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「霊界光明化研究部」板

1トキ:2011/11/30(水) 20:07:18 ID:xeAUliPY
「今の教え」と「本流復活」を考える・「霊界光明化研究部」 板 です。

*生長の家の運動や組織、あるいは「本流復活」運動についての話題は、このスレッドでお願いします。

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 上記に関連する話題なら、狭く解釈しないで、広く受け付けます。また
どの立場の人の投稿も歓迎しますが、基本的に生長の家の教義と谷口雅春先生の説かれた教え
を支持、共鳴する人のためにサイトです。生長の家の信仰と谷口雅春先生へのご批判をされる内容
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*「工作員」も歓迎します。同時に、特定の人を「工作員」などと議論をする事はしないで下さい。
*教団援護派、本流復活派、中間派、分裂肯定派など、どなたも歓迎します。また、相手の存在そのものを否定するような内容
 の反論はしないで下さい。
*議論が感情的になった場合は、管理人がストップをかけます。その時は、協力をお願いします。
*その他、ご不明の点は、管理人である「トキ」まだお尋ね下さい。

 原則として、身元がわかるような内容の自己紹介は避けたほうが無難です。

身元をかくすため、多少の作為(年齢を少しごまかす、住まいを変える)は、悪意がない限り、問題とはしません。

どの立場でも、(教団援護派、学ぶ会など)歓迎しますから、それは明らかにしても大丈夫です。

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 その他、御不明の点は、お気軽にお尋ね下さい。

管理人「トキ」 敬白

827SAKURA:2014/12/21(日) 21:07:58 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
826>>投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その1−
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著
   (序代)
――――――――――――――――――――――――――――――――

■本物語は謂わば家庭的に行われたる霊界通信の一にして、そこに
は些の誇張も夾雑物もないものである。が、其の性質上記の如きと
ころより、之を發表せんとするに當りては、亡弟も可なり愼重な態
度を採り。霊告による祠の所在地、並に其修行場等を實地に踏査す
る等、いよいよ其架空的にあらざることを確めるたる後、始めて之
を雑誌に掲載せるものである。

 霊界通信なるものは、純眞なる媒者の犠牲的行為によってのみ信
を措くに足るものが得らるるのであって、媒者が家庭的であるか否
かには、大なる関係がなさそうである。否、家庭的なものの方が寧
ろ不純物の夾雑する憂なく、却って委曲を尽し得べしとさえ考えら
るるのである。

 それは兎に角として、また内容価値の如何も之を別として、亡弟
が心を籠めて遺せる一産物たるには相違ないのである。今や製本成
り、紀念として之を座右に謹呈するに当り、この由来の一端を記す
こと爾り。

   昭和十二年三月
                  浅野正恭

         ❤〜SAKURA

828SAKURA:2014/12/21(日) 21:09:42 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その2−
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
             ( 序 )

■ 霊界通信――即ち霊媒の口を通じ或は手を通じて霊界居住者か現界の
我々に寄せる通信、例を挙ぐればGerldine CumminsのBeyond Human
Personalityは所謂「自動書記」の所産である。

此書中に含まるる論文は故フレデリク・マイヤーズーー詩人として令名
があるが、特に心霊化科学に多大の努力貢献をした人――が
霊界よりカムミンスの手を仮りて書いたものと信ずるを旨をオリバ・ロ
ッヂ卿、ローレンス・チョンス卿が証言した。
(昨年十二月十八日の、、The Two Words 所謂)

 カムミンスの他の自動書記は是迄四五種ある。
其文体は各々相違して居る。又彼の自筆小説があるが、
是は全く右数種の自動書記と相違している。

心霊科学に何等の実験がなく、潜在意識の所産などなど説く懐疑者の
謎を醒ますに足ると思う。

 小桜姫物語は解説によれば鎌倉時代の一女性がT夫人の口を借り
数年に亘って話たるものを浅野和三郎先生が筆記したのである。
但し『T夫人の意識は奥の方に微かに残っている』から
私の愚見に因れば多少のFiction或はあり得ぬとは保障し難い。

 しかしこれらを斟酌しても本書は日本に於いては破天荒の著書である。

是を完成し終わった後、先生は二月一日突然発病し僅々三十五時間で逝いた。
二十年余亘り、斯学における最大の偉勲者であることは曰う迄もない。

 私は昨年三月二十二日、先生と先生の令兄浅野正恭中将と岡田熊次郎
氏とにお伴して駿河台の主婦の友社来賓室に於て九條武子夫人と語る
霊界の座談会に列した。主婦の友五月号に其の筆記が載せられた。

 日本でこの方面の研究は日がまだ浅い、この研究に従事した福来友吉
博士が無知の東京帝大理学部の排斥により同大学を追われたのは二十余
年前である。
英国理学の大家、エレクトロン首先研究者、クルクス管の発明者、
ローヤル・ソサィティ会長の故クルックス、ソルボン大学教授リシエ博士
(ノーベル勲章受章者)、
同じくローヤル・ソサィティ会長オリバ・ロッジ卿……
これら諸大家の足許にも及ばぬ者が掛かる偉大な先進の努力と研究との
あるを全く知らず、先入が主となるので、井底の蛙の如き
陋見から心霊現象を或は無視し或は冷笑するのは気の毒千万である。

浅野先生が二十余年に亘る研究の結果の数種の著述心霊講座、神霊主義
と共に本書は日本に於ける斯学にとりて重大な貢献である。

               仙台に於いて
                        土井晩翠
  
         < つづく >

829SAKURA:2014/12/23(火) 20:38:09 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その3−
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著

■解説
     ―― 本書を繙かるる人達の為にーー
                浅野和三郎
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 本篇を集成したるものは私でありますが、私自身をその著者というの
は当らない。私はただ入神中のT女の口から発せられる言葉を側で筆録
し、そして後で整理したというに過ぎません。

 それなら本編は寧ろT女の創作かというに、これも亦事実に当てはまっ
ていない。入神中のT女の意識は奥の方に僅かに残ってはいるが、それ
は全然受身の状態に置かれ、そして彼女とは全然別個の存在――小桜姫
と名告る他の人格が彼女の体躯を司配して、任意に口を動かし、又任意
に物を視せるのであります。従ってこの物語の第一の責任者はむしろ右
の小桜姫かも知れないのであります。

 つまるところ、本書は小桜姫が通信社、T女が受信者、そして私が
筆録者、総計三人がかりで出来上がった、一種特異の作品、所謂霊界通
信なのであります。

現在欧米の出版界には、斯う言った作品が無数に現われて居りますが、
本邦では、翻訳書以外にはあまり類例がありません。

 T女に斯うした能力が初めて起ったのは、実に大正五年の春の事で、
数えて見ればモー二十年の昔になります。最初彼女に起った現象は主と
して霊視で、それは殆んど申分なきまでに的確明瞭、よく顕幽を突破し、
又遠近を突破しました。超えて昭和四年の春に至り、彼女は或る一つの
動機から霊視の他に更に霊言現象を起すことになり、本人とは異った他
の人格がその口頭機関を占領して自由自在に言語を発するようになりました。

『これで漸くトーキーができ上がった……』私達はそんな事を言って
歓んだものであります。
『小桜姫の通信』はそれから以後の産物であります。

 それにしても右の所謂『小桜姫』とは何人か?
本文をお読みになれば判る通り、この女性こそは相州三浦新井城主の
嫡男荒次朗義光の奥方として相当世に知られている人なのであります。
その頃三浦一族は小田原の北条氏と確執をつづけていましたが、
武運拙く、籠城三年の後、荒次郎をはじめ一族の殆んど全部が城を枕に
打死を遂げたことはあまりにも名高き史的事績であります。

その際小桜姫がいかなる行動に出たかは、歴史や口碑の上ではあまり明
らかでないが、彼女自身の通信によれば、落城後間もなく病にかかり、
油壷の南岸、浜磯の仮寓でさびしく帰幽したらしいのであります。

それかあらぬか、同地の神明社内には現に小桜神社(通称若宮様)とい
う小社が遺って居り、今尚お里人の尊崇の標的になって居ります。

                  つづく
󾬕〜SAKURA

830SAKURA:2014/12/23(火) 20:39:31 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>829 投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その3 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著

解説
     ―― 本書を繙かるる人達の為にーー № 2
                浅野和三郎

 次に当然問題になるのは小桜姫とT女との関係でありますが、小
桜姫の告ぐる所によれば彼女はT女の守護霊、言わばその指導者で、
両者の間柄は切っても切れぬ、堅き因縁の覊絆で縛られているとい
うのであります。それに就きては本邦並に欧米の名ある霊媒により
て調査をすすめた結果、ド―も事実として之を肯定しなければならな
いようであります。

 尚面白いのは、T女の父が、海軍将校であった為めに、はしなく
も彼女の出生地がその守護霊と関係深き三浦半島の一角、横須賀で
あったことであります。

更に彼女はその生涯の最も重要なる時期、十七歳から三十三歳まで
を三浦半島で暮らし、四百年前彼女の守護霊が親める山河に自分も
親しんだのでありました。

これは単なる偶然か、それとも幽冥の世界からのとりなしか、神な
らぬ身には容易に判断し得る限りではありません。

 最後に一言して置きたいのは筆録の責任者としての私の態度であ
ります。

小桜姫の通信は昭和四年春から現在に至るまで足掛八年に跨がりて
現われ、その分量は相当沢山で、すでに数冊のノートを埋めて居り
ます。

又その内容も古今に亘り、顕幽に跨り、又或る部分は一般的、又或
る部分は個人的と言った具合に、随分まちまちに入り乱れて居ります。

従ってその全部を公開することは到底不可能で、私としては、ただ
その中から、心霊的に観て参考になりそうな個所だけを、成るべく
秩序を立てて拾い出して見たに過ぎません。で、材料の取捨選択の
責は当然私が引受けなければなりませんが、しかし、通信の内容は
全然原文のままで、私意を加へて歪曲せしめたような個所はただの
一箇所もありません。

その点は特に御留意を願いたいと存じます。
(十一、十、五)
                   次の項目につづく
  ❤〜SAKURA

831トキ管理人さんへ:2014/12/27(土) 18:42:33 ID:wjnsZzPA
9671 :るん吉:2014/12/27(土) 14:56:24 ID:p..UGkhAわたし、来週の月曜日までです。仕事。トキさんとか、訊けサンは?

で、月曜日、めちゃめちゃ掃除をするつもりです。いつもうちの会社はゴミが多くて、

帰りにゴミを入れるところに(朝、こんなに多くを掃除の方にさせるのは申し訳ないので)

入れて帰るんだけど、そこが案外めちゃくちゃ散乱してるん。それを私はいつも掃除することにしてますねん。

なんでか?「うのはなさんに容赦なく嘘を追及するから」ですね・・それが自分でも

いやで、罪悪みたいな感情。でもかっときて言ってしまう。その代わりに、黙って誰も知られずに掃除して、相殺してるつもりなんですね。

とはいえ、自分の勝手な自己満足でしかないから、ときさんには迷惑かけっぱなしやし。私もアク禁にしてください。

この人の嘘が続いたら、自分はまた出てくるし。お願い致します。

832SAKURA:2014/12/27(土) 19:53:57 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>829>>830 投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その4−
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著
  ―― 【  一、 その生立  】 ――  № 1
――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 修業も未熟、思慮も足りない一人の、昔の女性がおこがましくも
ここにまかり出る幕でないことはよく存じて居りますが、斯うも再
々お呼び出しに預かり是非くわしい通信をと、つづけざまにお催促
を受けましては、ツイその熱心にほだされて、無下におことわりも
できなくなって了ったのでございます。それに又神さまからも『折
角であるから通信したがよい』との思召でございますので、今回い
よいよ思い切ってお言葉に従うことにいたしました。私としてはせ
いぜい古い記憶を辿り、自分の知っていること、又自分の感じたま
ま、作らず、飾らず、素直に申述べることにいたします。それがい
ささかなりとも、現世の方々の研究の資料ともなればと念じて居り
ます。何卒あまり過分の期待(のぞみ)をかけず、お心安くおきき
取りくださいますように……。

 ただ私として、前以てここに一つお断りして置きたいことがござ
います。それは私の現世生活の模様をあまり根掘り葉掘りお訊ねに
ならぬことでございます。私にはそれが何よりつらく、今更何の取
得もなき、昔の身上などを露ほども物語りたくございませぬ。こち
らの世界へ引移ってからの私どもの第一の修行は、成るべく早く醜
い地上の執着から離れ、成るべく速かに役に立たぬ現世の記憶から
遠ざかることでございます。私どもはこれでもいろいろと工夫の結
果、やっとそれができて参ったのでございます。で、私どもに向っ
て身上噺をせいと仰ッしゃるのは、言わば辛うじて治りかけた心の
古疵を再び抉り出すような、随分惨たらしい仕打なのでございます。
幽明の交通を試みらるる人達は常にこの事を念頭に置いて戴きとう
存じます。そんな訳で、私の通信は、主に私がこちらの世界へ引移
ってからの経験……つまり幽界の生活、修行、見聞、感想と言った
ような事柄に力を入れて見たいのでございます。又それがこの道に
たずさわる方々の私に期待されるところかと存じます。むろん精神
を統一して凝乎と深く考え込めば、どんな昔の事柄でもはっきり想
い出すことができないではありませせぬ。しかもその当時の光景ま
でがそっくりそのまま形態(かたち)を造ってありありと眼の前に
浮び出てまいります。つまり私どもの境涯には殆んど過去、現在、
未来の差別はないのでございまして。……でも無理にそんな真似を
して、足利時代の絵巻物をくりひろげてお目にかけて見たところで、
大した価値(ねうち)はございますまい。現在の私としては到底そ
んな気分にはなりかねるのでございます。

 と申しまして、私が今いきなり死んでからの物語を始めたのでは、
何やらあまり唐突……現世(このよ)と来世(あのよ)との連絡(つながり)
が少しも判らないので、取りつくしまがないように思われる方があ
ろうかと感ぜられますので、甚だ不本意ながら、私の現世の経歴の
ホンの荒筋丈をかいつまんで申上げることに致しましょう。乗りか
けた船とやら、これも現世と通信を試みる者の免れ難き運命――
業かも知れませぬ……。

 私は――実は相州荒井の城主三浦道寸の息、荒次郎義光と申す者
の妻だったものにございます。現世の呼名は小桜姫――時代は足利
時代の末期――今からやく四百余年の昔でございます。もちろんこ
ちらの世界には昼夜の区別も、歳月(つきひ)のけじめもありませ
ぬから、私はただ神さまから伺って、成るほどそうかと思う丈のこ
とに過ぎませぬ。四百年といえば現世では相当長い星霜(つきひ)
でございますが、不思議なものでこちらではさほどにも感じませぬ。
多分それは凝乎(じつ)と精神(こころ)を鎮めて、無我の状態を
つづけて居る期間(あいだ)が多い故(せい)でございましょう。

             つづく
❤〜SAKURA

833SAKURA:2014/12/27(土) 19:55:07 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>829>>830>>832投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その4 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著
  ―― 【  一、 その生立  】 ――  № 2

――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 私の生家(さと)でございますか――生家は鎌倉にありました。
父の名は大江廣信――代々鎌倉の幕府に仕へた家柄で、父も矢張り
そこにつとめて居りました。母の名は袈裟代(けさよ)、これは加
納家から嫁いでまいりました。両親の間には男の児はなく、たった
一粒種の女の児があったのみで、それが私なのでございます。従っ
て私は小供の時は随分大切に育てらました。別に美しい程でもあり
ませぬが、体躯(からだ)は先ず大柄な方で、それに至って健康(たっしゃ)
でございましたから、私の処女(むすめ)時代は、全く苦労知らずの、
丁度春の小禽(ことり)そのまま、楽しいのんびりした空気に浸っ
ていたのでございます。私の幼い時分には祖父も祖母もまだ存命で、
それはそれは眼にも入れたいほど私を寵愛してくれました。好い日
和の折などには私はよく二三の腰元どもに傅れて、長谷の大仏、江
の島の弁天などにお詣りしたものでございます。寄せてはかえす七
里ヶ浜の浪打際の貝拾いも私の何より好きな遊びの一つでございま
した。その時分の鎌倉は武家の住居(やしき)の建ち並んだ、物静
かな、そして何やら無骨な市街(まち)で、商家と言っても、品物
は皆奥深く仕舞込んでありました。そうそう私はツイ近頃不図した
機会(おり)に、こちらの世界から一度鎌倉を覗いて見ましたが、
赤瓦や青瓦で葺いた小さな家屋のぎっしり建て込んだ、あのけばけ
ばしさには、つくづく呆れて了いました。

『あれが私の生れた同じ鎌倉かしら……。』
私はひとりそう」つぶやいたような次第で……。

 その頃の生活状態をもっと物語れと仰っしゃいますか――致方が
ございませぬ、お喋りの序に、少しばかり想ひ出して見ることにい
たしましょう。もちろん、順序などは少しも立って居りませぬから何
卒(どうぞ)そのおつもりで……。

               次の項目につづきます。
❤〜SAKURA

834SAKURA:2015/01/02(金) 20:42:16 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>829>>830>>832>>833投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その5 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著 (転載編)
  ―― 【 二、 その頃の生活  】 ――  № 1
――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 先ずその頃の私達の受けた教育(しつけ)につきて申上げてみ
ましょうか――時代が時代ゆえ、教育はもう至って簡単なもので、
学問は読書(よみかき)習字(てならい)、又歌道一(かどうひ)と
通り、すべて家庭で修めました。武芸は主に薙刀の稽古、母がよく
薙刀を使いましたので、私も小供の自分からそれを仕込まれました。

その頃は女でも武芸一と通り稽古したものでございます。処女(むすめ)
時代に受けた私の教育というのは大体そんなもので、馬術は後に
三浦家へ嫁入りしてから習いました。

最初は私は馬に乗るのが厭でございましたが、良人から『女子でも
それ位の事は要る』と言われ、それから教えてもらいました。
実地に行って見ると馬は至って穏和しいいもので、私は大ヘん乗馬
が好きになりました。

乗馬袴を穿いて、すっかり服装がかわり、白鉢巻をするのです。
主に城内の馬場で稽古したのですが、後に乗馬で鎌倉へ実家帰り(さとがえり)
をしたこともございます。従者も男子のみでは困りますので、一人
の腰元にも乗馬の稽古を致せました。その頃ちょっと外出するにも、
少くとも四五人の従者(とも)は必ずついたもので……。

 今度はその時分の物見遊山のお話なりといたしましょうか。物見
遊山と申してもそれは至って単純なもので、普通はお花見、汐干狩、
神社仏閣詣で……そんな事は只今と大した相違もないでしょうが、
ただ当時の男子にとりて何よりの娯楽(たのしみ)は猪狩り兎狩り
等の遊びでございました。何れも手に手に弓矢を携え、馬に跨って、
大ヘんな騒ぎで出掛けたものでございます。父は武人ではないので
すが、それでも山狩りが何より道楽なのでした。まして筋骨の逞し
い、武家育ちの私の良人などは、三度の食事を一度にしても位の
熱心さでございました。

『明日は大楠山の巻狩りじゃ』などと布達(おふれ)が出ると、
乗馬の手入れ、兵糧(へいろう)の準備、狩子の勢揃い、まるで
戦争(いくさ)のような大騒ぎでございました。

 そうそう風流な、優さしい遊びも少しはありました。
それは主として能狂言、猿楽などで、家来達の中にそれぞれの道
の巧者なのが居りまして、私達も時々見物したものでございます。
けれども自分でそれをやった覚えはございませぬ。

京とは異って東国は大体武張った遊び事が流行ったものでございま
すから・……。

                  つづく
  ❤〜SAKURA

835SAKURA:2015/01/02(金) 20:44:19 ID:???
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こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>829>>830>>832>>833>>834投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その5 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著 (転載編)
  ―― 【 二、 その頃の生活  】 ――  № 2
―――――――――――――――――――――――――――――――――

■衣服調度類でございますか――
鎌倉にもそうした品物を売り捌く商人(あきうど)の店があるにはあ
りましたが、さきほども申した通り、別に人目を引くように、品物を
店頭に陳列するような事はあまりないようでございました。

呉服物なども、良い品物は皆特別に織らせたもので、機織がなかなか
盛んでございました。尤もごく高価の品は鎌倉では間に合わず、矢張
りはるばる京に誂えたように記憶して居ります。

 それから食物……これは只今の世の中よりずっと簡単なように見受
けられます。こちらの世界へきてからの私達は全然飲食をいたしませ
ぬので、従ってこまかいことは判りませぬが、ただ私の守護している
この女(T夫人)の平生の様子から考えて見ますと、今の世の調理法
が大ヘん手数がかかるものであることはうすうす想像されるのでご
ざいます。

あの大そう甘い、白い粉……砂糖とやら申すものは、もちろん私達の
時代にはなかったもので、その頃のお菓子というのは、主に米の粉を
固めた打菓子でございました。
それでも 薄っすりと舌に甘く感じたように覚えて居ります。

又物の調味には、あの甘草(かんぞう)という薬草の粉末(こな)を
少し加えましたが、ただそれは上流(うえ)の人達の調理に限られ、
一般に使用するものではなかったように記憶して居ります。

むろん酒もございました……濁っておりませぬが、しかしそう透明
(すきとお)ったものでもなかったように覚えて居ります。

それから飲料として桜の花漬、それを湯呑みに入れて白湯をさして客
などにすすめました。

 斯う言ったお話は、あまりつまらな過ぎますので、何卒これ位で
切り上げさせて戴きましょう。

私のようなあの世の住人が食物や衣類などにつきて遠い遠い昔の思い
出語りをいたすのは何やらお門違いをしているようで、何分に興味が
乗らないで困ってしまいます……。

             次の項目につづく
❤〜SAKURA

836通行人:2015/01/03(土) 01:17:33 ID:hwIrs8eE
こういう話を見つけました
特攻隊関係の話です

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1247088212

837SAKURA:2015/01/22(木) 20:00:11 ID:???
「トキ様」へ 「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……  ローマ字(大文字)のSAKURAで〜〜す。
>>826>>827>>828>>829>>830>>832>>833>>834>>835>>投稿の続きです…。

■―― 霊界通信 ――■  −その6 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著 (転載編)
  ―― 【 三、 輿入れ 】 ――  № 1
―――――――――――――――――――――――――――――――――

■ やがて私の娘時代にも終りを告ぐべき時節がまいりました。

女の一生の大事はいうまでもなく結婚でございまして、それが幸不幸、
運不幸の大きな岐路(わかれみち)となるのでございますが、私とて
もその型から外れる訳にはまいりませんでした。

私の三浦へ嫁ぎましたのは丁度二十歳の春で山桜が真盛りの時分でご
ざいました。それから荒井城内の十幾年の武家生活……随分楽しかっ
た思い出の種子もないではございませぬが、なにを申してもその頃は
殺伐な空気の漲った戦国時代、北条某とやら申す老獪い(ずるい)
成上り者から戦闘(たたかい)を挑まれ、幾度かのはげしい合戦の挙
句の果が、あの三年越しの長の籠城、とうとう武運拙く三浦の一族は、
良人をはじめとして殆んど全部城を枕に打死して了いました。

その時分の不安、焦燥、無念、痛心……今でこそすっかり精神(こころ)
の平静を取り戻し、別にくやしいとも、悲しいとも思わなくなりましたが、
当時の私どもの胸には正に修羅の業火が炎々と燃えて居りました。恥ずか
しながら 私は一時は神様も怨みました……人を呪いもいたしました……
何卒その頃の物語り丈は差控えさせて戴きます……。

 大江家の一人娘が何故他家(よそ)へ嫁いだか、
と仰せでございますか……あなたの誘い出しのお上手なのにはほんに
困って了います……。

ではホンの話の筋道だけつけて了うことに致しましょう。
現世の人間としては矢張り現世の話に興味を有たるるか存じませぬが、
私どもの境涯からは、そう言った地上の事柄はもう別に面白くも、
おかしくも何ともないのでございます……。

 私が三浦家への嫁入りにつきましては別に深い仔細はございませぬ。
良人は私の父が見込んだのでございます。
『たのもしい人物じゃ。あれより外にそちが良人と冊くべきものはない……』
ただそれっきり事柄で、私はおとなしく父の仰せに服従したまででご
ざいます。

現代の人達から頭脳が古いと思われるか存じませぬが、古いにも、新
しいにも、それがその時代の女の道だったのでございます。そして
父のつもりでは、私達夫婦の間に男児が生れたら、その一人を大江家
の相続者に貰い受ける下心だったらしいのでございます。

               (2)つづく
❤〜SAKURA

838SAKURA:2015/01/22(木) 20:01:21 ID:???
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■―― 霊界通信 ――■  −その7 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著 (転載編)
  ―― 【 三、 輿入れ 】 ――  № 2
―――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 見合いでございますか……それは矢張り見合いもいたしました。
良人の方から実家(さと)へ訪ねてまいったように記憶して居ります。
今も昔も同じこと、私は両親から召(よ)ばれて挨拶に出たのでござ
います。その頃良人はまだ若うございました。たしか二十五歳、横縦
揃った、筋骨の逞しい大柄の男子で、色は余り白い方ではありません。

目鼻立尋常、髭はなく、どちらかといえば面長で、目尻の釣った、き
りっとした容貌(かおだち)の人でした。
ナニ歴史に八十人力の荒武者と記してある……ホホホホ良人はそんな
怪物(ばけもの)ではございません。
弓馬の道に身を入れる、武張った人ではございましたが、八十人力な
どというのは嘘でございます。気立ても存外優しかった人で……。

 身合の時の良人の服装でございますか――服装はたしか狩衣に袴を
穿いて、お定まりの大小二腰、そして手には中啓を持って居りました……。

 婚礼の式のことは、それは何卒おききくださらないで……格別変わ
ったこともございません。調度類は前以て先方へ送り届けて置いて、
後から駕籠にのせられて、大きな行列を作って乗り込んだまでの話で……
式はもちろん夜分に挙げたのでございます。

すべては皆夢のようで、今更その当時を想い出して見たところで何の
興味も起りません。こちらの世界へ引越して了へば、めいめい向きが
異って、ただ自分の歩むべき途を一心不乱に歩む丈、従って親子も、
兄弟も、夫婦も、こちらではめったにつきあいをしているものでは
ございません。あなた方もいずれはこちらの世界へ引移って来られる
でしょうが、その時になれば私どもの現在も心持がだんだんお判りに
なります。

『そんな時代もあったかナ……。』遠い遠い現世の出来事などは、ただ
一片の幻影と化して了います。現世の話は大概これで宜しいでしょう。
早くこちらの世界の物語りに移りたいと思いますが……。

 ナニ私が死ぬる前後の事情を物語れと仰っしゃるか……。
それではごく手短にそれだけ申上げることに致しましょう。
今度こそ、いよいよそれっきりでおしまいでございます……。

             次の項目につづく
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839SAKURA:2015/01/22(木) 20:04:00 ID:???
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■―― 霊界通信 ――■  −その8 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著 (転載編)
   ―― 【 四、 落城から死  】 ――  № 1 
―――――――――――――――――――――――――――――――――

■足掛三年に跨る籠城……月に幾度となく繰り返される夜打、朝駆、
矢合わせ、切り合い……どっと起る喊の声、空を焦す狼火(のろし)
……そして最後に武運いよいよ尽きてのあの落城……四百年後の今日
思い出してみる丈でも気が滅入るように感じます。

 戦闘が始まってから、女子供はむろん皆城内から出されて居りました。
私の隠れていた所は油壺の狭い入江を隔てた南岸の森の蔭、そこにホン
の形ばかりの仮屋を建てて、一族の安否を気づかないながら侘びずま
いをして居りました。只今私が祀られているあの小桜神社の所在地――
少し地形は異いましたが、大体あの辺りだったのでございます。

私はそこで対岸のお城に最後の火の手の挙るのを眺めたのでございます。

『お城もとうとう落ちてしまった……最早良人もこの世の人ではない……
憎ッくき敵……女ながらもこの怨みは……』

 その時の一念は深く深く私の胸に喰い込んで、現世に生きている時
はもとよりのこと、死んでから後も容易に私の魂から離れなかったの
でございます。

私がどうやらその後人並みの修行ができて神心が湧いてまいりました
のは、偏に神様のおさしと、それから私の為めに和やかな思念(おもい)
を送ってくだされた、親しい人達の祈願の賜(たまもの)なのでございます。

さもなければ私などはまだなかなか救われる女性ではなかったかも
知れませぬ……。

 兎に角にも、落城後の私は女ながらも再挙を図るつもりで、僅かば
かりの忠義の従者に護られて、あちこちに身を潜めて居りました。

領地内の人民も大ヘん私に対して親切にかばってくれました。――が、
何か申しましても女の細腕、力と頼む一族郎党の数もよくよく残り少
なになって了ったのを見ましては、再挙の計劃(けいかく)の到底無茶
であることが次第次第に判ってまいりました。

積もる苦労、重なる失望、ひしひしと骨身にしみる寂しさ……
私の躯はだんだん衰弱してまいりました。

 幾月か過す中に、敵の監視もだんだん薄らぎましたので、私は三崎
の港から遠くもない、諸磯と申す漁村の方に出てまいりましたが、モ−
その頃の私には世の中が何やら味気なく感じられて仕ょうがなにのでした。

 実家の両親は大ヘんに私の身の上を案じてくれまして、しのびやか
に私の仮宅を訪れ、鎌倉へ帰れとすすめてくださるのでした。
『良人もなければ家もなく、又跡をつぐべき子供とてもない、
よくよく独り身、兎も角鎌倉へ戻って、心静かに余生を送るのがよいと
思うが……。』いろいろ言葉を尽してすすめられたのでありますが、
私としては今更親元へもどる気持にはド―あってもなれないのでした。
私はきっぱり断りました。――

               ( 2 )つづく
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840SAKURA:2015/01/22(木) 20:05:13 ID:???
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■―― 霊界通信 ――■  −その9 −
「小桜姫物語」 浅野和三郎 著 (転載編)
   ―― 【 四、 落城から死  】 ――  № 2 
―――――――――――――――――――――――――――――――――

■『思召はまことに有難うございまするが、一たん三浦家へ嫁ぎました
身であれば、再びこの地を離れたくは思いませぬ。私はどこまでも
三崎に留まり、亡き良人をはじめ、一族の後を弔いたいのでござい
ます……。』

 私の決心飽まで固いのを見て、両親も無下に帰家をすすめることも
できず、そのまま空しく引き取って了われました。そして間もなく、
私の住宅として、海から二三丁引込んだ、小高い丘に、土塀をめぐら
した、ささやかな隠宅を建ててくださいました。私はそこで忠実な家
来や腰元を相手に余生を送り、そしてそこでさびしくこの世の気息(いき)
を引き取ったのでございます。

 落城後それが何年になるかと仰ッしゃるか――それは漸く一年余り
私が三十四歳の時でございました。まことに短命な、つまらない一生
涯でありました。

 でも、今から考えれば、私にはこれでも生前から幾らか霊覚のよう
なものが恵まれていたらしいのでございます。落城後間もなく、城跡
の一部に三浦一族の墓が築かれましたので、私は自分の住居からちょ
いちょい墓参(ぼさん)をいたしましたが、墓の前で眼を瞑って居り
ますと、良人の姿がいつもありありと眼に現われるのでございます。

当時の私は別に深く考えず、墓に詣れば誰にも見えるものであろう位
に思っていました。私が三浦の土地を離れる気がしなかったのも、つ
まりこの事があった為めでございました。

当時の私に取りましては、死んだ良人に逢うのがこの世に於ける、
殆んど唯一の慰安、殆んど唯一の希望だったのでございます。
『何としても爰から離れたくない……』私は一図にそう思い込んで居
りました。私は別に婦道が何(ど)うの、義理が斯うのと言って、六ヶしい
理屈から割り出して、三浦に踏みとどまった訳でも何でもございませぬ。
ただそうしたいからそうしたまでの話に過ぎなかったのでございます。

 でも、私が死ぬるまで三浦家の墳墓の治を離れなかったという事は、
その領地の人民の心によほど深い感動を与えたようでございました。

「小桜姫は貞女の亀鑑(かがみ)である」などと、申しまして、私の
死後に祠堂(やしろ)を立て神に祀ってくれました。
それが現今(いま)も残っている、あの小桜神社でございます。

でも右申上げたとおり、私は別に貞女の亀鑑でも何でもございませぬ。
私はただどこまでも自分の勝手を通した、一本気の女性だったに過ぎ
ないのでございます。

      次の項目につづく
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841トキ:2015/07/16(木) 16:33:37 ID:FWrC0t5k
 少し前に占いの大先生と会いました。別に占ったもらうために会ったのではなくて、
現在、相談にのっている人が「ぜひ、会って欲しい」というので、お会いした次第です。
経過を書くことは相談者のプライバシーの関係から問題がありますので、省略しますが、
相手の方が私の事を気に入ってくださり、長時間話しました。

 その方は、名前は伏せますが、ある霊能者の先生の弟子に当たる方です。ちなみに、その
霊能者の方をネットで調べると、結構、有名な方みたいです。相談を希望する人が沢山
おられるのですが、順番待ちでなかなか会えないとも聞きました。占いの大先生は、その
霊能者の先生に命を救われてから弟子入りをしたということです。

 それはさておき、話していたら、参考になる内容もありました。その方も人助けをいろ
いろとされているみたいですが、経済的なバックボーンがないと人助けはできない、とい
うこと。それと矛盾するみたいですが、道から外れず、世のため人のために尽くしていると
お金はあとから付いてくる、ということ。

 あと、感じたのは、「三正行」の大切さです。霊的な修行をしている人は、一目見て、
こちらのことがわかりますので、行をしている、していないは見透かされます。

 私は、やはり谷口雅春先生の教えのほうが気に入っていますが、世の中にはいろいろ
な方がおられるのだな、とも感じた次第です。

842島津綾子:2015/07/25(土) 13:41:55 ID:DNC253oY
1994 :うのはな:2013/01/09(水) 15:37:42 ID:JsVayk8A
 減給処分間近のトキ様へ

 数々の男性信徒部屋からシャットアウトされ、部室版が出来たら落ち着くだろうと思います
という部室版それ以外の版でもマンガや冷やかしや多数のあらし行為をし、
 盗作ブログへのリンクはりやしつこい勧誘を繰り返してきた背教部外者が
部室版4ができるから、おめでとう、なんて上から目線で話してましたが、
 こんなものが重版になるたびに「おめでとうございます」なんていわなくてならないものでしょうか?

 盗作ブログでも別版ができたとき、うのはなさんおめでとうございますだとか
ごちゃごちゃしゃべってましたが、彼が占領した別版などでまとめて雑談して、
こっちに出入りできないようにすることはできないのでしょうか。

1995 :異論あり!!:2013/01/09(水) 16:14:48 ID:???総裁用語がいそがしブログ管理人はうのはなさん
みたな人が
相手するほどじゃ
ないと思うんです。

もめているんですね。(笑
総裁擁護は??
ご自分で言ってましたが頭がオカシイんで??

843トキ:2015/11/26(木) 17:11:04 ID:zfXIf4FA
https://www.youtube.com/watch?v=DJvuSusRVn8

【不思議な話】毎晩夢に出てくる宇宙人から聞いた宇宙や人間の真実の話…【アンビリバボー】

*面白い話だったので、興味半分でどうぞ。

844トキ:2016/01/08(金) 22:05:24 ID:ZVhYO7a2
 どこかで「蜘蛛の糸」の話がでていたので、芥川龍之介の話をします。

 『「星座」になった人 芥川龍之介次男・多加志の青春』という本があります。芥川龍之介の次男で、
才能を期待されながら、ビルマで戦死した芥川龍之介の次男について書かれた本です。

 芥川龍之介が自殺したのは有名ですが、彼の義兄など、周囲で自殺や変死を遂げた人が多いのも
事実です。

 『「星座」になった人 芥川龍之介次男・多加志の青春』によれば、芥川龍之介の家では、ある
決まった時間に、決まった場所で、誰もいないのに、ガタガタと物音がすることが長く続いたみ
たいです。

 ところが、芥川龍之介の次男・多加志がビルマで戦死して以来、その物音が途絶え、それ以後、
芥川龍之介の家系で変死をする人がいなくなったと言います。

 家系の問題は大きいですね。

845多田大成:2016/01/09(土) 03:28:10 ID:DrB6JwpA
牧原あゆ ニーハイコレクション
早くブルーレイにしてもらいたい

846トキ ◆NeaLgIQX3w:2016/03/30(水) 19:09:19 ID:iKd7HeqI
 二・二六事件の青年将校の精神的な指導者だった北一輝。彼は日蓮宗の熱狂的な信者だったが、
妻女を霊媒にして「霊告」なるものを得ており、その「霊告」により政治指導を行っていたと言わ
れます。当時、青年将校であったが、北一輝に批判的だった常岡瀧雄氏に言わせると、「霊告」
なるものに騙すほうもおかしいが、騙されるほうもどうだか、と酷評していますし、後で見ると
この「霊告」はことごとく外れていたと言っています。

 関係者によると、一日、関西以西在住の青年将校が集合し、大阪湾に船を出し話し合いの末、北一輝
とは関わり合いを避けると決議をしたみたいですが、関東在住の青年将校はこの北一輝にかなりのめり込
でいたみたいです。北一輝のあだ名は「魔王」と言いますが、それだけの強い波動が出ていたのは確かみ
たいです。つまり、二・二六事件の青年将校は、北一輝の理論よりも、その波動に影響を受けたという
印象があります。

 二・二六事件が大東亜戦争の遠因となったと言われますし、私もそう考えます。この二・二六事件の
青年将校に対して北一輝が与えた影響を考えると、この「霊告」の存在はかなり大きいと思われます。

 ただ、北一輝については、少し距離を置いていた人からの評判は必ずしもよいものではありません。
三井財閥から生活費をもらい、その代償として情報を与えていたとか、革命ブローカーなどと言われて
いたとも言われます。事件の直前には、広島在住の青年将校が北一輝を治安維持法違反で検察に告発
しています。叛乱を意図しているというものだったそうです。

 心霊的に考えると、「霊告」を北一輝に与えた、ある種の指導霊が存在したのは確かでしょう。
ここから先は書きませんが、「霊告」を北一輝に与えた霊には、ある意図があったとは思われます。

 余談ですが。

 何人かの心霊者が話していましたが、二・二六事件で処刑された人々の霊魂は、現在でも成仏をして
おらず、強い怨霊となっていると言われます。

 また、大東亜戦争で日本が崩壊後、占領軍により制定された日本国憲法ですが、北一輝の著作
「日本改造法案」との類似性を指摘する研究者もいます。

 閑話休題。

847志恩:2016/03/31(木) 06:20:26 ID:6hRUvSRg
846:トキ様
トキ様ー

>>二・二六事件の青年将校の精神的な指導者だった北一輝。彼は日蓮宗の熱狂的な信者だったが、
妻女を霊媒にして「霊告」なるものを得ており、その「霊告」により政治指導を行っていたと言わ
れます。当時、青年将校であったが、北一輝に批判的だった常岡瀧雄氏に言わせると、「霊告」
なるものに騙すほうもおかしいが、騙されるほうもどうだか、と酷評していますし、後で見ると
この「霊告」はことごとく外れていたと言っています。略<<
_________________
トキ様

北一輝は、シャーマンだったのですね。
[霊告]とは、ある霊から、ある人間に、テレパシーというカタチで通信が、送られてくる事で、
そのメッセージを送ってくる霊が、高級霊か、低級霊か を見分けるのは
送られてきたメッセージを実行した場合、人々を、幸せに導く事ができれば、いい霊からの霊界通信(霊告)。

人々が不幸になれば、悪い霊からの霊告だったということになります。果実を見て、樹の良し悪しを
知れ、とは、よく言われることです。低級霊ほど、私はイエスキリストよりも釈迦よりも、上の位の霊であるぞ、
といってくるそうです。そして、世界中の人間の中から、特別に、お前を選んだのだとも、言ってくるそうです。
なので、自分が、特別な霊から選ばれし者という自負心が生まれて、人間どもよ,,俺様が真理だぞ、俺が言うことが
世界で一番正しいのだ、というふうに、高慢ちきな人間になってしまい、人々を、不幸へ不幸へと陥らすような
言動をするようになってしまうそうです。

そういえば、雅宣総裁の代弁者の初心者さんが、そのような通信が来ていると、以前、述べておられましたね。
大丈夫なのでしょうか。
___________________
「魔王と呼ばれた男、北一輝」藤巻一保著

ブックレビューより
●魔王」の正体がようやく見えてきた

『霊告日記』に示された、降霊術(と仮に理解する)を行って
いたという側面についての解明は、ほとんどなされてこなかった。

『霊告日記』の行方が長らくわからなかったことや、近代合理主義に立脚した研究スタイルでは、
どうしても扱いにくいことが、そうした偏りの原因なのであろう。

ただ、二・二六事件に至るまでの十年程度、降霊術を繰り返しているという事実を考えると、
こうした側面にアプローチせずに、北一輝を完全に解明することはできない。

その意味で、藤巻の試みは、「魔王」の正体に近づくための非常に重要なものなのである。

 北一輝がなぜ「魔王」と言われるのか。それは、合理主義と非合理主義が同じぐらい強力に同居している
複雑さに由来するのであろう。

強力な合理主義を持つ者は、たいていは福沢諭吉のように迷信を疑ったり、中江兆民のように無神論に
至ることが少なくない。

ところが、北一輝の場合は、合理主義的思考を持つにもかかわらず、霊の存在をまじめに.降霊術は本物であ
ると信じていた。

他方で、非合理主義が 合理主義を 圧迫することもなく、合理主義的な思考は 最後まで生き続けていた
(二・二六事件の尋問調書を見よ)。

こうした思考は、近代社会では 非常に特異であり、我々一般人には なかなか理解しがたいものがある。
藤巻の試みによって、ようやく そのことが 明らかになったのではないか。.


霊能者にありがちな、霊界と現界がごちゃ混ぜなところを北一輝もあったんだと、本書でわかった。
「生霊が尋ねてきた」というコメントを、理解できない社会学者とのコメントの対比が面白い。


●いわゆる彼は神憑りである。
そしてその理論はブルジョワデモクラシーにもソ連を我が祖国などという社会主義にも飽き足らない
貧困層出身軍人をひきつけ2.26事件クーデターの引き金ともなった。

彼は 法華経信奉者で 霊験記もある シャーマン。

そして 辛亥革命に飛び込んで アジア開放に命をかけた。そして 日本ファシズムを 集大成させた。
彼を極めるという事は国家主義を極めるという事である。(続く)

848志恩:2016/03/31(木) 06:26:45 ID:6hRUvSRg
「魔王と呼ばれた男、北一輝」藤巻一保著 

カスタマーレビューつづき、(アマゾンコム)

●北一輝の宗教的なカリスマ性に光をあたた画期的な評伝

北一輝は 複雑な人間です。恐喝家であり、革命家であり、政治的アジテーターであり、宗教家でもある。

そのうち 宗教的なカリスマ性の世界を、学者は皆、す通りして来ました。理解できないからです。

非合理性と合理性のはざま、北一輝自らの言葉を借りるなら「理外の理」の世界に著者は専門的な知識から
挑戦しています。北研究では初めてのことです。画期的な評伝です。

霊告日記に 現われた世界を「くだらない」と一言で片づけることもできます。
例えば北一輝の勝れた評伝の著者である渡辺京二はその立場です。

同時代人でも 大川周明は「魔王」と呼び、真崎甚三郎は「魔物」と遠ざけました。
この本の著者のスタンスは かなり非合理主義的です。

オカルトへの深い造詣がある専門家の知識が 随所に生かされています。
その特色は 松本健一「評伝北一輝」や「霊告日記の解説」と比べてみるとよくわかります。

松本が 霊告を北の「合理的な創造物」と把握しているのに対し、藤巻一保はさらに突き進んで
非合理性に光を当てようとしています。

一例を挙げるなら「血盟団事件」で三井の大番頭、團琢磨が日本橋で暗殺される数日前に、

北宅の二階仏間に、警視庁に追われ逃亡中であるはずの井上日召が 現われるシーンの 解釈など
ゾクゾクっと来ること請け合いです。

850トキ ◆NeaLgIQX3w:2016/03/31(木) 20:19:52 ID:QojHxI42
志恩 様

 北一輝の霊的な面は、無視されてきたのですね。

 確かに、歴史家としての側面から考えると、霊の存在を前提に議論はできないかもしれないし、
心霊学的な側面から考えるそ、恐喝をするような人に降りる霊は危ない霊である可能性が高いで
すから、関わり合いを避けたのかもしれません。

 しかし、北一輝が日本の歴史に残した影響を考えると、そろそろ霊的な面でも研究が行われても
よいような気がします。

851志恩:2016/04/01(金) 01:09:54 ID:6hRUvSRg
トキ様

 北一輝の
 魔王と呼ばれていた霊的な面のことは、トキ様に教えていただいて、初めて知りました。
 日蓮宗の熱心な信者だったことも初めて知りました。

 彼の信じていたという日蓮宗のことも、調べてみたのですが、創価学会も、ここから、分かれて出来ていますし、
 あまりにも ややこしくて、調べるのは、途中でやめました。

 私のところは、亡き夫の生家も、私の実家も、浄土真宗ですが、日蓮宗とは同じ
 お釈迦様の教えでも、考え方が、微妙に違うのでした。

 今後、北一輝の霊的な面の研究は、される必要があると、私も思いますが、
 霊関係は、確かに、危ない面もありますから、今まで 触れるのは避けていたのかもしれませんね。

 二・二六事件の青年将校は、北一輝の理論よりも、その 波動 に影響を受けたという
 が明らかにされましたが。波動というところが、霊的なことでありまして、曲者です。

852志恩:2016/04/01(金) 20:56:00 ID:6hRUvSRg
トキ様

以前に、トキ様が、浅野和三郎著「新樹の通信」と、「小桜姫物語」をご紹介下さいましたので
私は、購入して、興味ふかく読ませていただきましたが、
先ほど、アマゾンコムを検索しましたら、浅野和三郎さんの次の著書が出版されてました。
在庫が4冊とあり、買おうかどうか、私は、今のところは、値段が高いので
迷っている段階です。一応、おしらせしますけれど。

5400円は、高いので、買わなくても、いいと思いますけれど。(中古本も同じ値段でした。)

576ページもあるし。
___________________________


「読みやすい現代語訳 心霊講座 」 単行本 – 2014/6/28
浅野 和三郎 (著), 黒木 昭征 (翻訳)

単行本
¥ 5,400

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内容紹介

“和製スピリチュアリズムの父"
浅野和三郎の集大成、待望の現代語訳

明治~大正~昭和初期にわたって日本のスピリチュアリズム研究の第一人者として活躍してきた著者が、
国内外の心霊現象を研究した成果を一般の読者向けにまとめた一冊(初版 昭和3年刊行)。
遺族の協力を経て、ついに現代語訳を初刊行。
国内の司法の場で心霊現象が唯一実証されたことで大きな話題を呼んだ伝説的霊媒「長南 年惠物語」も採録。

『小桜姫と新樹の物語』の現代文訳で定評のある黒木昭征氏が『心霊講座』
の現代文訳に取り組まれました。

そして、その中には付録として「日本の心霊事情」と「長南年惠物語」が追加編集されましたので、
より完全本に近くなりました。

また、現代文訳とは云え、できるだけ原文に近い形で、しかも難読な文字にはルビが振られましたので、
大変読みやすくなりました。

私は、本書が若い世代を含めた、広い年代の方々に永く読み継がれることを願っています」
浅野修一(心霊科学研究会継承)

忌憚なく私の所信を申し上げますと、日本の言論界は、心霊科学上では既に決定しきっている事柄を、
あたかもそれが未定の事柄であるかのように取り扱い、つまらない暇つぶしをしている点が少なくありません。

これを食い止めて、日本人の思想を正しいレールの上に滑らかに走らせるようにするのは我々心霊研究者の
大いなる責務の一つと考えられます。

私の講述は、なるべく平明通俗、常に常識の域を離れないよう心掛けます。

(本文より引用)    続く

853志恩:2016/04/01(金) 21:28:56 ID:6hRUvSRg
続き

「読みやすい現代語訳 心霊講座 」 単行本 – 2014/6/28
 浅野 和三郎 (著), 黒木 昭征 (翻訳)


出版社からのコメント
本書「序」より

最近までの七、八十年間に、東洋と西洋にまたがって続出した無数の心霊事実の中から、
いちばん正確味に富み、またいちばん有意義と思われるものを選出して適宜に分類し、
そしてできるだけ公平な態度で、それらの活きた事実が何事を我々に教えるかを、
突っ込んで探求してみたいというのが、私の本書を執筆した目的なのです。

私としては、これでも十数年来取り扱ってきた問題ですから、最初は多少の自信を以って
仕事にかかりましたが、いざ筆を執ってみると案外私の平生の準備が不足であったことが
分かりまして、新たに参考資料を集めたり、新たに調査のやり直しをしたり、遂にまるまる
二年間をこの仕事に捧げてしまいました。

私が本書の最後の一ページを書き上げたのは本年の一月でしたが、その時は
「やれやれ重荷を降ろした」という気がしました。

むろん欲を言ったら際限のない話で、私が本講座に付け加えたいと思う材料はまだ他に
たくさんあります。しかし現在の日本国として何より痛切に必要を感じるのは、
心霊問題に関する基礎的な知識の普及で、それにはできるだけ簡単明瞭に要領が得られる
参考書が望ましいのは言うまでもありません。

そうした考慮の結果出来上がったのが本書でありまして、私としては現在の境遇に於いての
最善を尽くしたつもりであります。

こんなつまらぬ著述でも、万に一つでも、日本国の思想界、言論界、宗教界等の間に横たわる
大きな弊風、つまり、活きた心霊事実と心霊上の正しい理論とを無理やりに握りつぶして、
一つの精神的な鎖国主義を樹立しようとする唾棄すべき無益の努力を、幾分かでも排除するのに
力となれたらこんな嬉しいことはありません。

私は、本年九月にイギリスのロンドンで開かれる「世界神霊大会」に臨むべく、目下
その準備に忙殺されておりますが、こうした際にたまたま本書が世に出ることになったのは
甚だ意義深いことと感じます。

敢えて置き土産という訳ではないが、私としては、謹んでこの一小著を敬愛なる我が同胞諸氏に
捧げたいと思うものであります。


昭和三年五月十七日 鶴見にて
著者しるす


単行本: 576ページ
出版社: ハート出版 (2014/6/28)
言語: 日本語

854志恩:2016/04/01(金) 21:33:13 ID:6hRUvSRg
さらなる続き

「読みやすい現代語訳 心霊講座 」 単行本 – 2014/6/28
 浅野 和三郎 (著), 黒木 昭征 (翻訳)

トップカスタマーレビュー

5つ星のうち 5.0霊的な世界の存在を確信できる
投稿者 T.F 投稿日 2014/8/13

日本における心霊研究のパイオニア、浅野和三郎氏の昭和3年(1928年)の著作「心霊講座」。
読みたいとは思っていたが、90年近く前の言葉は難解で理解しにくいものであり躊躇していた。
この度、現代語に訳されたことでスムーズに読み進むことが出来るようになった。

難しい漢字にはルビが振ってあり、分かりづらい言葉には訳者の注釈が追加されているので、さらに読みやすい。
さまざまな霊的現象が網羅されており、当時の研究者達が検証を重ねて全て真実であると証明している。

読後には、人間の肉体には霊魂が宿り、死後にも個性は存続するということを疑う余地は無くなるであろう。
本編に加え付録として「日本の心霊事情」と「長南年惠物語」が追加されており、当時の日本での心霊研究も興味深く、
何よりも長南年惠さんという霊能者が起こしていた奇跡の霊現象に驚愕した。

576ページもあり読み応えがあるが、思いのほか、すらすらと読み終えることができた。
現代語に訳されていなければ、恐らく一生読まないままであったであろう名著を楽しく読ませていただき、
死後の世界の存続を確信することができた。
訳者のかたに感謝申し上げたい。
_____________________________________________________
5つ星のうち 5.0現代語だけではなく貴重な付録資料も付録
投稿者 十和田のken 投稿日 2016/1/17

Amazonで購入
日本のスピリチュアリズムを学ぶ上で、浅野和三郎の「心霊講座」は欠かせない非常に重要な資料であるが、
如何せん原本は大変読みにくい。

私は潮文社発行の昭和60年の復刻版を購入して読んだが、印刷文字はおそらく昔の本を写真で撮影して
そのまま印刷したのではないかと思うような第二水準どころか、
第三水準を超える漢字が多く、今では読めない難しい漢字ばかり。

また単語、言葉も昭和3年の出版のままなので、通常の3〜5倍の時間をかけて読んだ。
正直忍耐が必要であったが、読んだ後、いつかこれを現代語に訳しておく必要があると感じていた。

それが、ようやく現代語訳になって出版されたので、すぐに購入して読みました。
驚くほどスムーズに読めるし、意味もわかる。印刷も読みやすいし、

訳文が原文の雰囲気を可能な限り損なわないように注意が払われていることも感じる。
また、後半には今ではまず手に入らない「心霊読本」からの付録や、知る人ぞ知るの
「長南年恵」の物語も掲載されている。

かなり立派な本で価格も少し高いが、スピリチュアリズムに関心ある方ならぜひ手元に一冊おいておきたい本である。

心霊講座は目次を見るとわかるが、スピリチュアリズムをかなり広い分野で扱われていて
、総合的に学ぶには大変よい思う。

現代語であるために、翻訳に頭を使うのではなく、理解に頭を使えるのでよくぞ翻訳を出版してくれたと称賛したい。

855志恩:2016/04/01(金) 23:24:05 ID:6hRUvSRg
「読みやすい現代語訳 心霊講座 」 
 浅野 和三郎 (著), 黒木 昭征 (翻訳) 

やはり 読んでみたいので、高いけれど、ただいま、1冊、注文したところです。

856トキ ◆NeaLgIQX3w:2016/04/02(土) 20:36:21 ID:rNf9Lqo.
>>855

 たいへんな散財をさせてしまい、申し訳ありません。

 最近、米国では、心霊研究が進歩しており、電磁波などを使用した
心霊探知などもテレビで紹介されていました。興味深いです。

 出口王仁三郎さんの「霊界物語」には、「知っているが、紹介することを
禁じられている部分があり、書けない点があるのを遺憾とする」という注意書き
を出口王仁三郎さんが書いており、霊界の側も人間に全部教えてくれるわけでは
ないみたいですね。

 また、何かありましたら、教えて下さい。

857志恩:2016/04/02(土) 21:31:08 ID:6hRUvSRg
トキさま

昨夜、遅くにポチりましたのに、「読みやすい現代語訳 心霊講座 」が、早、本日の午後、うちへ届きました。
出口王仁三郎さんも、本物の霊媒師のようですね。

榎本恵吾先生著「弟子像」は、564ページでしたが、こちらは、576ページあります。

最初の部分だけ、読み始めてみましたが、読みやすいと、宣伝されていたように、
現代語訳されていますし、読みやすいです。これなら、集中して読めば、
あっという間に、読み終わりそうです。

「弟子像」だって、ぐんぐん引き込まれて、3日間ぐらいで、読み終わりましたので。
________________________
(引用ー)
第1講 肉体と霊魂

序説

1.各人の肉体に 霊魂が 宿っていること
2, 肉体を離れた霊魂は 死の彼岸に 存続すること

3.死者の霊魂は 生きている者の肉体に憑依すること
4霊魂界と人間界との間には 交通が可能であること

5.霊魂の働きは驚くべき威力と種類に富むこと

6.心霊研究と人生の諸問題との間に 密接不離の大きな関係が 存在すること
7.心霊研究の提供する証拠は、現代人の信仰と道徳とに 根本的な革命を 惹き起こすものであること。

このように述べただけでは、甚(はなは)だ抽象的すぎて、はっきりしたことがお分かりになるはずもありませんが、講述の
筆が進むにつれて、それらは次第に解明されることと存じます。
____________________________________________
この著書の初版は 昭和3年刊行と、書いてありますので、もしかしたら、
谷口雅春先生は、当時、その本を、お読みになっておられたかもしれないですね。

858神の子さん:2016/04/02(土) 21:41:58 ID:rMl6hE/.
http://ssks.jp/url/?id=489

859神の子さん:2016/05/21(土) 09:44:32 ID:mo23EkYs

宝蔵神社は、日本の宝です。

流産時供養等は、戦後の日本を確実に守ってきました。

いっそのこと、宝蔵神社だけ、教団からも自称・本流派からも、独立したら?(笑)

860トキ ◆NeaLgIQX3w:2016/05/21(土) 19:01:52 ID:z3MBerhY
>>857

 「弟子像」は一般には販売されないのでしょうか。榎本先生ご自身が、ご自分が認めた人しか
差し上げなかったという経過があるので、難しいかもしれませんね。

 少し話が変わりますが、かなり以前に、吉本隆明さんが、デジタルデバイドを予見するような
文章を書いていました。それは、労働組合が反核運動などのイデオロギー過多の運動をしている
が、これからコンピューターの発達により労働環境が激減するから、その対策をするほうが大事
だ、という内容だったと思います。

 今は社会主義の国でも、資本主義の国でも、デジタルデバイドが進み、貧富の格差が広まって
います。ただ、考えると、生長の家が始まった昭和の初期というのは、デジタルデバイドはなか
ったけど、貧富の格差は激しい時代でした。そういう時代に、人間=神の子の信仰を説かれて、
どんな逆境にあっても、必ず抜け出せると説かれた生長の家の信仰は、今の時代でも十分に必要
だと思うのです。

 皮肉な話ですが、今の生長の家の内部の社会自体が格差社会で、山梨の北杜市に住んでいる
人たちと、それ以外の人たちの間では、全然、処遇が違っています。

 しかし、今はそれを嘆いても仕方がないと感じます。

 今は、谷口雅春先生が説かれた生長の家の信仰をどうやったら広めらるか、という点を真面目に
考えるべき時代かと思います。

861神の子さん:2016/05/22(日) 10:49:58 ID:mo23EkYs
>>860

宝蔵神社だけは、教団からも分派からも独立してほしいのだけどね。

862トキ ◆UMw6UoGELo:2016/06/17(金) 17:18:59 ID:QCMEQ5KU
謹告

 本日は、大聖師 谷口雅春先生が御遷化された日です。

先生への報恩感謝の念を強くしましょう。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

863神の子さん:2016/06/17(金) 18:22:58 ID:nFi3G1bg
こんな時間に云ってもね、昼間に教化部でしっかり行事やりましたよ。

此処の皆さんが嫌う教団でね。

865a:2016/11/04(金) 18:48:40 ID:NKQYd.kQ
創価学会と生長の家は、どう違うの?

866傍流から転載:2016/12/23(金) 22:19:43 ID:R9GcJyNI
3145 :A空慧理庵 :2016/12/23(金) 09:11:56
http://blog.livedoor.jp/newthought/

ニューソートの掲示板を作ってみました。

ニューソート関連の情報を載せていきたいと思っています。

869神の子さん:2018/12/28(金) 23:09:33 ID:7W2PGskg
「したらば」掲示板一時閉鎖のお知らせ (5323)
日時:2018年09月21日 (金) 10時46分
名前:トキ

 平素は「生長の家「本流復活」について考える」をご利用くださり、感謝申し上げます。

 旧 生長の家「本流復活」について考える(したらば版)ですが、最近、シャンソン様などが書き込みを繰り返しているので、正常な状態ではなくなってしまいました。とはいえ、このまま「掃除」をしても、イタチゴッコです。そこで、一旦、書き込みを停止し、その間にアラシ投稿を削除したいと思っています。閉鎖の日時は後日おしらせします。清掃が終わった後に、再開したいと思います。

 なお、この「生長の家「本流復活」について考える(続したらば版)」は閉鎖などはしませんので、ご安心ください。
 
 以上、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。


管理人敬白

873真実:2019/01/31(木) 22:29:08 ID:YqMSDdSE
日時:2019年01月04日 (金) 14時19分
名前:蛙

志恩さんは自分への批判は、する人が悪いのであって自分が悪いのではない。

そんな心の持ち主なのでしょう。

トキ管理人に言わせると天才であるシャンソンさんとの会話が成り立たず、本当掲示板の荒れる一因を作り出したことの反省はまるでないのですから。

874苦情:2019/02/03(日) 22:11:32 ID:SZYlns4.
〜志恩さんへ苦情〜 (9493)
日時:2019年02月03日 (日) 20時40分
名前:シオン観測隊

※トンチンカン信徒やシャンソンさん意外の、志恩さんへ、苦情です。

873:真実
19/01/31(木) 22:29:08 ID:YqMSDdSE
日時:2019年01月04日 (金) 14時19分
名前:蛙

志恩さんは自分への批判は、する人が悪いのであって自分が悪いのではない。

そんな心の持ち主なのでしょう。

トキ管理人に言わせると天才であるシャンソンさんとの会話が成り立たず、本当掲示板の荒れる一因を作り出したことの反省はまるでないのですから。

875神の子さん:2019/02/04(月) 01:42:38 ID:SZYlns4.
1583 :シャンソン :2019/02/02(土) 09:52:33

 義春氏・訊け管理人氏・さくら氏・るん吉・志恩など
 人を長年傷つてきた人物にはなにも注意せず、
 こっちがなにか返すと、攻撃してくる、
 読解力がなく人を深く傷つけるトキ管理人が、
 先日、私の投稿に反応してなにかいっていたようです。

 いったい自分がどれだけ人を傷つけてきたかわかっているのでしょうか?

876転載:2019/02/11(月) 11:31:25 ID:RtDjbkIM
志恩さんの誤読について (9699)
日時:2019年02月10日 (日) 19時43分
名前:シャンソン


 それと、傍流や、この新掲示板でも
 志恩さんの見当ちがいな書き込みに対して
 返信しています。

 それについての返事がありません。
 以前、訊け氏からも苦情されていましたが
 最近は、日野氏からも苦情されていました。

 読解力がなく、自分のいったことさえ忘れているトキさんが
 頼りないので、なにもまとめることができないようですが、
 トキさんの言動がきっかけなんですから
 生長の家らしくできないものか、いつも不思議に思っています。


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