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36メビウス@管理者:2012/01/30(月) 01:40:19
>>33
>★無時間の心的現象というのは私には全く想像できないので
> 非常に興味深いです。どんな感覚なのかしらん…。

カントが分析したように時空は形式として既に感覚に伴っているものですから、
その感覚によって「無時間」を「感じる」ことは出来ません。
ただ論理的に可能性が示唆出来るだけです。
確かに、私には「時間が流れている」という感覚があるし、
「1,2,3・・・」と数えて時間の流れの感覚を得ることが出来ます。
しかし、そのようなことで実証される確かな事実は時間が流れているという
「感覚の存在」だけであり、時間そのものの存在ではないのです。

このように懐疑してみると、上記の「時間が流れている」も
「1,2,3・・・」と数えて時間の流れを感じたのも、「一つの感覚」の
「性質」ではないかと懐疑することが出来ます。
このような懐疑を飛躍させると、必然的に人の一生、つまり人生体験その
もの一つの感覚の性質ではないかという懐疑にも辿り着きます。
そして、空間の実在性に対する懐疑と併せると、全てのものは「唯一の存在」
の性質に過ぎないのではないかという壮大な一元論の展望が開けます。
これがエレア派が考えた一元論です。

アウグスティヌスも時間の実在性を懐疑する考察を行っており、
「全てのものが一挙に在る」という存在論を展望しています。
つまり過去の出来事も全ては唯一の〈今〉に対する現われと見るもので、
これを永井均は「独今論」と呼んでいます。


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