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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

2398トキ:2014/09/01(月) 19:18:09 ID:vK1CuS12
 老勧学にすれば、門跡は法統の唯一人であり、教学の象徴で、その象徴が雑行によ
って病が癒えたということになれば親鸞・蓮如以来の法義が崩れざるをえない。門跡
は死ぬべきであった。自裁して先祖にわび、世間に対しては病死として加持祈祷の効果
を否定しなければならないのである。

 まるで講釈のような話だが、江戸期という、他の時代にくらべてきわだって特異な
道徳的気分や拘束をもった社会ではどうもゆきつくところが似たようになる。口碑で
は老勧学が白木の三方に短刀をのせてすすみ出るのである。御覚悟はよろしゅうござ
いますか、とのみ言うと、門跡は涼やかな人間だったとみえ、心得ている、とうなず
き、勧学を退らせたあと頸動脈を切って死ぬのである。老勧学もあとを追った。ただ
しかれは餓死した。四十余日、ものを食べなかったといわれる。

(同書、238から239Pより引用)


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