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672
:
玄道
◆xvhaSPKbVw
:2010/12/25(土) 12:34:37
古神道(神仙道)玄學に於ける歸幽(謂はゆる「死」)の瞬間の状況の解説。(その参)
『死は單に本來の靈魂が物質の肉躰より分離する轉變現象に過ぎないのであるから、
古來、我が國の神道では「幽より顯に來り、顯より幽に歸る。」とて、死と言ふ表現語を
用ゆずに、「歸幽」と言ひ、在世中の年齡を「在世享年滿何才(何ヶ月)」と稱してゐる
ことは、幽理に契合せる正しい表現語である。(愚案、「享年」を使ふ場合は「才」は付けぬ
と思ふ。)
歸幽とは「天神より分魂を享けて、幽眞界より現世に出生し、人壽盡きると共に、靈肉分離
して肉躰は土に歸し、靈魂は幽眞界に歸るがゆゑに歸幽と言ふ。」のである。
死の直前の苦痛と言ふものは殆んど感じないのが普通であつて、恰かも深い睡眠状態に
沒入するが如く案ずるより死ぬのが易いものである。・・・が、・・・但し其の人々の事情によつて
相違するが、・・・
1.死の誘因たるべき心身上の色々な特殊の事情に基くもの、・・・例へば、傷病に對する
外科手術や投藥等による死の誘因。又は毒物による死の誘因や精神的苦痛による死の
誘因。或いは不慮不測の突發的の災害慘死(戰傷死も含む。)や自殺等の場合には、
一時的の多少の苦痛苦悶を伴ふこともあるが、是れは短時間・瞬間時的のものである。
2.在世中に於ける當人の信仰心の有無や信仰主觀の種類に關係なく、・・・餘程の何等かの
特殊の靈的宿因を持つたものや、兇惡強大なる妖魔性靈物類と感通結靈せるものや、
特に天地も許さぬ程の慘酷な兇惡犯罪を行動せるもの、・・・等々に該當せるものに對する
死の前後の苦痛苦悶は相應に深刻である。
死による靈躰と肉躰との分離前の苦痛苦悶はもとより、完全に靈肉分離された後に於いても、
該當の死者の靈躰には、死者相應の悽慘な苦痛苦悶が繼續されるのである。
以上に該當するものは別問題である。』(前掲書)
古來、神仙道玄學では「不老不死」とか「長壽永生」といふ表現を用ゐますが、是は單に現世生活
に於ける肉躰的壽命を指したものではなく、幽眞界と現世界に一貫せる眞正の靈的生命の長壽
不老不死を表現したものなのであります。
<次囘につゞく>
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