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「部室」板/3
1552
:
goro
:2012/09/22(土) 23:18:02 ID:Cc8Z7oOY
(4)教育勅語が示す道
徳とは、道を踏み行うことによって身に得るものである。教育勅語は、第3段にて「斯の道は
実に我が皇祖皇宗の遺訓にして 子孫臣民の倶(とも)に遵守すべき所 之を古今に通じて謬らず
之を中外に施して悖らず」と述べる。教育勅語における道とは、どのような道なのだろうか。
シナの儒教では、道とは「先王の道」であった。神話・伝説に伝えられた三皇五帝が天意に基づいて行なった道である。
天の道に基づく人の道である。その道を踏んだ先王の行いが受け継ぐべき伝統であり、回復すべき理想だった。
わが国でこれに相当するものは、なんだろうか。「皇祖皇宗の遺訓」の源には、何があるのだろうか。
私は、源は神話に伝わる神勅にさかのぼると思われる。
日本神話の物語の一つに、天孫降臨の話がある。
そこで、天照大神は、孫のニニギノミコトを日本に派遣される時に、次のような言葉を与えたとされる。
「豊葦原の千五百秋の瑞穂国は、是れ吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべく地(くに)なり。
宜しく爾(いまし)皇孫(すめみま)就(ゆ)いて治(しら)せ、行矣(さきくませ)。
宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさんこと、まさに天壌(あめつち)とともに窮りなかるべし」
天壌無窮の神勅と呼ばれるものである。ここで日本は、稲穂が豊かに稔る国だと表現され、
皇室の祖先は、この国で末永く繁栄するように、天から遣わされてきたとされている。
教育勅語における「皇祖皇宗の遺訓」とは、この神勅を源として、代々の天皇に受け継がれてきた教訓と考えられる。
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