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沖縄中南部方言・沖縄方言・沖縄語・沖縄口・ウチナーグチ

1名無しさん:2010/10/20(水) 18:33:47
琉球方言(琉球語)の中でも、特に沖縄諸島中南部で話される沖縄方言(沖縄語・沖縄口・ウチナーグチ)について語るスレです。
沖縄本島の中南部に加えて、その周辺の慶良間諸島、久米島、渡名喜島、粟国島、奥武島、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島などで話される方言(言語)です。

琉球語圏の他の地域に比べると地域差が少なく均質ですが、それでもある程度の地域差があります。琉球語圏の人口の大部分がこの地域に集中しています。
15世紀からの文献資料を持ち、琉球王国の標準語として機能した首里方言、近代以降に共通語として機能した那覇方言もここに含まれます。

今では高齢者以外は伝統的方言を話せる人も少なくなり、その代わりに若い世代は本土共通語がウチナーグチの影響を受けたウチナーヤマトゥグチを話すようになっています。

2名無しさん:2010/10/20(水) 18:34:34
琉球方言(琉球語)の全体に関わる話題はこちらへ。

【奄美・国頭・沖縄】琉球方言・琉球語【宮古・八重山・与那国】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/10958/1282798599/

3名無しさん:2010/10/24(日) 01:04:09
首里・那覇方言音声データベース
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/index.html

4名無しさん:2010/11/09(火) 08:55:59
ッウキミソーチー : おはようございます。
チューヲゥガナビラ : こんにちは。
チャービラサイ : ごめんください。
メンソーレー : いらっしゃいませ。
ッウサガミソーレー : 召し上がれ。
クヮッチーサビラ : いただきます。
クヮッチーサビタン : ごちそうさま。
ッイミソーレー : お入りください。
ニフェーデービル : ありがとうございます。
ハジミティヤーサイ : 初めまして。
ッウタイミソーチー : お疲れさま。
チャーガンジュー : お元気ですか?
ユクイミソーレー : おやすみなさい。

これらの語源は何?

5名無しさん:2010/11/10(水) 20:13:03
沖縄語:
サリ!
イメンシェービティ ウィーリミシェービリ!
ヌーシェー メンシェービーガヤー?
ナマー ウンジミショーチ、イメンシェービラン。

訳:
ごめん下さい。
よくお出でになりました。 おかけになって下さい。
ご主人はいらっしゃいますか?
今はお出かけになって、いらっしゃいません。

これのどこがどう共通語訳に対応するのか教えてくれ。
何がどう日本語に対応するかすらよく分からん。

6名無しさん:2010/11/11(木) 12:59:46
侍り。

7名無しさん:2010/11/11(木) 18:54:14
「ヌーシェー」は「主は」だろう。

本土方言で四類・五類に属する語(共通語では頭高型)のうち、
琉球方言でC類に属する語は、首里・那覇方言では第一拍が延びる。
だから、「主」は「ヌーシ」になってもおかしくない。

また、首里・那覇方言では、「は」にあたる助詞「ヤ」が付くと、以下のように名詞が屈折したような形になる。

ハナ(花) ハナー(花は)
フニ(船) フネー(船は)
ムヌ(物) ムノー(物は)
ティン(天) ティンノー(天は)
サーター(砂糖) サーターヤ(砂糖は)

単独でイ段で終わる語に「は」が付くと、エ段の長音になる。
ここから考えれば、「主は」は「ヌーシェー」になると考えられる。

8名無しさん:2010/11/12(金) 19:28:36
「チャービラサイ」は「来侍らさり」に対応するのかな?

9名無しさん:2010/11/14(日) 07:16:38




チューヲゥガナビラ : 今日拝み侍ら
ウサガミソーレー : 召し上がれ おめしあがり候え
グブリーサビラ : 失礼します  御無礼し侍ら
チャービラサイ : ごめんください 来侍ら       
チュウヲゥガナビラ:今日、拝な侍
どぅし:同士
ニフェーデービル:二拝で侍る
チュラサ:清らかさ
チム:心 肝


糸満方言ではKはKGはGのままらしい。
カービラサイ。キラサン。



敬語は、「侍り」(丁寧)、「召す」(尊敬)などに由来する語法を用いる。「ごめんください」の意味の「ちゃーびら」(「来侍ら」から)、

係り結びもあり、「どぅ」に対する連体形結びなどのほか、特異なものとして「が」に対する未然形結びがある。

助詞「が」と「の」の用法には古語の特徴が残っており、主格と属格の区別は発達せず、対象の性質(動作主性や人との関係など)によって使い分ける。

また対格(「を」にあたる)には、宮古方言・八重山方言に「ゆ」と「ば」、奄美方言に「ば」があるが、沖縄方言ではこれらは失われている[14]。ただし沖縄方言でも琉歌などの古風な表現で「ゆ」を用いる。

向格(共通語の「へ」または「に」)には「んかい」(「向かい」に由来)などを用いる

10名無しさん:2010/11/14(日) 10:06:10
挨拶や敬語の言い方は中古〜中世に本土から入ってきたものが多いようだね。
「侍り」が本土で日常語だったのはいつの時代だろう?京都から直接入ってきたのか、それとも九州から入ってきたんだろうか?

「御無礼」が「グブレー」になっていることから見ると、これらの言い方は半広母音の狭母音化が起こる前に入ってきたんだろうか?
それとも「御」を「グ」と呼ぶような沖縄漢字音とでもいうものが既に定着していて、
文字を経由して「御無礼」を最初から「グブレー」で受け入れたんだろうか?

11名無しさん:2010/11/14(日) 16:16:33
グブリーちゃうのん・?

12名無しさん:2010/11/18(木) 22:47:31
グブリーだな。「ゴブレイ」と規則的に対応する。
しかし音韻規則を知らないと、一見日本語とは思えない形だ。

13名無しさん:2010/11/26(金) 01:03:33
今は失われているようだけど、首里方言の士族・貴族の間では、成年男子だけが厳しい教育によって身につける特殊な音節というのがあったらしい。

具体的には、シャ、ツァ、ザ、スィ、ツィ、ズィ、シュ、ツ、ズ、セ、ツェ、ゼ、ショ、ツォ、ゾという音節。
これらにあたる音節は、士族・貴族の成年男子以外の階層(つまり平民や、士族・貴族の子供と成年女子)の言葉においては、
それぞれサ、チャ、ジャ、シ、チ、ジ、ス、チュ、ジュ、シェ、チェ、ジェ、ソ、チョ、ジョと発音されていた。

例えば士族・貴族の成年男子では、「チ」は本土の「き」と「ち」にあたる音節に用いられる一方、
「ツィ」は本土の「つ」にあたる音節に用いられ、これによって「ち」と「つ」の区別が保たれていた。
同様に「し」と「す」は「シ」と「スィ」で、「じ」「ぢ」と「ず」「づ」は「ジ」と「ズィ」で区別されていた。
四つ仮名でいえば二つ仮名の状態であり、またズーズー弁ではない状態だった。
しかし、その他の階層の言葉は、いわゆる一つ仮名でズーズー弁の状態だった(ただし中舌母音ではない)。

14名無しさん:2010/11/26(金) 14:42:20
ならば



てぃんさぐぬ花や

ツィミサチにスミティ

だね。花は「ファナ」と発音すべき?

「ツィミサチに」の「に」はこのままで良いの?

「〜んかい」は「迎い」だから場所を表すけど、どの範囲まで使えるの?

15名無しさん:2010/11/28(日) 23:48:22
首里・那覇方言の場合、ハ行は基本的にハ行音だが、たまにファ行音になる場合があるようだ。
どういう場合にファ行になるかの法則はよく分からない。誰か知ってたら教えて。

16名無しさん:2010/11/29(月) 12:46:03
>「チ」は本土の「き」と「ち」にあたる音節に用いられる

北京語を始めとする中国北部方言と同じだな。

北京語のzhi支←アモイ語のki支
北京語のzhi知←アモイ語のti知

17名無しさん:2010/11/29(月) 21:07:56
>>16
kiやtiが口蓋化すること自体は珍しくなく世界の色んな言語に見られるからな。むしろかなり起きやすい変化。
例えキ→チの変化は南東北でも起きてる。この地域ではチ→ツにもなってるのでキとチは混同しないけど。
「ち」がti→chiになる変化はほとんど全ての地域で起きてるし。
英語のnatureとかfutureみたいな語だってtj→chの変化を起こした例だし。

沖縄方言の場合、キ→チの変化が起きているが、ケ→キの変化も起きているので、キという音節がなくなったわけではない。
このキは恐らく口蓋化が許されないだろうから変化はしないだろう。

18名無しさん:2010/11/30(火) 04:54:30
最近北朝鮮の金正日専門のおばさんアナウンサーが
キム・ジョンイルと発音してるんだろうけど
チン・ジョンイルに聞こえてきたよ。

19名無しさん:2011/01/19(水) 03:37:34
ウチナーグチを勉強しているアメリカ人
http://www.youtube.com/watch?v=LhjJLsS9MUM

20名無しさん:2011/01/24(月) 04:19:46
フランチェンの時は「いいよー」しか言わないし、全く沖縄のイメージ無かったけど、沖縄出身なんだね。
エンタの時は登場しなかった坊主の方は話すのを聞けばすぐに沖縄人と分かる訛りがある。左の方も訛りあるけど、訛りより声が気になるからなw

http://www.youtube.com/watch?v=WmTB6cSDWZw

21名無しさん:2011/01/24(月) 04:28:12
http://www.youtube.com/watch?v=6xaOUFJDE_0
普通に沖縄訛りで良いね。沖縄訛りで漫才する人って見ないし。
ガレッジセールとかはネタでいきなり訛ったりするけど、このスリムクラブのやつは常にナチュラルな訛りだ。
まぁ川田の方は薄く訛ってるけど、これほどではない。



22名無しさん:2011/01/27(木) 02:51:50
http://www.youtube.com/watch?v=VjQ2VW8w6qA

〜やん  とか言ってる?

知らんし。 とかも関西弁っぽい

23名無しさん:2011/02/17(木) 01:13:49
沖縄の老人の英語
http://www.youtube.com/watch?v=OAJ2iEX2YiM

24名無しさん:2011/02/20(日) 22:02:55
NHKで沖縄の万葉集「おもろさうし」についてやってるから見よ。

25名無しさん:2011/02/22(火) 21:49:51
>>24
見逃した。どんな内容だった?

26名無しさん:2011/02/23(水) 01:11:54
http://www.kanshin.com/keyword/3364094

NHK ETV特集 伊波普猷と仲宗根政善
深く掘れ 己の胸中の泉 沖縄学のまなざし

伊波普猷(いは ふゆう)と仲宗根政善(なかそね-せいぜん )という、沖縄学の師弟の歩みを軸に、
沖縄が置かれた日本との関係を考えさせる特集だった。2月20日夜10時〜11時半放送。
伊波普猷という名と「おもろさうし」の名は聞いたことがあったが、迂闊なことに「面白草紙」かと思っていた。
「おもろさうし」とは、琉球最古の歌謡集で、いわば「沖縄の万葉集」なのだとか。
かつて琉球の村々で歌われていた神歌「おもろ」を16世紀の沖縄尚清王代から尚豊王代にかけて
首里王府によって編纂された歌集で、「おもろ」の語源は「うむい(=思い)」であり、
そのルーツは祭祀における祝詞だったと考えられている、という。薩摩藩の侵入、
琉球処分などの歴史の中でヤマト化されていくなかで忘れ去られ、埋もれていた。
それに出会った伊波が100年前の1911年、
解読を中心に据えた沖縄文化再発見の書『古琉球』を出版した。沖縄学の父と呼ばれる由縁である。
伊波は1876(明治9)年3月15日生まれ。沖縄県尋常中学校(現沖縄県立首里高等学校)に入学したが、
英語の授業を廃止し日本語の標準語の授業に替える、との方針にストライキ事件が起き、
指導者のひとりとして退学処分となる。上京し、第三高等学校を卒業した後、
東京帝国大学で言語学を専攻。帝大では、橋本進吉、小倉進平、金田一京助らの学友とともに、
新村出の講義を聴講している。番組では伊波の卒業論文も紹介されたが、すでにして立派な沖縄言語の研究であった。
帰郷後沖縄県立図書館の館長を務める傍ら、沖縄研究資料の収集に尽力した
その愛弟子が仲宗根政善。ひめゆり学徒隊を引率し、その史実を訴え続けたことで知られる仲宗根は、
アメリカ軍統治下の沖縄で、故郷の方言の中に、沖縄の心を探し続ける形で沖縄学を継承した。
ETV特集の番宣は、このように綴る――。琉球処分、沖縄戦、占領、本土復帰。いつの時代にも、
沖縄学は、言語学・民俗学を中心に据えた学問でありながら、常に時代と向き合い続けることを宿命づけられてきた。
伊波普ゆうは最後の著作となった『沖縄歴史物語』を次のように結んでいる。「地球上で帝国主義が終わりを告げる時、
沖縄人は「にが世」から解放されて「あま世」を楽しみ十分にその個性を生かして、世界の文化に貢献できる」
しかし「あま世」は遠い。普天間基地は、沖縄県民の総意を無視するように県内移設移の方向が模索されている。
伊波が創始した沖縄学は今、私たちに何を語りかけるのだろう。
日本文化を遡るとき、「万葉集」に行き当たり、沖縄ではそれが「おもしろそうし」であった。
琉球王朝でおもろを歌う役職「おもろ主取」の末えいという安仁屋 眞昭(あにや・ さねあき)さんが伝承した曲も流れる。
ゆっくりとしたリズムの進行だった。

27名無しさん:2011/02/25(金) 20:06:16
NHKハイビジョンで

笑う沖縄!百年の物語▽沖縄芸人
伝説の舞台を完全再現

28名無しさん:2011/02/25(金) 20:13:03
ウチナーグチでの漫才がありそうだ

29名無しさん:2011/03/18(金) 01:53:55
今TBSでガレッジセールが地元でずっと訛って会話してるさ〜

30名無しさん:2011/06/12(日) 18:00:17
ウチナーグチをかじるにはこのサイトが役に立つ
http://okinawan.jp/minwa.htm

31名無しさん:2011/06/14(火) 03:00:34
千葉ロッテvs広島終了後の「ジントシオリサイタル」における「伊志嶺新応援歌」の完成形(歌詞あり)です。

【歌詞】♪熱い風巻き起こせ 情熱込めてゆけ(イーヤーサーサー) さぁ遠く遠くまで飛ばそうぜ チバリヨー 伊志嶺(伊志嶺ヒット)♪

http://www.youtube.com/watch?v=wrUfT6An1n4



これは良いね。歌詞にウチナーグチ入ってるし斬新!

32名無しさん:2012/02/27(月) 17:27:38
現代のウチナーグチで実質的な標準語になってるのはどこの方言ですか?
首里?那覇?コザ?

33名無しさん:2012/03/17(土) 09:08:15
youtube

34名無しさん:2012/03/17(土) 09:11:12
沖縄方言の動画を貼りたいのに、何が問題なのか知らんが、NGワードになって書き込めん。
管理人がみてたらなんとかしてくれ。
せっかくこっちではまったりと語れそうなのに、こういうなんのこっちゃわからん規制があると使えない。
ちなみに動画は全部youtube。

分かり易いようにタイトル付きで貼ろうとしてるんだが、それのどこかにNGワードがあるんだろうが何が悪いのか見当も付かん。


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