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「部室」板/3

1689うのはな:2012/11/03(土) 17:19:47 ID:eHX072/g

 南米ブラジルのサンパウロで、元ホームレスの男性が路上生活者のための
移動図書館を始めた。ホームレスには縁遠い図書館を身近にし、読書を通じて
社会復帰のきっかけをつかんでほしいとの思いをこめる。

 現在はホームレスの権利向上や社会復帰のためのNGOを運営するロブソン・デメンドンサさん(60)。
自転車の荷台に設置したケースが彼の「図書館」だ。7月末から市内のホームレスが多い地区の巡回を始め、
数日で80冊以上を貸し出した。一般の図書館を利用するには身分証明書が必要だが、住所がないホームレスは
証明書を持てない。デメンドンサさんの図書館は、本を選んでノートに名前を書くだけだ。

 一般の人や図書館などから、1万冊以上の寄付を受けた。
「法律の本を読んで弁護士試験に受かったり、中央銀行に就職できたりしたホームレスもいる。
読書で人生が開ける」と話す。

 運営するNGOのウェブサイトに以前、ホームレスの作文コンテストの優勝者名を載せたら、家族から
連絡があり、路上生活から抜け出せた。本を借りた人の名前もサイトに載せ、家族の目に留まるのを待つ。
 ブラジル南部で牧場を経営していたが、レストランを開こうとサンパウロに出てきた13年前、バスターミナルで
3人組の男に脅迫され、一文無しになった。地元に戻ろうと役所に相談したが、ホームレスの宿舎に送られた。
ある日、ニュースで妻と2人の子供が交通事故で死んだのを知り、酒浸りになった。

 ホームレスのためのイベントで知り合った女性から「どうしたら路上から抜け出せる?」と尋ねられ、「1ヶ月分の家賃を
くれたら、二度と路上に戻らない」と答えたら、250レアル(約1万2500円)をくれた。
2004年に小さな部屋を借り、ホームレスの権利のための活動に本腰を入れて取り組むようになった。

 サンパウロでは毎年ホームレスが増え、現在2万人という。「彼らがこの暮らしから抜け出せるよう活動し続けたい」と話す。

   朝日新聞2011年19日付 朝刊        (サンパウロ 平山亜理)

 『心がポカポカするニュース』 日本新聞協会編


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