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建設的な議論をしましょう。PART20
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崩壊寸前の支配システムを立て直そうと必死の米国支配層は他国からの強奪を計画、露国と核戦争へ
2014.08.02
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アメリカの生産システムは破綻、ドルも基軸通貨としての地位が揺らぎ、NSAを使った情報収集や相場操縦にも限界がある。ニューヨーク連銀やケンタッキー州フォート・ノックスにある財務省管理で保管しているはずの各国が保有する金塊も消えてしまった可能性が高く(何度か書いたことなので、詳細は割愛)、支配システムは崩壊寸前。「唯一の超大国」という幻影を追いかけるアメリカの支配層は他国を軍事力で脅し、場合によっては攻め込み、資源や資産を盗んで立て直そうと必死だ。
その強奪計画が描かれたのは1992年のこと。その当時、国防次官だったポール・ウォルフォウィッツ国防次官が中心になって作成されたDPG(国防計画指針)の草案では、旧ソ連圏をはじめとする潜在的なライバルを力で潰し、資源を押さえ、アメリカが支配する世界秩序を築こうとしている。先制攻撃も辞さないという姿勢だ。これがいわゆる「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」。
1991年にアメリカはイラクを攻撃(湾岸戦争)したが、当時のジョージ・H・W・ブッシュ政権はサダム・フセインを排除しないまま、停戦した。元々フセインはCIAが使っていた人物であり、フセインを排除した場合の混乱を嫌ったのだろうが、その決定にネオコン(親イスラエル派)は強く反発する。1980年代からネオコンやイスラエルはフセインの排除を目論んでいたのだ。
その一方、この湾岸戦争でソ連軍が出てこなかったことでネオコンは強気になった。そして翌年のドクトリン、そして現在の強硬姿勢につながるのだが、当時は消滅寸前のソ連。状況が違う。
2006年にフォーリン・アフェアーズ誌が掲載したキール・リーバーとダリル・プレスの論文では、アメリカが核兵器のシステムを向上させているのに対し、ロシアの武器は急激に衰え、中国は核兵器の近代化に手間取り、相対的にバランスが大きく変化、アメリカはロシアと中国の長距離核兵器を第1撃で破壊できるとしている。これもボリス・エリツィン時代に破壊されたロシアを前提にしている。
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