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みょうが、柿等を始めました。

508名無しさん:2015/04/27(月) 20:48:13
注目の人 直撃インタビュー エコノミスト浜矩子氏が看破する「チーム・アベ」の欺瞞(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/841.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 27 日 07:30:05: igsppGRN/E9PQ Tweet      





         現在は同志社大大学院教授(C)日刊ゲンダイ


注目の人 直撃インタビュー エコノミスト浜矩子氏が看破する「チーム・アベ」の欺瞞
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159319
2015年4月27日 日刊ゲンダイ


日銀がやっているのは「金融政策」の名に値しない


 マネタリーベースを2年間で2倍に増加させ、2%の物価上昇を実現する����。日銀の黒田総裁が打ち出した異次元の金融緩和も、この4月で3年目に突入した。本人は「所期の効果を発揮している」と強気だが、肝心の物価はさっぱり上がってこない。果たして黒田バズーカは日本経済に何をもたらしたのか。「アベノミクスはアホノミクス」と警鐘を鳴らし続けてきた、この人に聞いた。


����黒田総裁が就任して2年が過ぎました。この間、日銀は何をやってきたのでしょうか。


 日銀が「チーム・アベ」の一員としてやってきたのは、国債の買い支えと株価の押し上げ、それと円安誘導ですね。突き詰めれば、この3つのために、大量の資金を市場に流し込んできたわけです。


����それは中央銀行の仕事なのでしょうか。


 中央銀行の存立意義は、通貨価値の安定と、それをベースにした経済活動の安定を維持することにあります。ところが黒田さんは、むしろ通貨価値を不安定にしてきた。日銀は、ETFの購入などを通じ、リスク資産である株式の保有高を大きくしています。今やジャンクボンド並みにリスクが大きい日本国債もじゃんじゃん買い上げている。財務体質は悪化するばかりです。そんな状態でありながら、通貨価値の番人として機能し続けようとするのは、大きな矛盾。自国通貨を安く誘導していくのも、中央銀行の政策として考えられません。いずれにしても金融政策の名に値しないことをやっていますね。


����そうなると、黒田日銀は何をしたいのか、ますます分からなくなります。


 市場にカネを流し込むことで資産インフレ=バブル状態をつくり出し、デフレから脱却しているかのごとき雰囲気を醸し出したいのでしょう。容易に熱くなるところを熱くして浮かれ気分をつくり出すシナリオです。その一方で、国債の値崩れ防止も図る。さらには円安誘導によって、時代錯誤的な輸出主導型の経済成長を図り、点数を稼ぐ。まあ、そういうところを狙っているわけです。


■トリクルダウンは目くらまし


����平均株価は2万円を回復しました。シナリオ通りに進んでいるということですか。


 まったくそうはなっていないでしょう。2万円になっても、チーム・アベが願っているような浮かれ気分は醸成されていません。安倍政権が発足した時、株価は9000円台からガンと上がりました。一部の人々は「この先もどんどん行くのではないか」と若干舞い上がりましたが、上昇基調は半年も続かなかった。2013年5月には1万6000円の手前で足踏み状態となり、天井に達したのです。それで「せめて2万円を超えさせねば」となり、日銀もGPIFも株を買い込んだ。そうやって、何とか達成した2万円だから世の中はシラケていて、「2万円? だから?」という感じ。どの世論調査を見ても、景気回復の実感がない人は7割を超えているし、実質賃金は下がる一方です。機械受注も2月は再びマイナスに転じ、GDPもパッとしません。何一つとして思惑通りになっていません。




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