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440名無しさん:2013/03/01(金) 00:20:29
>>439
ひでえw

 しかし日本海側の過疎地域を通る山陰自動車道は費用対効果が低く、山口県内の全長百十五キロメートルのうち、開通区間は「萩・三隅道路」(長門市 - 萩市)のわずか十五キロにすぎない。安倍家の故郷・長門市が始点であることから"安倍道路"とも呼ばれる萩・三隅道路を走ると、残り八割以上の百キロで建設が進まなかった理由は一目瞭然。一帯は人口も交通量も少ない山間部だ。巨大な橋梁やトンネルが続くため、建設費は十五キロで七百九億円、一キロ当たり約四十七億円にも達する。建設費の割に経済効果があまりに乏しいのだ。


 ちなみに、安倍道路に隣接する「長門・俵山道路」(長門市)の着工も決まっているが、ここも山間部が建設予定地のため、この区間の事業費も五・五キロで二百四十億円、一キロ当たり約四十四億円にものぼる。「大雨で生活道路が通行止めになる」ことも建設理由に挙げられているが、その回数は〇一年からの十年間でわずか五回、二年に一回にすぎない。防災面を考慮したとしても費用対効果が高いとはとても言えない代物だ。


 安倍首相と山本知事の誕生で建設の機運が高まる山陰自動車道だが、全線開通となれば、未開通区間百キロを建設するために推定で約四千五百億円の税金が投入されることになる。安倍政権は補正予算(十三・一兆円)に、未整備の高規格幹線道路を建設するために「全国ミッシングリンクの整備」として六百二十三億円を盛り込んでいる。箇所付けはこれからだが、山本知事は山陰自動車道にも予算が付くのは確実と自信満々だ。


 山口県での強靭化バブルの事例はこればかりではない。湾口や海峡を橋やトンネルでつなぐ「海峡横断道路計画」の一つ、「第二関門橋」、通称"安倍ブリッジ"もある。一九八七年の第四次全国総合開発計画(四全総)で打ち出されたもので、全国で六本あることから「六大架橋」とも呼ばれる。事業費は橋梁だけで約二千億円、関連道路を入れると、約三千億円になるが、関門海峡にはすでに「関門橋」と「国道トンネル」で交通量に十分な余裕があり、三本目となる第二関門橋の必要性が乏しいことは今さらいうまでもあるまい。国会でも「無駄」と批判され、福田康夫政権時代の〇八年に冬柴鐵三国土交通大臣が調査を打ち切った経緯がある。




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