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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

738うのはな:2011/11/19(土) 06:12:20 ID:iM0b0bt6

東京の誌友たちの熱望に応えて三十九歳の夏(注昭和九年八月)、東京穏田に
移住して来たのであった。翌る年には花嫁学校の家庭光明寮が創立された。
私は寮長として多くの生徒たちから慕われて楽しい日を過ごしていた。
最初三十名を募集した寮生も、年々応募者がふえて、毎年二百六十名を入寮させるまでになった。
私は寮生たちの光明化されて行く姿を見ることに生甲斐を感じたものであった。
その頃の私は、夫のお伴をして、北は北海道、南は福岡、長崎と各地へ出かけて行った。
いたる所で、白鳩会の婦人たちや、光明寮卒業生に迎えられて喜び合ったものであった。
家に帰れば一人娘の恵美子をはじめ、年々に数を加えてきた白鳩たちも、羽ばたきして
喜び迎えているようであった。(『めざめゆく魂』より)

 大いなるみ手にひかれて今日も明日も ひかりを行くかいとし我が児よ

                             輝子 

  (昭和十年八月『生命の教育』創刊号発表)


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