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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

1065うのはな:2013/10/29(火) 19:43:15 ID:N1wsJ.fQ
     「国体」が語られない国

 日本の未来を背負って立つ皆さんに、日本人としてぜひ知っておいて欲しいことがあります。
それは「国体」です。「国柄」という言い方もありますが、言葉として軽い感じがするので、この講義では
基本的に「国体」を使いたいと思います。

 今となっては、この言葉自体が死語になりつつありますし、使われたとしても本来の意味とは違って、右翼や軍国主義と
セットであるかのように、不当な扱いを受けています。最近はそうした認識も古くて、私が大学の授業で「国体、国体」と言うと、
学生は最初、口をポカンと開け、次に「先生、国体って、走ったり跳んだりするやつですか」と真顔で質問してきます。
「国民体育大会」と勘違いしていることが分かって、私のほうが驚いて倒れそうになることがありました。

 若者にとって、それほど馴染みのない言葉になってしまったのです。
しかし、国体とは、日本人のアイデンティティの根本をなすものであり、それを変えてしまったら、もうその国ではなくなってしまうものなのです。
「日本とはどういう国ですか」と聞かれて、一言で表現するなら何か。
いろいろな意見があると思いますが、そのなかで、骨格になるいちばん重要なものは何でしょう。
「日本の国体は?」と聞かれたら、皆さんは答えられますか?もし答えられたとしても、てんでばらばらの答えが返ってくるのではないでしょうか。

 これは世界でも異常なことなのです。アメリカ人はアメリカの国体を知っています。
中国人もフランス人もドイツ人も、どの国の国民も、国体は知っていますよ。
誰もが自分の生まれ育った国は「こんな国」と説明できるはずです。

 というように、私たち日本人は本来知っていて当然のことを知らない。
なぜ知らないかというと、それは教えられていないからなのです。これも
日本が戦争に負けた結果です。勝つには勝ったけれども、日本人の精神に恐れを抱いたアメリカが、
日本の弱体化を狙って、国体について教えないように画策したわけです。

 とくに若者に日本の国体を教えると、「日本人は特別だ!」と誇りを持つようになるのは分かりきっています。
また戦争でも始められたらかなわない。だから、日本人が誇りを持てないように教育の場から国体を排除したのです。


 『日本人の原点がわかる「国体」の授業』 竹田恒泰 著


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