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お前は見られている!!

516名無しさん:2014/10/15(水) 17:16:47
(私のコメント)

この本の著者であるハミルトン・フォッシュ氏は戦前戦中のアメリカ共和党の重鎮であり、FDRの政敵と呼ばれた議員であり、アメリカの外交議員団の団長もつとめた事もあり、ナチスドイツの外務大臣のリッペントロップとも会談している。またルーズベルトの開戦演説でも共和党を代表して演説している。

この本を読んで感ずるのは、日本の政治家におけるアメリカの連邦議会議員とのコネクションの無さであり、フォッシュ議員と日本の政治家との接点が無いことが分かる。近衛首相にしてもFDRとの会談が無理なら共和党の議員などとの会談が出来なかったのだろうか? 

情報交換するだけでもアメリカ側の考え方も分かったのでしょうが、アメリカは非干渉主義で戦争に反対する議員がほとんどであった。しかしFDRと数人のメンバーによって日本は外交的に追い込められて行った。FDRは国会の承認なしに戦争できる手段を考えていた。

その為には日本から先制攻撃される必要があったが、アメリカのスパイと思われる山本五十六が真珠湾攻撃を計画した。アメリカはその陰謀がばれるのを恐れて山本五十六をおびき出して暗殺しましたが、戦略的に見ても愚策であり、EDRに踊らされてしまった。

フォッシュ氏が指摘するようにハルノートは「最後通牒」であり、FDRの議会における開戦演説はまやかしである。アメリカ人の99%はハルノートの事は知らない。これは条件付きの宣戦布告でありFDRの「だまし討ち発言」はFDRの方が騙していた。騙されたのはアメリカ国民でありアメリカ議会だ。

FDRはポーランドを騙しフランスを騙し大英帝国を騙して開戦させた。その結果ポーランドはソ連の支配下になり、フランスと大英帝国はアジアの植民地を失った。チャーチルも結局はFDRに騙されて大英帝国は終焉した。FDRは大英帝国のアジアの利権を保証していたからだ。しかしそれは反故にされた。

しかしFDRもスターリンに裏切られて中国や東欧の共産化を許してしまった。ヤルタ会談の密約はFDRとスターリンの二人の密約であり、FDRは共産主義者のスパイに取り囲まれていた。ハルノートもハリーホワイトというスパイが原案を作ったものだ。もっとも山本五十六もハリーホワイトもスパイであるという自覚は無く踊らされていたようだ。

大東亜戦争はまだ終わってはいないのであり、思想戦や言論戦争が残っているのであり、アメリカ内部からも思わぬ味方が現れてきた。二つの世界大戦にアメリカがはたして参戦する必要があったのだろうか? そして数百万人の戦傷者を出した。しかしそれでアメリカは得るものがあったのだろうか?




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