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2016年9月19日 月曜日
◆フィリピン米国離れ中国接近の真相 ドゥテルテ大統領のしたたかさ その2 9月17日 大塚智彦(Pan Asia News 記者)
■「新たな独自外交」への布石なのか
だが、こうしたフィリピンの「米国離れと親中」というこれまでの外交機軸の転換は本当なのだろうか。これを読み解くカギはこれまでのドゥテルテ大統領と外務省、大統領府の絶妙のコンビネーションにあるといえそうだ。
9月15日、訪米したフィリピンのヤサイ外相はワシントンでの講演で南シナ海問題に関して仲裁裁判所が下した裁定について「最終的なもので拘束力がある。現在の海上領域における国際的な基準だ」としたうえで中国が裁定を無視する限り「(中国と)対話する用意はない」と明言した。
この発言はラモス特使の派遣が「中国との2国間だけの協議で南シナ海問題の解決を目指すものではない」とのフィリピンの思惑を示したといえ、ラモス特使を「2国間協議の窓口」と理解して歓迎する姿勢を示している中国側との間で認識のずれがあることを浮き彫りにしたといえる。
こうした事例が示すようにフィリピンの外交は、ドゥテルテ大統領が過激な発言で物議を醸し、その後外相や外務省、大統領府などがその発言の真意や背景を改めて説明して誤解を解き、火消しに努めて理解を求めるという「手法」を繰り返している。このドゥテルテ流あるいはフィリピン流に今後を占う「カギ」が隠されているようだ。
フィリピンの英字紙「インクワイアー」はドゥテルテ外交の真髄を「ダメージコントロールと忍耐に基づく新たな独自の外交戦略」と位置付けた。どういうことかというと、ドゥテルテ大統領は「厚かましく、ずうずうしく、粗野で無礼で大胆、そして誤解を招きやすい」と辛らつながらかなり正確に分析し、そのうえで大統領の発言や行動の真意を巡って外交当局や大統領府が「ダメージを修復したり、誤解を解いたりと懸命にコントロール」しながら、内外に「新しくそして独自のフィリピン外交」への理解を求めている、のだと解説する。
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