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「部室」板/3
1615
:
goro
:2012/10/10(水) 22:14:13 ID:Cc8Z7oOY
●共産中国の国家目標
革命後、中華人民共和国は、明確な国家目標をもって、国家建設を行ってきた。目標は、共産主義による世界の共産化か。
否。軍事評論家の平松茂雄氏は、「中華帝国の再興」であると指摘する。
毛沢東は昭和11年(1936)、アメリカの作家エドガー・スノーに「すべてわが国が失った領土を取り戻すのが目前の事業です」と語った。
毛沢東は、シナ史上最大の版図だった清朝最盛期の版図を、中国の持つべき領土だと考えた。
平松氏によると、それが「中共政権が建国当初に描いた中国の将来像」だった。中国の領土はアヘン戦争を契機として、
欧米、次いで日本に奪われたと考え、奪われたものを取り返そうという「失地回復主義」が、共産中国の膨張政策を支える思想の一つなのである。
失地回復の範囲には、台湾、朝鮮半島、ベトナム、カンボジア等が含まれている。驚くべきことに、沖縄、ビルマ、ブータン、ネパールなど、
アヘン戦争以後の歴史とは関係のない地域までが含まれている。
この中華帝国の再興、失地回復主義という思想は、共産主義本来の思想とは本質的に異なる。ソ連の共産主義とも異なる。
スターリンは、ソ連を中心とした世界の共産化をめざした。それは、帝政ロシアの膨張政策に似た傾向を持ってはいたが、
なお共産主義思想を発展させたものだった。 しかし、毛沢東の思想は、逆に中華思想的なナショナリズムに、
共産主義を取り入れたものという性格が強い。毛沢東をはじめ中国共産党の指導者達が、どれだけマルクス・エンゲルス・レーニンらの
理論を理解していたかは疑わしい。シナにおいて権力を奪取し列強に対抗するには、共産党の方法とソ連の指導・支援が有効と思われたから、
共産主義を学習・模倣しただけではないかと思われる。
●一貫して国家目標を追求
平松氏は、共産中国は「常に明確な国家目標を掲げ、それを達成するための国家戦略を持って、
国家の総力をあげて着実に目標を実現してきた国である」と言う。氏によると、中国の国家戦略は、
昭和24年(1949)、中華人民共和国が建設された初期の段階で、毛沢東が決定したものだ。その国家戦略は、
昭和33年から40年前半期(1958-1960)にかけて推進した大躍進、33年(1958)から推進された人民公社運動、
40年から51年(1965-1976)にかけての文化大革命等の中で、ぶれることなく、現在まで貫かれている。この指摘は重要である。
この間、粛清、内戦、餓死等により、6,500万人が共産主義の犠牲になったと推計される。毛沢東は、史上最悪の殺戮者である。
その犠牲者の数は、スターリンやヒトラーの比ではない。毛沢東の経済社会政策は、破壊と混乱を生み出すばかりだった。
人民公社にしても生産性が上がらず、1980年代からは生産請負制の導入で各農家に土地を貸与する方式に移行し、
昭和60年(1985)には解体が完了された。文化大革命は、失政によって権力基盤を失いかけた毛沢東の権力回復の闘争だった。
この過程で、社会は荒廃し、伝統・文化は徹底的に破壊された。
しかし、こうした破壊・混乱の繰り返しの中でも、中国共産党の国家目標は、ぶれることなく、追求されてきた。
それが、中華帝国の再興、失地の回復である、と平松氏は説く。私は、このような見方をすることによって、
現代中国のファシズム的な世界政策を深く理解することができると思う。
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