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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

542うのはな:2012/06/23(土) 15:15:09 ID:gTn97m6I
541つづき

 そういう飛行機だから、尾翼に、大きな日の丸がついている。ぼくは共同通信
政治部の記者時代に、首相同行取材のために何度もこの政府専用機に乗り、いつも
タラップで尾翼を見やって「なんて巨大な日の丸だろう」と思った。
その日の丸の飛行機が平壌に着陸し、そしてまた離陸していく、この光景を、拉致されたひとびとの
うち連れ帰ってもらえない何人かが、見ていたらしい。
これは、あまりにむごい、隠された事実である。
警察庁・外事情報部など日本の複数の捜査機関の公表していない調べによる。
拉致被害者がどこで見たのか。それは、はっきりしていないが、空港内や空港の近くで見た可能性すらあるという。
突然、北朝鮮に拉致されてから二十年、三十年を経て、ついに日の丸を見たのだ。
「これで帰れる」と、きっと信じただろう。

 しかし二〇〇二年十月には、「不正な工作活動をあまり知らず、日本に帰国しても証言できないから大丈夫」と
北朝鮮が判断した五人だけを乗せて、飛び去り、二〇〇四年5月には、取り残された拉致被害者を横田めぐみさんを
はじめだれも助けないまま、先の五人の子供たちだけを乗せて飛び立ってしまった。

 その遠ざかる尾翼の日の丸を見つめながら「日本は国民を見捨てる悲しい国になっている」と、
拉致被害者のかたがたは知ったのではないだろうか。祖国はきっと助けに来てくれると信じていた
拉致被害者ほど、どんなにか、失望しただろうか。

 『ぼくらの祖国』 青山繁晴 著


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