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ザ・真如苑・2016

35無名:2023/08/17(木) 22:42:24
老後資金3,300万円を奪った相手、それは信じていた友人だった
2021.10.1
https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/2400 
詐欺られた人々 第2回:ご近所の友人に誘われた“いい話”
「自分は騙されない」とも思ってはいけない! コロナ禍で急増する詐欺被害の実態とは? 今回は、老後の蓄えの3,300万円を失ってしまった堅実な女性を取材した。

「騙されたんだ、と気づいてから眠れなくなりました。夜になると『これじゃ、お墓も買えない』『病気になって入院なんてことになったら、お金をどう工面しよう?』と考えてしまって……」と78歳のE子さんは、その小さな肩を震わせた。

ご主人に先立たれてからは、時給750円の立ち食い蕎麦屋で10年間パートをして生活を支え、子どもを育て上げてきた。「パート代からコツコツ貯めたもの、主人が老後資金にと残してくれたもの。そうやってできた3,300万円が全て奪われてしまった…。頭がおかしくなってしまって、病院にも行きました。今は眠り薬をいただいて、なんとか寝ている状態なんです」そう言って、うな垂れた――。

詐欺を仕掛けてきたのは近所に住む美容師だった

中学を卒業後、実家の農業を手伝いながら、成人式直前で結婚。以降、専業主婦として子どもを育ててきたE子さんは、穏やかで上品な口調で話す、いかにも真面目な雰囲気の女性だ。55歳で夫に先立たれたあとは、夫の残したお金には手をつけず、立ち食い蕎麦屋や介護士のパートで生計を立てつつ、コツコツ資産形成をしてきた苦労人でもある。

「自分がしっかりして、子どもや孫たちの面倒を見なければ」と気負って生きてきたためだろう。60代と言っても通じるほど、背筋はしゃんと伸び、服も髪型も身綺麗にされている。その外見からは、詐欺被害者だとは到底思えない。

彼女に初めて会ったのは、2021年7月1日。原告がE子さんとS子さんの2人、被告が金島忠男、金島雪子、江渡賢慈(オフィスケイ)、石島克浩、4人の損害賠償請求事件の第一回目の口頭弁論での席だった。

共に裁判を起こしている幼なじみのS子さんは足が悪いため、E子さんは常に気遣いながら行動していた。このS子さんとは、近所に住む幼馴染で姉妹のように育ったという。S子さんもまた、1,000万円の被害に遭っている。

原告と被告の関係は次の通りだ。

今回の投資詐欺は、S子さんのパート先であるTさんの家から始まった。

TさんとS子さんは、年齢がそれほど離れていなかったこともあり、ご自宅に行くと世間話を度々していた。その世間話のなかで「いい話があるよ。金島さんという人からきた話だけれど、100万円預けると、月に3万円だか、7万円だかの分配金がもらえるよ」と誘われたのだという。

そこでS子さんは、Tさんの紹介で金島夫妻に会いに行き、説明を聞いた。最初のうちは半信半疑だったが「銀行に預けていても増えないでしょ」「預けたお金は解約すれば全額返ってくる」という言葉で背中を押され、まずは500万円を預けることにした。

金島から「この書類に書いてほしい」と渡された紙は、難しいことが書かれていて、あまり理解できなかった。だが「大丈夫。私を信じて」という金島(妻)の言葉により、言われるがまま記入してしまった。もちろん、この書類がくせ者で、投資の契約でもなんでもなく、あとからわかったことでは金銭消費賃貸借契約書だった。

とはいえ、預けてから1ヶ月も経たないうちに4万9568円の入金があったため、そのことでS子さんは、この話をすっかり信じ込んでしまった。結局、保険を解約してなんとか作ったお金を500万円追加で預けてしまうのだ。約半年のうちに計1,000万円を金島に預けたということになる。

それだけではない。“いい話”だとすっかり信じてしまったために、幼なじみのE子さんを誘ってしまったのである。


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