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「部室」板/3
1891
:
うのはな
:2012/12/11(火) 23:42:52 ID:3/RoJ/go
生きることに本来自由はない
「毎日の生活に自由がありません。もっと自由になるにはどうすればいいんでしょう?」
仕事も私生活でも窮屈でしかたがない、と嘆く人から、そんな質問をされることがあります。
生きているといろいろなしがらみが生まれます。
仕事の人間関係、家族との関係、友だちとの関係、そうしたさまざまな関係がうまくいかなくて、
そこから逃げ出したいという衝動を抱えている人は少なくないでしょう。
不自由さを感じるのは、人間関係のしがらみだけではありません。
仕事が忙しくて時間的な余裕がないこともまた、自由が感じられなくなる大きな理由になります。
このビジネス社会においては、スピードと効率が重視されます。
しかしスピーディに効率的に仕事をやったからといって、その分、時間が余ってのんびりするわけではありません。
仕事はひっきりなしに次から次へとやってきます。
それをこなしていかなくては、会社勤めはできないし、信頼を失ってたちまち仕事がなくなってしまうかもしれません。
「ああ、忙しい〜、こんな自由のない人生は嫌だ.....」そのうちそう思うようになってきます。
しかしながら、そもそも本当の自由なんて人にはないのです。なぜなら、この世のことはすべて因縁で成り立っているからです。
一つとして例外はありません。人生はたとえれば蝋燭の炎のようなものです。
蝋燭の炎は、炎だけで成り立つでしょうか。そんなことはありません。
炎が炎であり続けるためには、さまざまな因縁が支え続けなければいけないのです。
その意味で炎に自由はないのです。
社会のことをいつも批判的に見て意見を述べる人々がいます。その人たちは、「私は
特定の思想や主義、信念にとらわれない自由な立場から、何事も自由に考えています」と言います。
そこで試しに、「批判的に見ることをやめて、今度は肯定的に評価してみてください」と頼んだとしましょう。
ところが、それは見事にできないのです。その人の思考に、あるパターンがこびりついているのです。
ものごとを見る決まった角度ができてしまっているのです。思考にさえも自由がないのです。
中国に生まれ育った人は、中国社会に適した思考をします。アメリカ人は、アメリカの価値観にとらわれているのです。
アメリカ人の思想家に、「試した中国人のようにものごとを考えてみてください」と頼んでも無理です。
何にもとわわれない、何のバイアスも入らない、何の価値観も入れない、客観的な思考なんぞ人間にはできないのです。
ですから、人には「考える自由」さえもほんとうはないのです。
ブッダはすべての束縛から離れて、解脱に達することで、窮極的な自由に達するのだと教えます。
解脱に達した人にしか、当然、心の自由はありません。しかし、肉体についてはどうでしょうか?
肉体には自由はないのです。解脱に達した人も、社会の価値観に合わせて、体の維持管理をしなくてはいけないのです。
解脱者も病気になったら医者のお世話にならなくてはいけないのです。つまり一00パーセント完璧な自由は、生きている人間には
特ちえないのです。
自由がないと嘆いている人は、このように「本来、人は不自由な存在だ」と理解するしかないのです。
諦めましょう。
『小さな「悟り」を積み重ねる』アルボムッレ・スマナサーラ 著
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