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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

602うのはな:2012/07/19(木) 13:00:26 ID:gTn97m6I
人間の心の中には、本来、素晴らしい文章が刻み込まれ、素晴らしい音楽が
奏でられている。ところが、その文章も音楽も日の目を見ないでいる。
 仕事で成功をおさめたければ、いっさいの誘惑をはねのけ、自分の中の素晴らしい文章、
素晴らしい音楽を生かすべきである。

 インドに古くから伝わる民話を紹介しましょう。
昔、神様がある男に音楽家としての才能を授け、この世に送り出したことがありました。
ところが、男はなかなかそのことに気づこうとはしませんでした。大工の仕事をやったかと思えば、
市場で野菜売りをするなど、職を転々としていたため、貧乏暮らしから抜け出せないでいたのです。
 そんなあるとき、男の親友が結婚することになり、男は親友のために歌を作り、それを結婚式で歌いました。
その途端、拍手喝采を浴び、男は親友からこう言われたのです。
「キミは音楽家としての才能がある。どうしてもっと早く、そのことに気づかなかったのだ。
才能を生かしていれば、今ごろは豊かな暮らしが送れていたであろうに。さあ、今からでも遅くはない。音楽家の道を
志したまえ」

 私たち人間は、神様からそれぞれ特有の才能を授けられて、この世に生まれてきました。
仕事がうまくいくかいかないかは、その才能が生かせるかどうかにかかっています。
そのことにいち早く気づき、自己特有の才能を生かす天職に就くことが、仕事で成功をおさめるための
大きなポイントになるのです。

『菜根譚のことば』 集英社 刊


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