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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

2250うのはな:2014/07/15(火) 21:49:55 ID:q9DyyYSM
    気弱で行動力が乏しい人は、ほめて鍛える

 幕末の思想家吉田松陰は教育者としても並々ならぬ才能を持っていたようです。
松陰が開いた松下村塾からは、久坂玄瑞、高杉晋作といった明治維新の英雄、伊藤博文、山縣有朋
といった明治政府の傑物が輩出されました。

 この松陰という人も、人を「ほめ育てる」ことに秀でていたそうです。
こんなエピソードがあります。松下村塾に伊藤利助が入塾してきます。利助は後に博文と名を変え、明治政府の
初代内閣総理大臣にまで出世しますが、若い頃は何をやるにも気弱で、大成する人物にはとうてい思われていませんでした。
しかし松陰は、「おまえには将来性がある。きっと大物になる」と、ほめ続け、俊輔という名まで与えたといいます。

 松陰は、利助青年の将来を見通していたわけではありません。内心では、「どうかなあ?」と首を傾げていたでしょう。
それでも、ほめました。ほめられてこそ人は育つという信念があったのだと思います。その信念によって松陰は傑出した教育者になれたのではないでしょうか。

 ここでは、《ピグマリオン効果》について述べます。人には、期待されればされるほど、期待された通りの成果を出すという心理的効果を指す言葉です。
実験は、アメリカの小学校で行われました。子供たちに学習能力予測テストと名づけた知能テストが実施されました。
 そのテスト結果によって、「今後数か月で成績が伸びる可能性を持つ」子供たちを選ぼうというものですが、実際には、実験者はテストの成績に関係なく、クラスの中から無作為に
何人かの子供たちを選びました。一方、そのクラスの授業を受け持つ教師たちにも、事実を隠したまま、「このクラスのAさん、Bさん・・などは成績が伸びる可能性を持つ子供たちだ」と
説明しました。

 さて数か月後、驚くことに、そのクラスに集められた生徒たちは成績を向上させたのです。実験者はその理由を、教師が期待をこめて子供に接し、また子供自身も自分が期待されているのを意識して
意欲をかき立てた結果と説明しました。そこから、期待がもたらす成果を「ピグマリオン効果」と名づけたのです。
ちなみに「ピグマリオン」とは、ギリシャ神話から取られた名前です。ギリシャ沖のキプロス島にピグマリオンという、彫刻が得意な王様がいました。
あるとき、ピグマリオンは自分が彫り上げた女性像に恋してしまい、天上の神様に「この女性像を私の妻にしたいから、どうか生きた人間に変えてくれ」と祈り続けました。その祈りの熱心さに神様は感銘し、
願いを叶えてやります。つまり、「念ずれば通ず」が実現されたのです。

 教師でも親でも指導的役割を担う人は「成績を伸ばしてほしい」という期待をこめて祈り念ずれば、期待通りの結果になる このような現象を「ピグマリオン効果」という用語でいい表したかったのでしょう。

  『人と人とは「ほめ言葉」がすべて』 渋谷昌三 著


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