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一等星の雑談部屋

361名無しさん:2015/03/22(日) 14:51:52
アメリカの基本政策としては、ドルの基軸通貨体制だけは守らなければならないものであり、この数年はユーロの挑戦を退けてきた。アメリカは中国と手を組むG2戦略を進めてきましたが、中国の裏切りでアメリカは苦しい立場に立たされた。

オバマ大統領は、G7・G8で主導権が取れなくなって来たので、G20を提唱して進めてきましたが、BRICsを中心とした新興国に突きあげられている。AIIBアジアインフラ投資銀行は、ドルの基軸通貨体制に対する挑戦であり、状況の成り行きが注目されます。

アメリカは今や四方八方に敵に囲まれた織田信長であり、浅井朝倉、武田信玄、石山本願寺、上杉、毛利と絶体絶命の境地に立たされた。織田の同盟軍は徳川家康だけであり、武田信玄の前に徳川も窮地に立たされていた。アメリカも今や日本だけが付いているだけであり、中国やロシアやEU以外にも中東では泥沼に足がはまっている。

オバマ大統領はアメリカは世界の警察官ではないと言っていますが、単独覇権主義の看板を下ろさなくてはならなくなって来た。しかしドルの基軸通貨体制だけは維持しなければアメリカはただの大国に成り下がってしまう。AIIBは中国が放ったアメリカへの刃であり、成功すれば人民元が国際通貨の仲間入りをするかもしれない。

BRICsによるアメリカ包囲網は、アメリカのドル高政策などでドル資金が還流してきて新興国のブームは去りつつありますが、さらには石油暴落を仕掛けて新興国の資金源を絶とうとしている。アメリカ自身はリーマンショックまでは金融立国を目指して新興国を味方にしていましたが、リーマンショックで金融立国は破綻した。

リーマンショックでダメージを負ったのは、アメリカだけでなくユーロ圏もダメージを負って、ユーロ圏でもPIIGS諸国に金融危機が訪れてユーロもダメージを負ってしまった。アメリカとしては元気なBRICsと組んで行こうとG20を立ち上げたのでしょうが、裏切られてアメリカ包囲網を作ってしまった。

アメリカはIMFなどを通じて金融の主導権を握り続けようとしていますが、AIIBはIMFに対抗する金融圏を作ろうとするものだ。それにイギリスやフランスやイタリヤも入ればアメリカのドル基軸通貨体制にも影響が及んでくる。これらの問題はTPPとも関係のある問題であり、AIIBは中国の対抗手段になる。

まさに金融と言う世界覇権を握る本丸に迫る問題であり、中国だけではなくイギリスやフランスが加わろうとしている所にアメリカが怒っている。このような状況でアメリカに同調しているのは日本ぐらいであり、日本にはかつてのような力は無くなりアメリカを支えきれなくなっている。

「株式日記」では日本の弱体化がアメリカにとってプラスなのかと書き続けてきましたが、90年代からの日本叩きはひどかった。もちろん天下を取ればNO2を始末するのは常識であり、日本は中国の下のNO3に転落した。中国や韓国からは歴史問題を突き付けられていますが、アメリカが中韓を煽っていた。従軍慰安婦問題ではアメリカ議会は日本非難決議をした。

オバマ大統領の中国重視、日本軽視の外交はG2戦略から出たものですが、新冷戦体制になりアメリカは戦略の見直しを迫られている。キッシンジャーやブレジンスキーは親中派であり、彼らに代わる戦略はまだ打ち出せていない。スーザン・ライス補佐官はまだ親中派だ。

韓国の離米従中は、アメリカ離れの先駆けであり、このままの状況が続けばアジア諸国にも離米従中の動きが広まるだろう。オーストラリアやニュージーランドもAIIBに参加を表明しており、TPPは幻になりかねない。キッシンジャーやブレジンスキーはこのような状況をどのように見ているのだろうか?




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