闇の声氏がこれでもかこれでもかと書き込むスレッド - 1381179581

81：名無しさん：2014/04/06(日) 14:29:27: 【朝鮮日報】女性の徴兵～韓国とノルウェーを単純比較するのは適切ではない[07/08]
1 ：帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★：2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:???1979年、ソ連がアフガニスタンに侵攻した。
危機を感じた米国のカーター大統領は、入営対象者を拡大する選抜徴兵法（MSSA）改正案を作った。
女性の軍服務を勧告する条項も盛り込んだ。
しかし実際に連邦議会を通過した法律は、これまで同様男性にのみ兵役義務を負わせるものだった。

すると、ロバート・ゴールドバーグ弁護士が連邦最高裁に対し違憲の申し立てを行った。
男性のみを徴兵する選抜徴兵法は、合衆国憲法の「平等条項（equal protection）」に違反するという理由からだ。
被告は、選抜徴兵局のバーナード・ロストカー局長だった。

この「ロストカー対ゴールドバーグ」裁判で、連邦最高裁は「男性のみを徴兵するのは合法」という判決を下した。
徴兵対象から女性を外しても平等条項に違反するものではない、と見なしたわけだ。
最高裁は「（女性の）戦闘参加を制限する現実が、まさしく議会の決定が正しいという根拠」と指摘した。
一方、少数意見を述べた判事は「女性には常に『適切な役割』が別に存在するという、長年にわたる虚偽の意識を最高裁があらわにした」と批判した。

第2次大戦当時、英国やソ連は女性を軍隊に編入した。英国は、子どもを持つ女性は除外した。
一方ソ連は、大学の化学科出身の男女全員を核・生物・化学部隊の将校として服務させた。
戦争末期には、米国も女性を集めて看護部隊を作ろうとしたが、日本が降伏したため取りやめた。

現在、女性を徴兵している国は世界に10カ国ほどある。イスラエルでは、ユダヤ人であれば男女問わず全員軍隊に行かなければならない。
人口の約20％を占めるアラブ系のイスラム教徒は、軍隊に入れない。

ノルウェーは、女性の軍服務を義務化した。戦後の欧州で初めてのことだ。
女性にも兵役義務を負わせる政府案が、議会で多数の賛成を得て通過した。
付属の法律が整備されれば、2015年から女性も男性のように1年間兵籍に入れられる。
「軍隊は性別に関係なく、優れた人材を確保できなければならない」というのが理由だ。

もちろん、「百パーセント強制徴集」ではない。男性も、徴兵対象者6万人のうち、毎年8000人だけが軍隊に行く。
軍隊に行くのが嫌なら、学業や代替服務といった道がいくらでもある。

人口が500万人で2万3000人規模の正規軍を抱えるノルウェーには、直接的な安全保障上の脅威がほとんどない。
軍隊も、自国の安全保障よりは海外派兵が主目的だ。
それでもノルウェーは、全ての部門で男女平等を実現するという観点から、女性の徴兵制を選択した。

すると、この際韓国もノルウェーを見習おう、という声が上がった。
公務員試験での兵役終了者への加算点制度をめぐる問題すら五里霧中という状況で、これは突拍子もない話だ。

ノルウェーは、20人いる将官の半数が女性だ。男女平等指数は韓国と比べものにならない。
国家を維持するためには、出産や育児も兵役並みに重要だ。韓国の現実をノルウェーと単純比較するのは適切なことではない。

キム・グァンイル論説委員

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/07/2013070700120.html