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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

266うのはな:2012/04/17(火) 23:17:04 ID:xDfLpmx.
263 つづき

 文明も矢の如く直線的に進めば、やがて失速します。しかし、円のように繰り返しの
システムをもつ文明は、永遠に滅びることはありません。ドイツの化学者、ユストゥス・フォン・リービッヒは
日本の水田耕作を「土地を永久に保つ無類の農法」と称えました。その生活を日本人は、神話の時代から伝えてきたのです。

 神官の日々の祭、年毎の祭、二十年に一度の式年遷宮も、神への祈りと感謝をこめて繰り返されてきました。
神宮では、お供えされる食物はもとより箸や土器に至るまで自給、水源確保のために山を整備、遷宮用材とするために植樹も行なわれています。
環境と衣食住の生活文化を両立させる神宮の祭には、文明のモデルとなりうる智恵とシステムがあるのです。

 これまでが、そうであったように、古くて新しい神宮は、永遠のワンダーランドとして人々に何かを感じさせ、何を祈り、何を成すべきかを問い
つづけていくことでしょう。

『伊勢神宮の智慧』 河合真如 著


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