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上海雑伎団スレ【第三十九幕】

927447 a.k.a.よしお:2011/03/30(水) 20:32:52 ID:oMPJKQ360
願望を持つというのは,苦を抱えるということ。
様々なメソッドはいかに苦から逃れられるかを説いているにすぎない。
その中で最も長くに渡り受け継がれている教えがある。


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人々の関心はこのインターネットが発達した時代にあっても、自分より弱いものをいじめ、自分より強いものに巻かれる事であった。

最も弱い者は、弱い自分を正当化するに狂信者になるより他に無く、その思想や哲学がなんであれ、
その思想環境に置かれたものにとっては、それだけがその本人にとって最愛の手段と目的を兼ね備えている事は人類の原初より変わりはなかった。

偶然の確率で発生する事故には合い難い世の中、劇的な人生などあろうはずもなく、
高度な医療によって、病死も遠くに追いやられ、軽かった人の命の存在は、もはや覆されぬほど至高の重たい存在になった。

自殺だけが日本人を死に追いやる最良の手段になってしまった現代、人との関わりが少数で密接になった分だけ、
自分のアイデンティティーを確認するために一人の時間を求め、人の前では二重に思考する事が若者にあっては当たり前になった。

実際の人と人の接し方が極端に素密になり、「コミュニケーション万歳」な社会を生み出す。
それを、「生きているだけで苦しい」という実感を持つ若者が増えた。

人々は、この病斑の様に現代社会を蝕んでいく「もやっとした、やるせない空気」が漂っていた。

この精神的に身動きがとれない、鬱屈した思いを空想の中で遊ばせるしかなく、
自身の理想の鏡像を脳内に投影することでしか現実を遠ざけることができなかった。

人類が作った時間という尺度の中で世紀末という一区切りが過ぎて、人々の求めるカスタトロフィは既に無い。

そんな中

仏陀の法脈は「生きている意味がわからないけど、なんとなく一所懸命に生きている若者」に対してひとつの指標を指し示す。

−悟れ、と。


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