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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

897うのはな:2012/12/22(土) 19:44:48 ID:WMqYQDyc
若い頃には、親から受ける恩のありがたみを、なかなか気づけないものです。
自分のことで精いっぱいで、そこまで考える心のゆとりが持てないのかもしれません。
 しかしある程度の年齢になって、ゆとりある心でものを考えられるようになると、
しみじみと親のありがたみがわかってきます。

「親から色々なことで助けてもらった。応援してもらった。今の自分があるのは、親のおかげだ。
本当にありがたい」という気持ちが芽生えてきます。
 そして「恩返しのつもりで、これからは親を大切にしていこう。親に喜んでもらえることをたくさんしてあげよう」
という気持ちが出てきます。

 しかし、せっかく親に恩返しをしたいと思うようになった時には、親はもう天国へ逝ってしまっているという場合も多いようです。
ことわざにも、「親孝行したいときには、親はなし」というものがあります。
「親が生きている間には、親のありがたみや、親の苦労に気づかない。それに気づいて親孝行したいと思う頃には、親は既に亡くなっている。
『親が生きている間に親孝行しておけばよかった』と後悔する人も多い」という意味を表しています。

 しかし本書で、私は「『親が生きている間に、親孝行しておけばよかった』と後悔した時から、新しい親孝行が始まる」という趣旨を述べたいと考えています。
つまり天国にいる親へ孝行する方法です。
「そんなことができるのか」と思う人もいるかもそれませんが、天国の親を喜ばせる方法はたくさんあると思います。
その中から39の方法について、本書にまとめました。大切な点が二つあります。
一つには、天国にいる親のことを、いつも心に置いておくこと。忘れないでいること。
そして折々に親の人生を思い出してあげることです。

 それだけでも、天国の親は大いに喜んでくれるでしょう。
もう一つは、親が天国から、この世で生きている我が子の姿を見て、「あの子も立派になったものだ。
誠実で、まじめで、人から感謝される生き方をしている。これで私も安心だ」と感じてくれるような生き方を、
自分自身がすることです。

 親にとっては、我が子が幸せになり、立派に生きてくれることが、何よりも喜ばしいことになのです。
生前の親の人生をたどっていくうちに、人は、自分自身がこれからどう生きていくべきか、色々考えさせられます。
親の人生と照らし合わせる形で、自分の人生と向かい合うのです。そのような機会を得られるのも、「天国の親に孝行する」
良い点です。今、私たちが天国の親にしていることは、せいぜい墓参りぐらいでしょう。

しかし、その他にも、親のことを思い出す色々な方法を試してみることによって、
天国の親への孝行ができるのです。

『天国の親が喜ぶ39の習慣』 植西 聡 著


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