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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

1528 a hope:2014/02/17(月) 11:26:05 ID:cEpBaIdo
毎日、毎日、私の所に来て生長の家の話を聞いていた小出さんには、やっぱり生長の家の教えが入っていました。

「ばあ、そんなことはもうない。たった今から前のことは全部過去なんだ。過去はもう過ぎてしまったんだ。だから、過去の事で過ぎてしまった事のために、みんなが不幸せになるなんて、馬鹿なことをしないようにしよう。
おらは全部忘れた。財産というものは、無理して貯めたものでなければ、決して消えるものではないと教えられたから、家中が仲良うなれば、必要なものはおのずからあたえられる。それが財産だと教えてもろて来たから、おらは、おまえを許しに来たんだ。おれと別れて十八年も十九年も経って、又戻ってきた。それは、おれを生んだ親だけが親ではなくて、親という座に坐った人が、全部親であると思う行(ぎょう)のために、おまえが与えられたんだと教えられた。何にも気兼ねしないで、おまえがおれに頼みたいことがあれば言ってくれ、出来ることであれば、何でもしてやるでなあ、ばあ」

小出さんがそう言ったというんですよ。そうしたら、おばばは「かか、ありがとう、ありがとう」って言った。

「ばあ、病気なんかねえんだよ。痛みは全部心の痛みや。おれとおまえと本当に話し合うた今、どこに痛みがあるか。痛みがあるとすれば、おまえがまだ、おれから許されない気になっているんだ。おまえが一人で痛みを握っているんだよ。おらはおまえをきれいに許した。きれいに許したんだよ、ばあ。
考えて見れば、心臓だって、肺だっておれは動かした覚えものうても、ひとりで如来様のお蔭で動いてる。そうだというのに、そういう如来様の子供達がみんなで住んでいながらも、如来様の心に背いて、恨んだり憎んだりしたんでは申し訳がないんだ。おれはおまえをなでてくれるで、そうするとおまえはもう全部、心の痛みは消えるからの」

そういって、小出さんは、「ばあは、神の子でございます。ありがとうございます」と唱えながら、リューマチでうずくまっている母親をさすったのです。

その時、小出さんの何年かの悔しい思いが、全部涙となって溶けて行ったのでした。

小出さんは涙を流しながら「神様のお蔭です。ありがとうございます。ばあも神の子、おれも神の子、ありがとうございます」と唱えながら、おばばの体をなでていると、おばばが、「ああ、楽になった。楽になった。ありがたかったで、かかありがたかったで」って言うんです。
(つづく)


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