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「部室」板/3
1608
:
goro
:2012/10/10(水) 00:59:27 ID:Cc8Z7oOY
平成5年(1993)に国家主席となった江沢民のもと、愛国主義の政策が推し進められ、反日的な教育が徹底された。
その教育は、文化大革命の時代に毛沢東が、紅衛兵世代に行ったのと同じような、徹底的な統制の中での洗脳教育である。
軍拡は、こうした動きと並行して行われてきた。5年間で軍事費が倍増という猛烈さである。
単なる軍拡ではなく、国民の意識を排外的・好戦的にさせており、共産党の指導による国家全体のファッショ化と見ることができる。
急激な軍拡は、何が目的だろか。経済的に豊かになれば、中国は民主化し、国際協調路線を歩むようになるという期待があるが、
それは疑わしい。経済的に豊かになった国は、その富を守ろうとし、また資源の確保のために、軍事力を増大する。
地政学の権威、シカゴ大学政治学部教授のジョン・ミアシャイマーは、大意次のように主張する。
すべての大国、または列強と呼ばれる国々は、本質的に力を拡大する傾向を持っている。
ある程度の『パワー(人口力・軍事力・経済力の三位一体)』を得ると、必ず世界覇権国の地位を目指しはじめる。
なぜなら世界覇権を手に入れてしまえば、誰も逆らうものがいなくなってしまうからである。
ところがどの大国にとっても世界覇権を完全に達成することは不可能だから、せめて周辺国家を服従させて、
自国の安全保障を確実なものにしておきたいと考える。だから、大国は、機会があれば
他国よりもなるべく多くの力を得ようとして、攻撃的に振舞うようになる、と。
ミアシャイマーは、中国について、次のように予想する。中国が現在の経済の近代化を維持することに成功すれば、
世界で最も豊かな大国となり、その富を強力な軍隊を築くために使うだろう。そして、地域内のいかなる国も
中国に挑戦できないほどの軍事力を築き、日本や韓国、その他の国々を支配しようとする。アメリカのアジアへの干渉を許さなくなる。
中国は、アメリカが20世紀に直面したナチス・ドイツ、ソ連などの大国より、はるかに強大で危険な潜在覇権国になり、
北東アジアではアメリカよりも決定的に有利な状況を手に入れることになる、と。
潜在覇権国とは、ある地域ですべての大国を支配する可能性がある大国をいう。
(『諸君!』平成17年9月号、「20XX年―中国はアメリカと激突する」)
近未来小説『ショーダウン』は、副題を「なぜ中国は米国との戦争を欲するか」としている。
同書は中国の猛烈な軍拡が、やがては米国と対決するためのものだという前提に立って、
シミュレーションの形で予測されるシナリオを打ち出している。
『ショーダウン』の著者たちは、中国がアジアからやがては世界覇権を目指し、
米国と正面から対決する意思を固めている、と断じている。
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