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12：ウエスト：2010/05/19(水) 13:20:27: コピペと思われるもの・その9
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74 名前：白蓮投稿日： 2010/05/14(金) 22:04:32
次に、「この世において自らを小さくした者たちについて」というテーマ。
わかりやすく言うなら、それはこの世における自我、自分とは何かということ。

肉体に基づくこの世の生活に基づく、自分自身の自我というものを、
限りなくこの世において、巨大化させるのが、あなた方の成功というのではなく、
その逆にその自我を限りなく小さくし、空しくし、透明にし、
我なるものを忘れて、ほかの人々のために尽くす人生に生きた人こそ、
この世において小さくとも、あの世において偉大なる存在となるのである。
菩薩や如来と言われる人たちは、自分のための人生を生きた人ではないのだ。
彼らは自分のことを考えること少なく、世の人々のために、
困っている人々のために、苦しんでいる人々のために、
悲しんでいる人々のために、その身を捧げた人たちであるのだ。
そういう人生をあなた方が選ぶことができるかどうか、
これが「目覚めたる者になるため」の第一歩である。
このことを忘れてはならない。
そのような人間となるには、自我を小さくし、利他の思いでもって、
他の人を愛する慈悲の心でもって、この世を生き切るためには、
最初に申し述べたとおり、霊的存在としての自分を信じること、
自分が霊的人生を生きているということを信じること、これが出発点である。
この出発点に立つことができない者は、この自我を小さくし、
この世において、低くし、他の人の人生のために尽くす人生を生きるのは難しい。
この世においては弱肉強食の世界が展開されている。
人より優れ、人を押しのけ、人を蹴落とし、あわよくば他の人の利益を
自分の利益とせんとする人たちで、満ち満ちている。
そういう世界を我々は「汚れた世界」と言う。「汚辱に満ちた世界」と言う。「悪しき世界」と言う。
この世に生きている人たちはそうは思わない。
悪しき世界が、汚れた世界が、光り輝いて見えているのだ。

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