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111慶子:2011/01/13(木) 21:21:30
発句  リタイヤの身もせかされる師走かな   たつみ 仲冬   自
 脇     荷台に揺るる雪吊の縄       慶子  〃   場
 三  奥の間に一弦琴の響きいて        芙美      場
 四     辞儀する孫のおとなしき顔      合      他
 五  お下がりの月見団子をたのしみに      慶  仲秋  自
折端     仰げば渡る雁の列あり         み  晩秋  自
ウ折立 鮭に塩詰めて賑はふ魚の市          合  三秋  場 
 二    洗濯物は風になびいて         芙      場 
 三  逢ひたいと今日もメールが宿に来る     み      他
 四    前世はきっと三輪山の蛇        慶      他
 五  名ばかりの一兵卒じゃ気に入らぬ      芙      自
六   カンカンと打つ濡れてゐる杭       合      自
 七
 付け  目隠しが少し緩みし西瓜割り       慶子  晩夏   場
     川開き胸板薄き河童たち    晩夏   他
     ゴルゴタの丘哀しみの夏帽子           三夏   他


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