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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

2711志恩:2015/10/04(日) 18:49:06 ID:6hRUvSRg
曹洞宗の御経で学んだ曹洞宗の門徒のお方の話   ネットより

《カルマの分割払い(三時)と 肉体 と 魂の御先祖霊》

今回、私は曹洞宗の門徒として曹洞宗の御経に触れていまして、
日本神道では解らなかった一面に触れました。その一つに【三時】がありました。

その【三時】で調べると解りませんでした。これは「三時」ではなくて、【三時業】のことでした。
三時業とは、
①順現業-現世において受ける業(カルマ)。曹洞宗では順現報受(じゅんげんほうじゅ)。

②順生業-次の生で受ける業。曹洞宗では順次生受(じゅんじしょうじゅ)。

③順後業-三回目以降の生において受ける業。曹洞宗では順後次受(じゅんごじじゅ)。

すなわち、私達が過去世で犯した罪による業(カルマ)は、今生において支払う分。次の世において支払う分。
そして、三回目以降に支払う分があるということなのです。つまり一時で全部は返せないので、三回の生を持って支払うローンのような話なのです。

この三回は定まっているので「定業」と呼び、他に報いを受ける時期が定まっていないものを「順不定業」と言っているわけです。

これを見ると、明らかに仏教は「輪廻転生」を説いているにも関わらず、仏教は輪廻転生を説いていないと主張する方が多かった事実に対して、
完全に仏教が形骸化しているとしか考えられません。

曹洞宗の「修証義」においては、「仏祖の道を修習するには、その最初よりこの三時の業報の理をならいあきらむなり」とあります。
まず、仏の教えを知るには、最初にこの三時業(カルマの支払い)のことをよく知っておきなさいです。

次ぎに「修正儀」は説きます。解り易く意訳しますと「しかあらざれば多く誤りて邪見に堕ちるなり。
ただ邪見に堕ちるのみに非ず悪道に堕ちて、長時の苦を受けます」。このことを知っていないと、誤った見知にはまってしまいますよと言うことなのです。

しかし、私達日本人はほとんど仏教徒ですが、こうした話は聞いていなかったがほとんどでしょう。私も今回知ったほどなのです。
つまり、僧侶達も檀家信徒に面と向かって三時を説いていないのです。

仏教では、今は末法期でお釈迦様の説かれた教えも形ばかりで形骸化し、正法が知られていないということも「三時業」を考えれば、そうしたことが言えます。
一部に、自分は仏教で悟りを得た聖者のような顔をして説かれる方がありますが、変ですね。こうした三時の話を聞いたことがありません。
でも、その人を聖者の様に拝する人は後を絶ちません。

仏教の「三時業」の教えを見れば、
この【業による因果】とは、何も自分が過去世において犯した罪だけが「応報(目には目・歯には歯)」として現れるのではないのです。

自分が生まれた家系が背負っている【業による因果】が存在してきます。そこに因果解消の【菩薩道】も存在してきます。これが意外と知られておりません。
為に誤った因果応報を言われる方がありまして、時にはそれが世間に悶着を起こすことがあります。

例えば、自分が被差別部落に生まれた時、お前は前世で人を差別したからだと言う意見があります。必ずしもそうではないのです。
そうした差別社会を無くそうとして、そうした家系に降りて来られる魂もあるのです。自分が身をもって差別される苦しみを知らないと、差別と戦えないからです。

被差別部落とはいわれの無い話です。古代において戦いに負けた者達が勝てば官軍・負ければ賊軍であまり人が住まない川原とか山奥の僻地に追いやられた出来事で有り、
個々の犯罪とは何の関係も無いのです。魂的に見ると、そうした歴史的なことも学ばないで差別する方の魂とは劣っているのです。何事も学べば自分が誤っていたと解る話です。


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