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上海雑伎団スレ【第六十幕】

364もぎりの名無しさん:2015/05/28(木) 08:44:46 ID:M2Nrznqo0
ブルース・リー 「先生」
    老師 「お前の技は今、技量ではなく、精神面の洞察と訓練の問題に差し掛かってる。
        いくつか尋ねるが、これからどんな技を極めたいのだ?」
    ブルース・リー 「無の技を」
    老師 「よろしい、敵に会ったらどうするのだ?」
    ブルース・リー 「敵などはいないということです!」
    老師 「なぜだね?」
    ブルース・リー 「私というものが存在しないからです。」
    老師 「説明してみよ。」
    ブルース・リー 「戦闘という概念を人の思考過程からなくし、心を無にすれば、無意識にうまく
        流れていきます。敵が押してくれば引き、敵が引けば押します。機が訪れれば相手を倒し
        ます。私は打ち込みません。(拳を上げ)これが自然に打ち込まれるのです!」
    老師 「忘れるな、敵は見せかけの虚像の姿で現れる。野心を背後に隠してな、虚像を打て!
        敵は倒れる。お前の言った無意識は強力な武器となる。
        かつてある男が誓いを破り悪しきことをおこなった。少林寺の掟は何世紀に渡り守られて
        きた。同門の名誉は保たれてきたのだ。掟の13条を言ってみなさい。」
    ブルース・リー 「門下生は、己の行為に責任を持ち、その結果を受け入れねばならぬ。」
    老師 「恥ずかしい話だが、門下生の中にその知識と技を己の野望に用いたものがいた。我らの
        聖なるものを汚した。名はハンだ。我らの信念に背き少林寺の名を辱めた。
        今こそ、お前が失われた名誉を取り戻せ!」
    ブルース・リー 「わかりました。」


なんだか分かりそうで分からないな
敵は居ない、私も居ない、それが分かったところで戦いは無くならない


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