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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2
1108
:
女神の部屋
:2013/06/19(水) 13:27:12 ID:xYKfPlIY
天象地象をおまつりする 多賀宮、風宮、土宮(別宮)にて
外宮の御正宮の前にある御池を渡ると、左手に「風宮」、右手に「土宮」があり、中央の階段を
上った一番高いところに「多賀宮」があります。
多賀宮は、豊受大神の荒御魂をおまつりしているところ。
天照大神の荒御魂をおまつりしてある「荒祭宮」と同じように、「多賀宮」が外宮の「第一別宮」とされています。
そしてこれも「荒祭宮」と同じように、鳥居がありません。豊受大神と一体であるからなのでしょう。
豊受大神が鎮座された同じときに造られ、高い場所に鎮座されているため、かつては「高宮」とも呼ばれていたと言います。
風宮は、内宮の「風日祈宮」と同様、風と雨を司る「級長津彦命」と「級長長戸辺命」がおまつりされています。
本来は、「雨風の災害がなく、順調に稲が実ること」」を祈願するための場所ですが、1281年(弘安4年)の元寇の際の神風により、
内宮の「風日祈宮」と同様、別宮に昇格しました。それ以来、「国難の際には神様の御加護によって国が護られる」という信仰が加わったと言います。
神宮では、「風」は象徴的なものとして扱うことが多いと聞きます。
たしかに、私が外宮の御正宮に参拝したとき、人がいなくなったほんの束の間、突然風が吹き、こちら側と奥を仕切っていた御幌(みとばり)が風あおられて
フワリと浮かび上がりました。その瞬間、向こう側の奥の様子が少しだけ垣間見えた......まるで、神様が「ここにいるよ」と知らせてくださったように感じました。
風宮の反対側に「土宮」があります。
ここにおまつりされているのは、大土乃御祖神であり、大治3年(1128年)に、神宮の西を流れる「宮川」の堤防の守護神として、別宮に昇格したと言います。
その昔、宮川の流れは地域住民にとって関心の高いものでした。治水技術が発達していなかった当時は氾濫にによる被害が多く、外宮としても、宮川が氾濫すれば
祭事に支障をきたすため、土の神様を大切に扱ったと言います。
そして、土は私たちの命の源である稲を育て、森も神社も私たちの住居も、土が土台となっています。
神様は天上の世界だけではなく、私たちのすぐそこにあることを感じる......八百万の神様となるのも納得です。
鎮守の森から始まり、風も土も、すべての自然物を尊いものとしておまつりしているのです。
天象地象がすべての恵みの基本であり、人はそのなかで生かされている、ということを思い出します。
『あなたの感じる伊勢神宮』 浅見帆帆子 著
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