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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

1433うのはな:2014/04/09(水) 22:39:03 ID:Wnlc6Z/Q
 平和に徹した日本の歩みに自信を持とう

 原発の再稼働が止まって、日本はどうなったでしょうか。
原発に代わり得るものは化石燃料による火力発電以外にはありません。
太陽光発電や風力発電が云々されていますが、それらが遊びの域を出るものでないことは、
すでに明らかになっています。

 火力発電となれば、化石燃料の資源は日本にはありませんから輸入ということになります。
その結果は早速に現れました。日本の貿易赤字国への転落です。二〇一一年のことで、これは三十年ぶりでした。
これはその後も続き、二〇一二年には赤字幅は八・二兆円に広がりました。
さらに二〇一三年の輸入化石燃料費は前年より三・六兆円増えると見込まれています。

 大雑把に計算して、化石燃料輸入のために一日にざっと百億円が流失していく計算です。
原発が稼働していれば、これはまったく使わなくともいい無駄金なのです。
 安倍首相は防衛力増強のために一千億円程度の防衛費の増加を考えていました。これは財務省などの横やりがあって、
四百億円前後の上積みに止まりました。これなども、原発が稼働しないための国の損失の三、四日分です。考えてみれば、いや、考えてみなくとも、
原発再稼働停止は茶番劇にすぎないことが明らかです。

 それに、一日百億円もの無駄金を垂れ流して、こんなことがいつまで続けられると思いますか。小泉元首相のいう再生可能エネルギーの実用が実現するまで、ということに
なるのでしょうが、それはいつになるのですか。先は見えません。このままいけばはっきりと見えるのは、日本の破綻、破滅です。
 はっきり認識しなければならないことがあります。それは、原発問題はエネルギー問題であるということです。

 エネルギー問題であると認識すれば、歴史に学ぶ材料は山のようにあります。
近代に入ってからの国際紛争は、すべてエネルギー問題が根本だったと断言できるほどです。
 日本が前の戦争に突入していかなければならなかったのも、まさにエネルギー問題が原因でした。

 このエネルギー問題を一挙に解決するのが原子力です。核燃料の再生処理が完成し核燃料サイクルが実現すれば、
エネルギー問題はなくなります。そして、核燃料サイクルの実現は再生可能エネルギーとやらのような先の見通しがないもの
とはまったく違います。いまは停まっていますが、日本は〝もんじゅ〟でこの実現に向かっているのです。

 櫻井よし子氏が述べられています。
「核非保有国として日本は唯一、核燃料サイクルの保有が認められ、ウラン濃縮および核燃料再処理が許されている。これは日本が
平和に徹してきたこと、核燃料サイクルの構築に関して公正さと透明さを保ってきたことへの(国際社会からの)高い評価と信頼の証しである」

 まったくその通りです。日本は戦後の平和に徹してきた歩みに自信を持たなければなりません。
すると、いま何をなすべきかが具体的に見えてくるはずです。それは、原発の再稼働を進め、同時に〝もんじゅ〟の完成を推進していくことです。
これが日本再生への第一歩となることは間違いのないところです。

 『自立国家への道』 渡部昇一 著


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