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方言の衰退・共通語化

1名無しさん:2010/09/09(木) 12:34:29
戦後、日本語の方言は共通語の強い影響を受け、
語彙・語法・音韻・アクセントなどあらゆる面で急激に衰退し、
各地で数百年以上も脈々と受け継がれてきた伝統的な方言は非常に変質してしまっています。
もはや共通語の影響を受けていない純粋な方言はほとんど絶滅したとも言われています。
八丈方言や琉球方言のように、独自の言語とも言える貴重な方言は、方言自体の消滅の危機に厳しく晒されています。

日本以外の国、日本語以外の言語でも、社会の変化やメディアの発達により、
方言や少数言語の衰退や変質が進み、消滅の危機に瀕している言語や方言が数多くあります。
言語・方言という無形文化財の喪失の実態と、それを少しでも食い止めていくためにはどうしたらいいか語りたいと思います。

62名無しさん:2010/10/25(月) 21:09:43
さらに根本的な問題は、俚言集というのは共通語と異なる語彙だけを記録していることがほとんどだということ。
共通語と同じ形の語彙は記述されない。だから、「鼻」「飲む」などを本当にその方言で「ハナ」「ノム」と言ったのかどうか分からない。
だから、ある基礎語彙を各地の方言で何と言ったか調べたくても統一的・客観的な比較に俚言集は使えない。

本来なら、各地の方言も一つの言語としての完全な体系を備えているんだから、
語彙だって共通語と同じものも含めて数万語をアクセント・用例・例文付きで詳細に記述する必要があるし、
音韻体系、アクセント体系、文法なども詳細に記述して、初めてその方言を記述したことになる。

だが、こういう記述がしっかりなされている方言というのは極めて少ない。
もっとも完全な記述に近いのは、「ケセン語」として有名な宮城県気仙沼方言だ。むしろこれしかないと言ってもいい。
東京方言すらこのような完全な記述はない。例えば静岡市部だとかになるとまともに記述されていない。
本来は、気仙沼方言のような記述が各地から出るべきなのだ。

俚言集で満足していては、その方言は単なる「変わった単語」の集まりに堕してしまう。
自分の言葉が一つの完全な言葉であるという誇りがあり、それを残したいのなら、完全な記述を目指すべきなのだ。
だが、現実にはそれには言語学的な知識が必要で難しい。優れた母語話者がすなわち優れた記述者であるわけではない。

また、現在元気に生きている世代の方言は既にかなり共通語化してしまっている。
方言の完全な記録を残すにはもう遅すぎる。明治生まれがまだかなり生きていた2000年頃が最後のチャンスだった。
もう「方言の記録」の取りこぼしは増える一方だ。

63名無しさん:2011/01/05(水) 01:44:31
絶滅危機のブルトン語、フランスは多様性と向き合えるか

ブルトン言語局によると、
20世紀初頭の時点でブルトン語を話す人は約200万人いた。
しかし今ではユネスコ(国連教育科学文化機関)の統計で約25万人に減り、
深刻な絶滅の危機に瀕している言語に指定された。

しかもブルトン語を使う人のほとんどは70歳以上の高齢者が占め、
毎年約1万人のペースで減っている。

ブルトン言語局の局長は
「ブルトン語はわれわれの文化とアイデンティティーの中心的存在」
「もし言葉を失えば、すべてを失ってしまう」
と危機感を募らせる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110103-00000009-cnn-int

--
日本じゃなくてフランスの例だし、方言じゃなくて独自言語(ブルトン語はイタリック語派ではなくケルト語派)の例だけど、
これもかなり深刻な状況らしいね。
フランスも近代化の過程で強力に「標準語」化を推し進めてきたという点で日本と似ている。
現在の方言の残存状況はどうなっているんだろう。
オック語(オック諸語)地域の現在の老人・中年・若者の言語状況は?

64名無しさん:2011/01/06(木) 00:01:49
>>57
言語は意思伝達の道具だと思うよ。
それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、万能の道具というものを私は見たことがない。

>>58
両方の言語を日常的に使う状況を作らないと
バイリンガリズムは成立しないと思う。

自分は、父と母が同郷で、かつ転勤族で数年ごとに異動という状況で、
方言のバイリンガルになったけど、
地方に居ながらにして・・・あるいは、
単に20歳近くになって東京に出てきた・・・という状況で、
殆ど干渉を受けずに2方言併用になるのは無理じゃないかな?

65名無しさん:2011/01/23(日) 18:08:51
方言を表記できないってのも危機的な状況だなあ。
仮名で表記できないから、名古屋弁の8母音も、多くの方言のエァも消えてしまった。
これらを書く術があれば、こういう発音があるという認識ができるしもっと安定的に発音が保たれたかもしれないのに。

66名無しさん:2011/01/23(日) 22:39:35
>>65
<アイ>と書いて[æ:]と読めばいいのではないか。東北方言の中舌母音も<シ>と<ス>を同じに発音すればいい。
aiと書いてエと読むのは英語ではザラだ。ドイツ語ならあいまい母音をeと書いていて異なる音素を<e>がかねている。スペイン語なら区別を失ったvとbを書き分けている。
同じことが仮名でできないはずはない。アイと書いたら[ai]にしかならないというのは思いこみに過ぎない。
方言の表記については、正書法として基本的に標準語と同じものを用い、
その一方で発音を表すためのピンイン的なローマ字表記を設けるという二本立てで望むのがよいのではないか。
そもそも仮名はアイウエオの5母音以外は用意されておらず、音節文字であって子音単独の表記もン以外はできない。
表記は音素と書記素が一対一に対応するのが望ましいというイデオロギーにとらわれるなら、
仮名は方言の表記に不適当ということになるだろう。
ではかわりに使う文字は何か?ラテン文字か?
しかし言語学に通じる一部の人を除いて、大衆は日本語が仮名(+漢字)で書かれているものしか目にしていない。
方言の読み書きにおいて、慣れないラテン文字表記を使わせるのは、
言いかえれば、自分たちに非常に身近なもののはずの方言が、
書かれるときには見慣れないラテン文字になるというのは大衆的には問題がある。

67名無しさん:2011/01/23(日) 22:47:15
>>66
理論的にはそれでできるかもしれないけど、結局それだと共通語の発音に吸収されてしまう。
例えば「高い」を [taɡɛ]、「寿司」を [sïsï] と発音しているとして、
それを「たかい」「すし」と書くだけでは、結局 [takai]、[sɯɕi] と発音するようになってしまう。
もっと方言的な発音であることを明示する書き方が欲しい。

68名無しさん:2011/01/23(日) 23:03:05
>>66>>67
「現代かな使いは発音通りである」という、戦後の一部の人に生じた都市伝説を啓発しないといけないからなあ。
地域や教育慣行にもよるらしいが、
助詞の「を」だけは絶対にwoと発音するのが正しい!!(ただし「女」は「おんな」になる(笑))
「通り(とおり)」と「桃李(とうり)」は発音が違う!!
などと、一点の疑いもなく主張する人が大半を占める不思議な地域がある(なぜか九州方面に多い?)。
これを何とかしないと、>>67みたいな話は出てくるだろうと思う。
だが、かき分けの方法はあり得る。
1,弁別が失われた音素は書き分けないことを明示する
2,連母音融合は、もとの音のうち後のカナを小さく書く
こんな現実的妥協案でどうだろう?
「高い(たかぃ)」「寿司(すす)」「清水小路(すずこぅず:仙台の地名)」

69名無しさん:2011/01/23(日) 23:24:09
>>67
たとえば中舌母音用に新しく仮名を作るならs&iuml;,z&iuml;,ts&iuml;,dz&iuml;の四つが最低でも必要だ。
そしてɛには全部子音がつくから、∅,k,g,t,d,h,p,b,s,z,w,j,r + ɛで13文字以上余分に必要になる。
と新しく仮名を作るのはコスト的に問題があるから除外せねばならない。
では複数の字母を一組に用いる連字はどうかというと、これも音節文字と相性が悪い。
&iuml;はiとuの中間の発音ですよということで、たとえば寿司をsiusiuと書いたとしても、見栄えが悪くないが、
仮名で同じことをやると「シスシス(shisushisu)」とか「スウイスウイ(suuisuui)」「シウシウ(shiushiu)」になる。
慣れと言えば慣れだが、見栄えがひどい。

>>68
[e:]と[&aelig;:]はどのように書き分けるのか。方言的な発音を明示するというなら
連母音の(地域ごとに異なって)複数ある音価に全て別の表記をわりあてねばなるまい。
もうひとつは、たとえば薩摩方言にある、語末のiとuの脱落したものはどう書くのか。
「かく」と書いたら、kakでなくてkakuと読まれるのではないか。

70名無しさん:2011/01/23(日) 23:48:32
最低でもこれだけは仮名で明示する方法がないといけないと思うんだが、どうだろうか。

母音

・融合連母音

・中舌母音

・開音と合音

・語頭のiとeの混同

・uとoの混同

・語末のiとuの脱落

・語中ラ行の音節の脱落とその前の音節の母音の長音化

子音

・合拗音kw

・z,d,rの混同

・セの音価[ɕe]

・語末のiとuの脱落によって生じる鼻音-m,-nが中和された-n

・hiとshiの混同

・語中のk,tの有声化

・語中のg,b,dの前鼻音化(および鼻濁音のgと破裂音のgの区別)

71名無しさん:2011/01/23(日) 23:58:01
>>70
仮名で表せる部分は普通に仮名で明示してもいいと思う。
例えば「人」が「しと」になるならそう書けばいいし、「しつこい」が「ひつこい」になるならそう書けばいい。
合拗音が残ってるなら火事は「くゎじ」でいいし、「座布団」が「だぶとん」になるならそう書けばいい。
普通の仮名表記の範囲からはみ出す部分が問題になる。そしてそういう発音の衰退が激しい。

日本語で面倒なのは、漢字で書くという点で、漢字で表記される部分の発音が違う場合、
いちいちルビを振って発音が違うことを明示するかという問題がある。
例えば「坂」を「サガ」と発音する場合どうするか。いちいち平仮名で書くのは面倒だ。「坂゛」のような表し方を見たことがあるが。

形容詞の場合、語幹と語尾が融合した場合の表し方も面倒だ。
東京のように、仮名の範囲を出ない融合ですら、「たけえ」のような形をどう表すか問題になる。「高けえ」のような書き方が多いが。

あと、ɛː をアィで表すのはやや直感に反するような気がする。「たかぃ」だと単にaiを二重母音的に発音したように思える。
原則としては悪くないんだけど。

72名無しさん:2011/01/24(月) 00:21:34
>>71
漢字で書くときに発音が分からないのはしょうがないんじゃないかな。
「坂゛」のような書き方は、有声化するのが一か所ならいいと思うが、
たとえば「あたたかい」([adadagɛ]となるとして)のように二か所以上有声化がある語を使うときはどうする?
濁点を二つ書くわけにもいくまい。
「高けえ」のような書き方、一般化していえば、用言は、融合母音を含む音節からおくるということだが、多少例外を設けざるを得ないと思う。
一つは「舞い」、マイが[me:]になるとして、融合母音を含む音節からおくるとなると「舞めー」になってしまう。
同様に「悔い」は「悔きー」になりかねない。仮に実際の方言では融合しないとしても、規則の上ではこれを処理しておかないといけない。

73名無しさん:2011/01/24(月) 01:34:45
>>69(後段)
それはもう、「方言ごとに統一すれば」それでいいんじゃないのかね。それ以上のことは出来ない。
多言語同文字の場合は、世界各国必ずそうなっている。
importantをフランス人は「アンポホトン」と読み、イギリス人は「インポータント」と読む。
(もちろん不正確であって、カタカナで雰囲気を出しただけなのであしからず)
ちなみに、連母音融合で後行のカナを小さく書くのは、モーラの緩んだまたはシラビーム性の方言限定というのが、
>>69の暗黙の趣旨だったんだけどね。
モーラの厳密な方言の場合は、大きな仮名文字でそのまま読ませるしか無い。
「だいこんと書いてデァーコン(名古屋方言)」
要するに、戦前以前の仮名づかい(契沖仮名遣いとは限らない)の発想の復活ということ。
「あふさか(逢坂)」と書いて「オーサカ」、「だいこん」と書いて「デァーコン」

74名無しさん:2011/01/24(月) 01:54:53
>>69>>70>>72の発想は、実現不可能だと思うんだよなあ。
「グローバル化」が進行して、ヨーロッパ全域が英語に席巻されたとして
Les deux principaux partis d'opposition,
le Labour et le parti centriste Fine Gael ont propos&eacute; dimanche
une sorte de march&eacute; au gouvernementを、
レス ヂュークス プリンシポークス、パータィズ・ドポジッション、
リー レイバー イート リー パータイ センチュライスト…
と読むかい?読まれないようにするかい?という話。
つまり、方言ごとに正書法を確立すればそれでよいのであって、
他の言語話者がどう読むかまで規律することは、IPAでも使わない限り、
凡そ「人間の書く文字」というものの性質上不可能。

75名無しさん:2011/01/24(月) 13:45:44
洋楽や洋画のタイトルなどで使われる"to"は「トゥー」ではなく「トゥ」と書かれるが、
みんな「トゥー」と読む。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも「トゥー」だ。
「コンピュータ」「エレベータ」「エスカレータ」も、表記通りには読まれず、誰もが語尾を伸ばす。
また、「ジャンパー」と書いてあっても「ジャンバー」、
「ジャージー」と書いてあっても「ジャージ」と読まれる。

76名無しさん:2011/01/24(月) 22:34:11
>>74
共通語式に読まれないように、音韻、文法と両立する範囲内で、
故意にねじ曲がった仮名遣いを選ぶことはできると思う。
「デァーコン」は「だへこん」、「ワコナイ」は「若ぉない」というふうに。

77名無しさん:2011/01/30(日) 17:48:06
方言がよく残っていると一般に思われている近畿でも、
若い世代だと例えば母音の無声化が起こってるとか、ウの円唇性が弱くなってきてるとか、
そういう文字に現れない発音の根本から共通語に影響されてたりするけど、
それはやっぱりテレビなどの影響がある限り避けられないことなんだろうか。

78名無しさん:2011/02/20(日) 22:05:47
比較的特徴的な「ねん」を使う(伝統的ではないにも関わらず)のと、アクセントが京阪式だから残ってると思われるだけで、そんなに残ってる方ではないだろ
方言という方言はかなり消えてる

79名無しさん:2011/02/20(日) 23:19:44
アクセントも東京式の影響でかなり崩れてきてるし
文法でもウ音便が廃れてきてるなど、かなり衰退が酷い
否定に「〜ない」が混ざる奴すらいる始末

80名無しさん:2011/02/23(水) 05:49:33
>>75
学校を「がっこ」、先生を「せんせ」と発音するのは京阪式(だけではないかもしれないが)で
そういう人がリードした専門分野の言葉の発音が正書法となったけど
首都圏の非専門の人の方言ではそうではないということでは。

標準語では「がっこう」だが関西方言の「がっこ」と訓読(=翻訳)しているのだ。
「コンピュータ」「エレベータ」「エスカレータ」の「タ」にはストレス(強勢)が無いから
「ター」と伸ばさないんだけど他の方言地域では伸ばす。で仮名遣いと実際の発音に違いが生じる。

81名無しさん:2011/02/23(水) 07:26:04
>>80
「コンピュータ」「エレベータ」「エスカレータ」などは方言によるものじゃないよ。
英語の音節末の-er、-or、-arをアーと写すかアとするかの違い。
元々は技術方面で、伸ばし棒と漢数字の一が紛らわしいので省略したのが始まりらしい。
学術・JIS表記ルールと呼ばれている。
長音を抜くと2音節以下になってしまう場合は長音をつける。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0725/ms.htm
当初はどうか分からないが、今は実際に短い形で発音することも珍しくない。
特に技術方面ではそうだ。「コンピュータ」と実際に発音する人はざらにいる。
「サーバ」「データ」「センタ」

「ティー」「トゥー」は上記の例とはまた違い、
長音を省略するのが慣用になっていることが多い。
「シティ」「エヌティティ」「セーフティ」「マウストゥマウス」など。
これらは実際には確実に長音を付けて発音される。

確かに近畿方言で長音を短呼する傾向があるのは事実だが、
それらの例とこれとは何の関係もない。近畿方言とは無関係。
このスレの趣旨と違うことが分かっただろうからこの話はここでおしまい。

82名無しさん:2011/02/23(水) 09:49:39
>それらの例とこれとは何の関係もない。

じゃあそれを証明してください。

83名無しさん:2011/02/23(水) 10:23:33
>>81のリンク先の記述
>文字コードについてはメーカーが独自にカスタマイズしていた。
これは誤り。
「文字コード」ではなく「文字フォント」。
もし文字コードをメーカーが独自にカスタマイズしていたのなら
異なるメーカーで作成したワープロデータに互換性がなく、
文字化けするが、そういった事実はない。ことは少し考えればわかるはず。

そういう事に気付かないで、いいかげんなことを書いているWEBサイトを
ソースとして引用するのは見識を疑われても仕方がない。

84名無しさん:2011/02/23(水) 14:21:32
>>82
悪魔の証明?w
関係あると主張するほうが根拠を挙げるべきだろう。
どちらにしろスレ違いだからこれ以上は別のスレでやってくれ。

85名無しさん:2011/02/26(土) 15:49:41
近畿で崩れた言葉遣いをするのは、京阪式圏外から来た移住者や
親が関東人など京阪式ネイティブじゃない者がほとんど。
代々地元の人は、きちんと話す。
関東人などが大挙押し寄せてきたら言葉も関東レベルまで衰退してしまいかねんわな

86名無しさん:2011/02/28(月) 13:35:16
京阪式を脅かすのはマスコミ、転勤族、スーパーの表示

87名無しさん:2011/02/28(月) 20:51:16
>>86
最後の一つはどういうことだ

88名無しさん:2011/03/01(火) 01:01:49
>>83
いや、本当に文字「コード」をカスタマイズしているんだよ。現に文字化けは発生していた。
ヨーロッパ圏では7ビットの範囲内の記号類が国によってバラバラだったし(ISO646)、
日本では各社が追加した外字や「新JIS・旧JIS」の違いが問題になっていた。
具体的には、PC-9801が1978年の規格(旧JIS)に固執したために、
1983年の規格(新JIS)に従うプリンタで印刷すると、人名を中心にしばしば文字化けが起きた。
今世紀になっても、携帯電話会社はやたらと外字を追加して世間に迷惑をかけている。

89名無しさん:2011/03/01(火) 13:32:15
>>87
関西に出店した東京系のスーパー店頭で挽き肉をメンチと表示している。
関西弁ではミンチという。

舅、姑と同居しない関西の若い主婦は
東京系スーパーの表示で自分の関西弁の不足分を補う。
同時に東日本から出向した店員のアクセントに染まる。

従来「競争」を使ってた場面で近年は「競い合い」を多く使うようになった。
これは韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の影響だ。

90名無しさん:2011/03/01(火) 15:20:15
なるほど、確かに食べ物の名前ならスーパーに影響されるな。

俚言の中でも動植物の名前は衰退が極めて激しいが、
これは子供が親から伝統的な方言名を聞くのではなく、
図鑑やテレビ、近年はネットなどから標準和名を覚えるからだろう。

91名無しさん:2011/03/01(火) 18:52:06
>>88
外字は決まったコードが無いからパソコン・メーカーどころか個人単位でバラバラ。
ワープロソフト一太郎で外字を使ったらその文書データと外字フォントも一緒にフロッピーに
コピーしないとダメだった。外字をハードディスクに持っていても
同じ外字が異なる文書で同じ外字コードを使っているとは限らないから。

初期のパソコンワープロではJIS第一水準しかキャラジェネ
が無かったからJIS第2水準以上の漢字は外字扱いだった。
(当時はフォントと呼ばずにキャラクター・ジェネレータ(CGとも略した)と呼んでいた)

MS−DOS4.0時代にはプリンター解説書の最後の漢字コード表に
NECやIBMの外字コード表なんてものが載ってた。

92名無しさん:2011/03/01(火) 19:00:23
スレの趣旨から脱線しすぎw

93名無しさん:2011/03/01(火) 19:05:37
なんだかんだでアクセントが最も共通語化しにくいな。

94名無しさん:2011/03/02(水) 19:59:41
>>80やら>>89やら、この掲示板らしからぬ珍説のオンパレードだな。
これでは、素人論議ばかりと悪名高い某掲示板の「方言板」よりひどい。
「競い合い」はもともと教育用語だ。韓国ドラマなどは関係がない。
http://ci.nii.ac.jp/naid/40000717047
造語を行うときに、漢字語根から安易に造語せず、既存の和語をできるだけ用いて
用言の連用形から名詞をつくっていく(転用や一般的でなかった表現の発掘などを含む)のは、
教育学関係者(や小学校教師などの教育現場)が特に好む方法で、日本の義務教育を受けた者なら馴染み深い。
「目当て(目標とは言わない)」「気付き」などと同じだ。
「子どもにわかりやすい」という目的と別に、和語の造語力に関する何らかの信条があるのだろうな。
造語方針として和語にこだわる教育学の体質は、何でもかんでも漢字語にする哲学(特にドイツ観念論研究)の体質の対極にある。
「競い合いと思いやりを目当てに掲げて、子供たちの気づきを導き、生きる力を育てる(教育学用語)」
「先験的自由と自然因果性の中間に位置する実践的自由は自由な決意性によって感性的衝動を克服する(ドイツ観念論)」
同じ日本語でも、業界ジャーゴンの体質というのはこれだけ違う。

95名無しさん:2011/03/02(水) 21:35:36
>>80>>89の人は多分昔からこんな感じの珍説を書いてきた人だろう。
文体や説の唱え方に特徴があるから何となく分かる。
知識はあるが言語的センス(というか常識)がないのか、変な説ばかり唱える。
あまり相手にする必要もないかもしれない。ふざけてるのかもしれないし。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/10958/1295276658/92
これなんかも同じ人だろう。


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