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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

728うのはな:2011/11/11(金) 20:56:50 ID:iM0b0bt6
新たに、生れる  徳久 克己 先生  「光の泉」昭和58年新年号

 昭和十六年に、『生命の實相』にふれて、それ以来、私は新たに生れかわりました。
毎年、正月がきますと、『生命の實相』をはじめて読み出した当時のことを、思い出します。
岡山医科大学を卒業して、産婦人科の教室に入り、「ビタミンB1B2の妊娠に及ぼす影響」について
研究をして、後一年で博士論文ができあがるという時に、チプスにかかり、二ヶ月の入院生活をして、
ようやく癒されて帰宅し、故郷へ帰り静養している時に、『生命の實相』を、一日に二冊ずつ読んで、
全巻よみ終った時、私は新しく生れかわっていました。
新しく生れかわると共に、私の人生もすっかり新しくなりました。
 はじめて、『生命の實相』を読みました時、薬をのむのをやめたら病気がなおったとか、
医者にかかるのをやめて病気がなおったとかと、書いてあるのをみて、猛烈に反感をもちました。
一番、腹が立ちましたのは、「病気はない」と書いてあったことです。
 私は自分の気に入らないところを、赤エンピツで消してゆき、その上に「これはウソ」と書いてゆきました。
幼い時から学校へ通って、苦労して医科大学へ入学し、無事に卒業して、その上産婦人科の研究室に残り、あと一年で研究も
終り、博士号もとれるという時に、「病気はない」と説く、『生命の實相』にふれたのですから、
腹が立ったのもあたりまえです。

つづく


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