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31
:
hijk
:2012/01/24(火) 03:10:34
>>20-21
カメレスで恐縮ですが、ご解説大変ありがとうございました。
心の哲学が時空の実在性に繋がっているという見通しに
太鼓判を押して頂いたようで嬉しく感じております。
講談社「<私>の哲学を哲学する」の中で、
唯物論 vs 唯心論 のような構図が生じる根源が
言語と時空であると脚注で(僅かに)触れられています(p.284)。
世界が成立していることの必要十分条件は、
物理宇宙(物)が内部観測者(心)を持つことであり、
物的過程と心的過程が重ね描かれるためにはどうしても
言語(=記号一般、論理)と時空(=変化、矛盾を許容する形式)
が前提されざるを得ない、という構図が、私には分かり易いです。
どうも<私>の不思議については「言語で言えない」ことに議論が
集中していて、「時空とは何か」との関連については、あまり
突っ込んだ議論がまだ為されていないように感じています。
(※勿論、私が知らないだけなのかも知れませんが。)
(※話が脱線しますが、位相幾何学の本を読んでいて閃いたことが
あります。物理時空の性質(擬リーマン空間)から時間を抜き、
次元構造を抜き、距離概念やハウスドルフ性も抜き、それでも残る
ギリギリの空間の性質としての「位相」というもの、それは即ち、
開集合族が定義できることなワケですが、これって実は
「自分が自分である」という(外側にある如何なるものでもない、
一瞬前の自分ですらない、内側へ内側へと突き詰めていく連続的な)
現象、即ち現象的意識が成立する最小限の条件の事なんじゃないかな、
と感じています。ここの議論の通路が開くと、心と時空の表裏一体性
の議論の基盤になりそうな気がしています。以上、脱線でした。)
<私>を単独で存在論的に扱うとパーフィットの思考実験などの問題に
突き当たるように思いますが、生命身体のような自我境界線(つまり
空間内で内側が定義できる表面)の中で強く焦点を結ぶものとして考え、
しかしその本質は時空そのものに帰着する(極論すれば素粒子にも
超希薄な<私>がある)と考えれば、スペクトル的な思考実験で生じる
問題も自然な形で解決できるような気がしています。
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