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【青森・岩手・秋田】東北方言・東北弁総合【宮城・山形・福島】
1
:
名無しさん
:2010/08/26(木) 20:44:22
主に東北地方6県(青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県)で話されている
東北方言・東北弁について色々と語りましょう。
厳密には新潟県下越地方が入ったり、福島県檜枝岐村が入らなかったり、
東関東方言を入れる場合は茨城県全部と栃木県大半が入ったりするようですが。
2
:
名無しさん
:2010/08/29(日) 02:37:35
*北奥羽方言
**津軽方言・津軽弁(青森県西部津軽地方)
**南部方言・南部弁(青森県東部南部地方・岩手県中北部南部地方)
***下北方言・下北弁(青森県北東部下北地方)
**秋田方言・秋田弁(秋田県全域)
**庄内方言・庄内弁(山形県北西部庄内地方)
**北越方言(新潟県北部)
*南奥羽方言
**伊達方言・伊達弁(岩手県南部)
**仙台方言・仙台弁(宮城県全域)
**最上方言・新庄弁(山形県最上地方)
**村山方言・村山弁(山形県村山地方)
**置賜方言・置賜弁(山形県置賜地方)
**浜通り方言(福島県東部浜通り地方)
***岩城弁
***相馬弁
**中通り方言・福島弁(福島県中部中通り地方)
**会津方言・会津弁(福島県西部会津地方)
*東関東方言
**茨城方言・茨城弁(茨城県全域)
**栃木方言・栃木弁(栃木県ほぼ全域・足利市を除く)
学術的名称と一般的名称を併記してみたけど怪しいところが結構ある
北越方言や浜通り方言が一般的にどう呼ばれているか分からない
一般にいう「盛岡弁」「山形弁」「仙台弁」「福島弁」などがどの範囲の方言を指しているのかもよく分からない
それぞれの地元の方がいたら教えてください
3
:
名無しさん
:2010/08/31(火) 12:33:59
典型的な特徴を単純化して示すとこんな感じだろうか。
北奥羽方言 南奥羽方言 東関東方言 西関東方言
イ段とウ段の中舌性 ○ ○ ○ ×
エ段の狭さ ○ ○ ○ ×
イとエの混同 ○ ○ ○ ×
語中のカ行・タ行の有声化 ○ ○ ○ ×
語中の濁音の入り渡り鼻音 ○ ○ × ×
シ・ス、チ・ツ、ジ・ズの統合 ○(/i/) ○(/u/) × ×
シラビーム方言性 ○ × × ×
有アクセント ○ × × ○
4
:
名無しさん
:2010/09/08(水) 00:16:24
「関東方言」というくくりがどれだけ無意味かということがはっきりする。
5
:
名無しさん
:2010/09/17(金) 10:44:07
セ、ゼがシェ、ジェのまま残っているところが多い。
青森県、秋田県、岩手県北部、山形県最上地方では、
セがヒェ、ヘになることも多い。
例えば「背中」は「シェナガ」になるほか、ヒェナガ、ヘナガになる地域もある。
「風」はカンジェのような発音になる。
今では戦前世代の老人でもないとシェ、ジェと発音することは少ないが、
ヘになったものは方言語彙として固定していて若い世代でも使うこともある。
例えば別れの挨拶「ヘバ」など。「(そう)すれば」にあたる。
東北北部では、サ行変格活用が五段化する傾向が強く、
「サネァ」「シテァ」「ス(シ)」「ストギ(シトギ)」「セバ(シェバ)」「セ(シェ)」「ソ」「シタ」となる。
東北南部では、サ行変格活用が一段化する傾向が強く、
「シネァ」「シテァ」「シル(スル)」「シルトギ(スルトギ)」「シレバ(スレバ)」「シレ(スレ)」「シヨー(スヨー)」「シタ(スタ)」となる。
6
:
名無しさん
:2010/09/17(金) 18:06:03
青森方言−食べ物の話
http://www.youtube.com/watch?v=JJpDWckE7Jg
秋田方言−虫の話
http://www.youtube.com/watch?v=3aAONcVUvOI
岩手方言−嫁入りの話
http://www.youtube.com/watch?v=eS4wnjziX1g
山形方言−行事の話
http://www.youtube.com/watch?v=SSh9SJs0plk
宮城方言−山登りの話
http://www.youtube.com/watch?v=ERUaAcAuPQg
福島方言−田畑の話
http://www.youtube.com/watch?v=wAnJ2kcBSek
茨城方言−クヂハビの話
http://www.youtube.com/watch?v=HtQ_yOMOk7c
栃木方言−幼い頃の話
http://www.youtube.com/watch?v=hDKMSzCKH4c
7
:
名無しさん
:2010/09/19(日) 23:53:11
>>4
あなたは関西人が東京方言を「関東弁」と呼ぶことには賛成ですか?
もし反対なら、彼らを説得した事はありますか?
彼らの「関東弁」とあなたの言う「関東方言」のくくりはどちらが妥当だと思いますか?
8
:
名無しさん
:2010/09/20(月) 01:04:26
>>7
>>4
じゃないけど、東京方言や首都圏方言をわざわざ「関東方言」という意味はないと思う。
「だんべー」などと言っているような在来の西関東方言ならともかく、
関西人が指している「関東弁」はほぼ確実に、東京と変わらない均質な「首都圏方言」を指しているのだから、
「東京弁」で何ら問題ないはずだ。埼玉も千葉も神奈川もほとんど違わない。
…ということを方言板で結構何回もレスしたんだが、そのたびに凄く拒否反応を示されて、
断固として「関東弁」と呼ぶことを譲ってくれないんだよな。
学術的な方言区分としても、東関東方言と西関東方言を一緒にした「関東方言」という括りは確実に不要だろう。
最初に方言区画論を本格的にやった東条操が世間一般の地域区分に変に妥協してしまった結果だ。
その後の学者には、東関東方言を東北方言に含めている者が多い。
これは一般人が聞いたときの印象とも合致する。方言の印象が劇的に変わるのは白河の関ではなく利根川だ。
利根川以北は「東北弁」としてしまったほうが普通の感覚にも合う。
西関東方言を「関東方言」ということもできなくはないけど、わざわざ西を取る意味はないな。
人口的には関東地方の9割近いからいいのかもしれないけど、面積だと6割ぐらいだしな。
9
:
名無しさん
:2010/09/20(月) 17:24:23
北東北の出身者としては、「東北弁」というと無アクセントで「だっぺ」と言ってるというイメージで見られるのに不満がある。
首都圏から遠い北東北の方言があまり知られていないのはしょうがないのかもしれないけどさ。
例えば福井や九州の無アクセントを「東北弁みたい」と形容する人は珍しくない。
10
:
名無しさん
:2010/09/22(水) 03:46:56
http://www.youtube.com/watch?v=mqc8YG39354
これは本当に完全に分からないな。素晴らしい。
11
:
名無しさん
:2010/09/22(水) 03:48:12
>>6
の方がたまに分かるけど、こっちのリアルな会話の方が本当にわからない。
12
:
名無しさん
:2010/09/23(木) 01:27:26
>>10
秋田南部の出身だが聞いてみたら7割ぐらいは聞き取れた。祖母の喋り方に結構似てる。
東北方言は広くて通じにくいけど、発音でいうとやっぱりかなり似てる。
13
:
名無しさん
:2010/09/28(火) 18:53:41
>>10
聞き取れたところ
0:09〜 俺と親で**さ泊まっただば行くにいいなって…
0:23〜 いずれは今、行けば(ああ〜)…
0:28〜 喋られるんだ
0:37〜 あの通り
0:39〜 …さ来るもんだべ(うん)、一日のうちだ、一日のうち二日も来るもんだべ、**さ、
0:58〜 二十分に出てね今バス早くなったっていうもんな平舘のほうも今別のほうもな一分間(***)んだと、
1:06〜 俺、我もこれだ、時間だと思って待ってたっけあれ早く来たなと思って(早くなったと)、何も今六分**っていうわけだべ、
1:14〜 したら六で(**)、**のスコップ借りてあっこに**投げてるわけせ、自分で立つとこな、
1:25〜 したっけ、一分お前遅れただけでわこれ手上げてバス止めててスコップ置いてきてして**、
1:34〜 一分遅れただっていうもんだべもの、一時間変わったってか(んだと)…
ここらへんで疲れてきて断念
難易度高すぎワロタ
14
:
名無しさん
:2010/09/30(木) 02:58:24
>>10
をケベック人に見せたら、ドイツ語とのことです。
15
:
名無しさん
:2010/09/30(木) 03:12:28
日本語結構ペラペラなスペイン人に聴かせたら
よく効いたら
日本語が混ざってる分からない言語に聞こえる
とのこと
16
:
名無しさん
:2010/11/25(木) 20:43:45
関東助詞の「〜せ」(セ、シェ、ヒェ、ヘなどの発音がある)はどこまで分布しているんだろう?
少なくとも青森と秋田にはあるようだ。
17
:
名無しさん
:2010/12/10(金) 23:54:02
間投助詞
18
:
名無しさん
:2011/01/03(月) 01:10:15
秋田の自分の親戚は、「してた」を「シッタ」、「見てた」を「ミッタ」のようにいうんだけど、
これって他県にもある?
19
:
名無しさん
:2011/01/03(月) 02:08:29
関東人もほとんどそうなる人が多いやん
20
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 20:22:44
それは「した」「見た」と言っているのだろう。同じような発音をする庄内出身の50代の人を知っている。
21
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 21:41:12
>>20
いや、普通の「した」「見た」とは明らかに区別できる。
どう聞いても促音が入ってて「した」「見た」より長いし、「した」「見た」なら母音が無声化しない限り「ミダ」のように有声化するが、
「シッタ」「ミッタ」のように促音が入っているので有声化しない。
出現するのも「した」「見た」ではなく「してた」「見てた」にあたる場面。
ちなみに使っているのは由利地方の80代と60代の親戚。
22
:
名無しさん
:2011/01/06(木) 02:50:36
>>21
新潟県央だが俺も使うな。
23
:
名無しさん
:2011/01/23(日) 02:21:39
日本海側に広く分布してるのか?太平洋側はどうなの?
24
:
名無しさん
:2011/03/07(月) 23:50:02
日本語の東北方言のように辺境で音韻体系が大きく異なるという現象は
他言語でも見られるのだろうか?
25
:
名無しさん
:2011/03/07(月) 23:59:09
>>24
つ【フランス語(オイル語、パリ標準語)】
母音も5母音で母音三角形上大変に明瞭、子音も端正で平凡な体系のラテン語が、
イタリア半島を出て辺境の地ガリアを北上するうちに、
母音も子音もアクセントも、とんでもない変化を遂げてしまった例。
同じような例は、ゲルマン語における英語にも言えるかもしれない(ゲルマン語としてはブリテン島は辺境)
英語の母音の「訛りまくり状態」は異常。「長母音で舌(調音点)をまったく固定『できない』」。
これは本当にひどくて、英米人にスペイン語や日本語を話させると、それはそれは悲惨なことになる。
まさに、平安時代の京都人が東国人を蔑称した「舌だみたる(舌が歪んでいる)」であって、
19世紀に大英帝国が覇権を握っていなければ、当時流行の野蛮な優生学・人種学が適用されて、
「イングランド人は舌を正常に動かせない言語障害だ」と馬鹿にされても不思議ではないレベル。
26
:
名無しさん
:2011/03/12(土) 17:59:11
ケセン語の安否が心配だ!
27
:
名無しさん
:2011/03/13(日) 13:43:14
ケセン語をはじめ三陸沿岸方言が絶滅の危機だ。
南三陸町の半数が安否不明という。
28
:
名無しさん
:2011/03/13(日) 13:47:21
よく考えるとあの地域では明治三陸沖津波でも壊滅的な被害を受けている。
あそこの地域の方言は江戸時代から続くものなのか?
29
:
名無しさん
:2011/04/05(火) 01:24:16
確かに過去の津波とかでも集落での生存者が数名みたいなところが結構あるんだよな・・・
実は過去にも津波の前後で結構変化があったのかもしれない。
30
:
名無しさん
:2011/04/16(土) 12:56:19
>>21
岩手県盛岡周辺だと
「してた」は「シタッタ」
「みてた」は「ミタッタ」
「する」は「シタ」
「みる」は「ミタ」 と言います
31
:
名無しさん
:2011/04/28(木) 23:47:56
>>30
秋田の主要部ではシタッタ(シテアッタ)、ミダッタ(ミデアッタ)がそれと同じで
後半はスル、ミルです。由利は県内だけどいろいろ違うのでよくわからないw
32
:
名無しさん
:2011/05/01(日) 14:30:22
シタッタ、ミダッタとシッタ、ミッタは同じなのか?
確かにどちらも「してた」「見てた」に相当するが
自分自身は使わないから内省できない
33
:
名無しさん
:2011/05/26(木) 10:39:53
東北を含む東日本では、動詞の過去形を現在の用法に使うことがある。
人の家を訪ねて「斎藤さんいだが」というと「いだ、いだ」と出てくるという具合。
過去のことには「昨日佐々木さんいだったが?」のように「いてあった」類を使う。
また、自分が体験・直接確認したことの場合、「さっき畑さいだっけよ」のように
「っけ」が使える。他人から伝え聞いたような場合は使えない。
35
:
名無しさん
:2013/01/23(水) 02:47:01
>>18
それは音韻の関係でしょ?
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