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日本語の方言の音韻・発音
8
:
名無しさん
:2010/12/14(火) 22:11:03
>>4
「縄文語」なるものを考え、それを「アイヌ語」であると何の根拠もなく断定してしまうのがトンデモたる所以だよ。
ここにも小泉保の被害者がいるようだな。
農耕以前の社会段階だった縄文時代に、日本列島ほどの広い範囲に単一の言語が広がっていたと考えるのは不自然。
ヨーロッパ人入植以前のカリフォルニア半島や、パプアニューギニアなどの先住民族の言語分布を見れば分かるように、
日本列島ほどの面積があれば、5〜10程度の系統的にも非常に異なる意思疎通不可能な言語が分布していて不思議はない。
奈良時代の時点でも、アイヌ人の祖先である可能性が高い蝦夷の他にも、熊襲や隼人などが、
身体的特徴や文化、そして言語が異なる種族として記録されている。ここからしても、アイヌ語が日本列島全域に分布していたとは考えがたい。
あくまでも北日本に分布していた言語の一つであり、関東以南には分布していなかっただろう。
そして、現在の東北方言の音韻的特徴として知られるものも、アイヌ語の音韻的特徴とは似ても似つかない。
>>4
などは自分の耳の悪さを露呈し、そして逆に、日本語(特に東北方言)とアイヌ語の音韻の遠さを浮き彫りにしている。
日本人(特に東日本人、そして東北人)にとってアイヌ語のuとoがどちらもオのように聞こえるのは確かだが、
それは東日本方言のウの円唇性が弱くやや中舌寄りであり、オが円唇性の強い唯一の母音であるから。
一方、アイヌ語のuは非常に円唇性が強く、また奥舌である。だから東日本人にはオのように聞こえる。
そして東北方言のウを見ると、アイヌ語とは似ても似つかず、ウは中舌で、円唇性はほぼ皆無だ。
東北地方、特に北東北では、日本語圏に入ったのが奈良時代から平安時代にかけてで、日本語圏の歴史が1000年程度しかない。
アイヌ語地名も非常に多くはっきりしており、記録や伝承によると奥地には中世後期、あるいは近世までアイヌ語話者がいた可能性すらある。
にも関わらず、東北方言の音韻にはアイヌ語の影響がまるで見られない。
まして、アイヌ語地名も見られず、6世紀の時点で既に日本語圏に入っていた地域の音韻を、アイヌ語の音韻と結びつけるなど馬鹿げたことだ。
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