≫が繰り返される。長年にわたり半島をウオッチしている者にとっては、
今回の沈没事故の後のドタバタも「またか」でしかない。
 今回の沈没事故では、メールを使って船内のエアポケットに生存者がいるような偽装情報を流す極悪趣味の展開まであったのには、
自称IT大国ならではの時代の変化を感じるが、やはり「悪韓」「呆韓」としか言いようがない。

(室谷 克実/「ChannelAJER プレミアムメールマガジン」 第136号)


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