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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

608うのはな:2011/10/13(木) 05:18:28 ID:iM0b0bt6

『戦略』を忘れる  策士、策におぼれる!?

 直感力というのは、脳の潜在的な部位で起るイベントを、うすうす自覚する
力である。「ことばで考える」行為とはべつに、脳のもっともっと深いところから、
ふわりと浮かんでくるインスピレーションだ。
 ことばでものごとをとらえ、考え、戦略を立てたり、論理計算をしたりしているのは、
大脳優位半球(左脳)の役割。

 つまり、なにかを「あ〜でもない、こ〜でもない」と悩んでいるときは、
この左脳に意識が集中している。いわゆる顕在意識の状態である。
 この顕在意識が強くはたらきすぎると直感がはたらく余地がない。
なぜなら、「戦略を考えるときのことば」は、記号として思念の表層近くにあるもの
で、直感は、思念の奥深いところから浮かんでくるものだからだ。

 脳には「思念の海」があると想像してみてください。
ことばで、論理や戦略を考えているとき(「あの企画書どうしようかな」とか
「部長になんて言ってわかってもらおう」とか「彼、どういうつもりなんだろう」とか)
は、「思念の海」の表層に活性化した波が立っている状態である。
 海というのは、表面は波が立っていても、数メートルも潜ればクリスタルの
中に入ったように静かになる。その静かな「思念の海」の底から、インスピレーションの
泡がふわりと浮いてくるのだ。

 しかし、表面が高波で荒れていては、その泡はなかなか見つけられない。
つまり、戦略にはまればはまるほど、直感ははたらかないのである。
これは女力のみならず、ビジネスシーンでも戦場でも一緒。戦略にとらわれて、
先が見えなくなったら、いったん、「戦略のことば」から脳を解放してあげなければならない。

 だから、武士は座禅や瞑想をしたし、きびしい作法に無心に身をゆだねて心を鎮める茶道や
剣道など、「道」と呼ばれるものを愛したのである。
直感が鈍ると人生があぶないからね。


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