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【めっちゃ】 新方言・ネオ方言 【せんかった】

1名無しさん:2010/10/14(木) 18:23:10
新方言、ネオ方言について語るスレです。

新方言とは、各方言の中で近年に新たに発生し、老年層よりも若年層でよく使われる単語や語法のことです。
例えば強調の表現の「ちょう」(東京)、「めっちゃ」(大阪)、「ぶち」(広島・山口)、「ばり」(福岡)、「でら」(名古屋)などがあります。

ネオ方言とは、各地の方言と共通語との間の接触で生まれた中間的なスピーチスタイルの変種のことで、
例えば西日本で「せなんだ」と「しなかった」の接触により広がった「せんかった」などがネオ方言に見られる表現の例です。
このように、現在新たに生まれ活力を得つつある方言について語りましょう。

2名無しさん:2010/10/14(木) 19:40:15

ネオ方言「あってる」(福岡)

元の形「ありよる」 


例 「今日テレビでホークスの試合あってる?」

3名無しさん:2010/10/14(木) 22:46:13
ネオ方言「〜しちゃってん」(大阪)

元の形「〜して(し)もてん」

4名無しさん:2010/10/15(金) 20:24:07
秋田で「とても」を意味する「すったげ」は新方言かな?
「死ぬだけ」が元らしいけど。
方言をそれほど使わない若い世代が使ってたが、中年以上が使ってるのを聞いた記憶がない。

5名無しさん:2010/10/15(金) 20:42:43
>>1の用語法に違和感を感じるんだが。

「新方言」とは伝統方言と対立する概念であって、
各地方の若年層が用いる「体系だった一つの言語そのもの」を指すものであるはず。
例えば首都圏方言がその典型。実際、首都圏方言には「東京新方言」という異称があった。

「ちょー」だの「めっちゃ」だの「でら」だの、各地方の若年層が用いる散発的な語彙は、
ローカルな流行語としての俚言の一種であって、
「新俚言」とはいえるかもしれないが、「新方言」というのはおかしいはず。
これらは、コンビニのエロ雑誌の隣に100円で売っている「県民ネタ本」ネタレベルの話に過ぎず、
飲み屋でやるどうでもいい世間話ネタとして重宝するが、
学問的に方言として扱うような代物ではない。

>1の「ネオ方言」⇒「新方言」
>1の「新方言」⇒「ただのローカル流行語」

6名無しさん:2010/10/16(土) 11:49:02
>>5の態度は、
語彙の話に価値を認めないというある種の言語学の伝統なのかな。

7名無しさん:2010/10/17(日) 19:38:55
ウチナーヤマトグチのことかいや

8名無しさん:2010/10/28(木) 17:51:33
>>7
そういえばウチナーヤマトグチの音韻体系はどれだけウチナーグチのものを残しているの?
例えば声門破裂音は残ってる?

9名無しさん:2010/10/30(土) 01:16:18
福井の勧誘を表す「〜っさ」も新方言だな。
高齢層は「〜さ」と言っている。

10名無しさん:2010/11/10(水) 19:24:17
>>5
確かに「新俚言」というべきかもしれないが、そういう意味での新方言も近年では学術的な研究対象としてよく扱われているのでは?
方言学の世界でもホットトピックスの一つだろう。

11名無しさん:2010/11/20(土) 23:27:57
>>5
「新方言」は語彙(俚言)を指し、共通語と無関係に生まれた場合も、共通語の影響を受けて生まれた場合もあり得る。
一方、「ネオ方言」というのは、伝統的方言と共通語の混交した中間的なスピーチスタイルのこと。

「新方言」は、確かに新俚言というべきかもしれないが、それに価値がないとは思わない。
俚言の発生・伝播過程を目の前で観察できるというのは魅力的だ。
昔とは発生や伝播の仕方は違うかもしれないが。

12名無しさん:2010/11/26(金) 01:19:39
関西での「できんくなった」「わからんくなった」のような形は新方言だよな?
元々の方言だと「できんようになった」「わからんようになった」だろうし。
元々の形の使い勝手が悪いから「できなくなった」「わからなくなった」の形を輸入したんだろうけど。
元々はウ音便地域なのに形容詞連用形のクを取り入れてる時点で相当に方言が侵食されてるように感じる。

13名無しさん:2010/11/26(金) 09:17:34
「できんようになった」「わからんようになった」は
「に」を省略することがデフォルトやで、あんたー。

14名無しさん:2010/11/26(金) 09:20:42
>>13
そうとも限らん。
自分とこは崩して言うと「できんよーんなった・できんよんなった」
「わからんよーんなった・わからんよんなった」になる。

15名無しさん:2010/11/26(金) 14:33:45
そうやね。完全に省略はしない。
はっきり発音しない時でも、「に」の雰囲気を含みながら発音するのが普通。

四国とか中国地方とか九州では「できんなった」みたいに言う地域もあるっぽいけど

16名無しさん:2010/11/27(土) 23:47:01
元々の西日本各地にあった「書かなんだ」「書かんざった」「書かんだった」「書かんじゃった」「書かんやった」のような表現は若者では全滅?
全部新方言の「書かんかった」に置き換えられてしまってる状態か?

17名無しさん:2010/11/28(日) 01:36:27
本来は「書かなんだ」「書かざった・だった」「書かんじゃった」だろう。
「書かなんだ」は近畿の若者では全滅に近い。中国地方ならもう少し残っているかも。
「書かんやった」は福岡などでまだまだ勢力がある。大学生から聞いたことがある(近畿で)。
熊本は「書かんだった」がむしろ若者で盛んなんじゃなかったか?

18名無しさん:2010/11/28(日) 06:11:25
>>16
俺は兵庫の播州寄り摂津ですが

俺の住んでる場所では「書かなんだ」は年寄り語みたいな感じですが、
もうちょい北(丹波あたり)では若い人でも「しらなんだ」って使ったりするみたいですよ

でもそれより南部とかはやっぱ若者は使わないと思うし、大阪なんかだと滅びてそうですね。


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