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「部室」板/3

1604goro:2012/10/06(土) 21:10:10 ID:Cc8Z7oOY

 革命国家は、資本主義経済体制と社会主義経済体制の過渡期にある。
資本主義から社会主義への過渡期においては、資本主義への逆戻りがありうる。
社会主義国で資本主義的要素が多くなることは、社会主義建設の後退と考えられる。

 中国の場合、毛沢東の時代には、まがりなりにも社会主義経済体制をめざしていた。
しかし、毛の政策は、大躍進政策や文化大革命等、破壊と混乱を繰り返すばかりで、
ほとんど経済成長ができなかった。核の開発だけが突出して推進された。

 毛の死後、実権を握った訒小平は、走資派の頭目だった。走資派とは、資本主義に走る者という意である。
訒は「社会主義市場経済」という原理的には矛盾した政策を掲げ、資本主義的な近代化・産業化のコースに舵を切った。
政治的には共産党支配の正統性を保ちながら、経済的には外国資本の投資を呼び込んで経済成長をめざした。

 旧ソ連の革命は、新しい貴族階級「ノーメン・クラツーラ」を生み出した。中国の革命も、同様である。
権力を握る共産党官僚や人民解放軍幹部が富を獲得していくという国家に、中国は変貌している。

 もちろん現在も、政治思想は共産主義であり、マルクス=レーニン主義・毛沢東思想を掲げている。
しかし、共産主義の理想である私有財産制の否定、それによる貧富の格差の解消は、かなぐり捨てている。

 社会主義的全体主義が、私有財産制を認め、資本主義的要素を多く取り入れれば、資本主義的全体主義に近づく。
資本主義的全体主義をファシズムと言うならば、現在の中国は、共産主義がファシズムに変質しつつあると見られる。
とりわけ、対外戦略は、ナチス・ドイツに似た思想と行動を表している。

 現在の中国は、かつてのソ連以上に、もっとナチス・ドイツに似てきているのである。
「社会主義市場経済」という原理的に矛盾した言い方にならえば、このファシズム化しつつある共産主義を、
「ファシズム的共産主義」と呼ぶことが出来るだろう。ファシズムそのものではない。
マルクス=レーニン主義を掲げている以上、いかに変質してもなお共産主義である。


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