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本流対策室/3 板
1009
:
さくら
:2012/09/18(火) 00:09:49 ID:e8ieIrPA
絶対絶命
この有様を見ていたお母さんも、たまらなくなって泣き出した。もとはと言えば自分と夫の争いである。
ああ私が悪かったと気がついたものだから、抱き合っている父とこのところへ飛び出して、
「お父さん、タカシ、ゆるして頂戴。私が一番わるかったんです。ゆるして頂戴!」
と泣きながらわびた。こうして親子三人は心から懺悔と和解の涙にむせんだ。
このようなことがあってから、A君の家族は一変してしまった。父と母との仲がよくなった。
A君が父と母との「争い」に心を奪われて、それを心で咎めている間は、どうしても調和できなかった一家が、
A君一人の心が変り、父母の争いの姿の奥底にかくれている「本当の父母の姿」を観る心になり、
それを振り上げられた棒の下で、実際に拝み切った時、忽然として調和した姿があらわれ、「争い」の姿が消えていってしまったのである。
このことがたちまち隣近所で評判になった。
何しろ今迄はあんなに派手に言い合っていた夫婦が、すっかり仲良くなり、親子も調和しあったのであるから、
「一体、どんなことが行われたんだろう」
という訳だ。
こうしてA君の父と母と、A君自身、その妹の全家族が、熱心に「生長の家」の御教えを行ずるようになり、全員聖使命会員となった。
勿論、お父さんとの間に問題のあった女の人も、話し合いできれいに別れて行ってしまった。
そもそも人間にとって、根本的に不可能なことなど何一つありはしない。
何故なら、人間は本来「神の子」であって、神から無限の智慧と愛と生命力とが与えられ済みだからである。
ところが人々は、とかく現象的な知識で、自分の能力を限定し「常識」の虜囚になっている。
自分に親切にしてくれる人でなければ感謝できないと思っていたり、自分に都合の悪いことを言う親の言うことなど聞いてやるものかと思っていたりする。
そう思って「自分」という殻をしっかり握りしめている間は、人間の「実相」はその「殻」によって蔽い晦まされて、出現しない。
自分の「実相」があらわれてないから、世界は狭く暗澹としている他はないのである。
この「殻」を打ち破らなければならない。
親に感謝するという、最高の命令を、断々固として実行に移す。
それは親から「不可能」と思われることを命じられる時でもよろしいし、親のふりあげる棒の下でもよろしい。
そのような“絶対絶命の境地“に於いて、無条件で合掌三昧の心境になり、父母の心にハイと一つに成り切るとき、
忽ち我の殻が破れ去って、光明燦然たる「実相」が輝き出し、一切の悪しき現象がことどとく拭い去られてしまうのである。
人生とはそういったものなのだ。
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