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617蛭子(えびす):2010/11/30(火) 10:34:04
>>616
玄道さま

>「布瑠の言」

そうです。この分野に関しては、玄道さまのほうがお詳しいと
思いますので、お恥ずかしいのですが、あまりご存知ない方の
為に解説させていただきます(以下、引用)。

 『日本語に探る古代信仰』土橋寛
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1215.html

 このとき、ニギハヤヒからウマシマジに及んでいたタマフリ
の儀礼が天皇家に入ったのではないか。天皇家はそれを活用し
たのではないか。土橋さんは、そう、仮説しておられる。そう
だとすると、この儀礼はタマシズメではなくて、物部氏が重視
しているフルノミタマの儀礼でつまりはタマフリだったはずな
んだね。これはいまも石上神宮に伝承されている儀礼だ。

 その他の参考文献

 『ミタマフリの伝承』三品彰英
 刀剣・鏡類は日神を招祷する呪具で大陸シャーマニズム系。
比礼は人間の魂を振り起こしたりする招祷する呪布で海神に
かかわる水の呪物。

 『神楽の巫女舞い』三隅治雄
 十種神宝とは強力な霊魂をいわい込める媒体足りうる神物
であり、また神霊の憑依する依代そのもの。ユラユラと神宝
を振るのは、神霊を先ず神宝に依り憑かせ、さらにその依り
憑いた魂を人の体に来触させるための呪術。

 『宮廷の歌舞』土橋寛氏
 十種神宝の呪物を振り動かすのは衰えたタマを振り動かす
模倣呪術であり、鎮魂祭で天皇の御衣を納れた御衣筥の蓋を
少し開いて振り動かすのも、御衣は御魂代であるから、これ
と同じ呪法である。


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