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「部室」板/3

1603goro:2012/10/06(土) 21:09:28 ID:Cc8Z7oOY

 ファシズムと共産主義は、全体主義という概念でとらえることができる。
フリードリッヒ・ブレゼンスキーの『全体主義的独裁と専制』によると、全体主義には、次のような特徴がある。

①首尾一貫した完成したイデオロギー(世界征服を目指す千年王国論)
②独裁者の指導による単一大衆政党
③物理的・心理的テロルの体系
④マスコミの独占
⑤武器の独占
⑥経済の集中管理と指導

 これらの特徴は、ナチス・ドイツにも旧ソ連にも当てはまる。
特にスターリン時代のソ連は、国家主義的・民族主義的傾向が強く、ナチス・ドイツとの共通点が多い。
違いは、ソ連はマルクス・エンゲルス・レーニン等の思想を掲げるが、ナチスは彼らの思想を敵視するところにある。
それを除くと、政治体制・統治方法・行動形式は、よく似ている。

 経済体制は、ソ連には私有財産制が存続し、共産党官僚が権力を利用して富を獲得し、新しい支配階級に成り代わった。
その正当化のために引き続きマルクス=レーニン主義を利用していた。世界の共産化という戦略も、
自国の利益追求のための膨張政策を、マルクス・レーニンの文言を切り貼りして粉飾していたようなものである。

 ともあれ、スターリン以後もソ連は、資本主義に対抗して、計画経済を行なっていた。
また、マルクス=レーニン主義による革命運動を世界に指令していた。共産主義のイデオロギーで、
自由主義と思想闘争を行なっていた。そういう外形は保っていた。だから、旧ソ連をファシズムとは呼ばない。

◆中国はナチス・ドイツに似てきている

 中華人民共和国は、もともとスターリン時代のソ連の指導と援助を受けて革命に成功し、また国家建設を進めた。
毛沢東は、シナのスターリンというべき独裁者だった。彼らをイワン雷帝と始皇帝に比せられよう。

 毛時代の中国は、ソ連ほど工業化が進んでおらず、社会主義体制というより、
アジア・アフリカ・ラテンアメリカにおける軍事政権による開発独裁に近い体制だった。
開発独裁は、政府主導の近代化・産業化であり、資本主義化の道と社会主義化の道を選択しうる。


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