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金魚とホテイアオイ
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私がいた通産省(経産省)も、ある程度、同期20人超から段々
と将来の幹部候補生を絞りますが、さすがに20年前から事務次官
という絞り方はしません。
「信じられない!」という人には実例を出しましょう。
今の勝栄二郎財務事務次官。私が海部・宮沢内閣時に官邸に
出向して国会対応(内閣副参事官)をしている時、彼は私の
財務省側のカウンターパート、大臣官房文書課の補佐をしていました。
もう、20年少々前のことです。その当時から大蔵省では彼は
「将来の事務次官」と言われていたものです。
外務省。私は1987年〜88年、ハーバード大国際問題研究所に
留学していましたが、そこに同じく外務省から派遣されてきていた
谷内さんという人がいました。彼のことは私の担当教授
(もちろん米国人)ですら、「ミスターヤチは将来外務事務次官になる人だ」
と言っていたのです。私が「なぜそんなことを知っているの?」と聞くと、
「ミスターオワダがそう言っていた」と。「ミスターヤチ」とは、
後に本当に事務次官(2005年〜08年)になった「谷内正太郎」氏のことで、
ちなみに「ミスターオワダ」とは、ご存じ、雅子妃のお父様でやはり
事務次官(1991年〜93年)になった小和田恆氏です。
こうした同期の中でも一握りの官僚に「帝王学」を学ばせ、
決して明かしてはいけない(墓場まで持っていく)秘密まで共有する。
その排他的クラブからはずれた官僚に、その省の本当のことは語れないのです。
じゃあ、なぜ、そんなことを江田が知っているのか、ですって?それが、
政務(政治)担当の総理秘書官という仕事の性格でしたし、
特に、私の場合は「大蔵スキャンダル」が吹き荒れる中、
「大蔵改革」に取り組んだ、大蔵省と真正面から闘った経験があるから、
としか言いようがありません。
と言うわけで、この連休、どこにもお出かけの予定のない方、
是非、拙著「財務省のマインドコントロール」(幻冬舎)
をご一読ください。絶対、損はさせませんから。という宣伝で(笑)
、この話は終わりにします。
http://www.eda-k.net/column/everyday/2012/07/2012-07-15.html
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