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108式成功体験談

9570:2009/11/16(月) 11:24:00 ID:KwrLKkuQ0
続きです。

あるとき、平穏だった当時の職場に変化が起こりました。
トップが本社と折り合いが悪くなってクビになり、
代わりに本社が送り込んできたのは
この分野について職務経験も知識もない中国系アメリカ人のおばさんでした。
このおばさんが最初に行ったのはNo.2の地位にあった人を理不尽に追い詰めて
クビにしたことでした。
こういう状況になり、
業務上チームワークのできあがっていた同僚達が次々辞めてしまい
私も(やっと)辞めようと踏ん切りがついて退職しました。

辞めてから、さっさと新しい経験に挑戦するほうに向けて行動したかというと
そうではありません。
私の心配性の部分が「専門職なんだから同業他社に転職すれば手堅いに決まってるじゃん」
と声を大にし、私はなかなか踏み出せなかったのです。
半年ほども次に踏み出せないまま葛藤が続きました。
生活のために貯金も減り、焦りと不安でいっぱいの毎日でした。
そんなとき、チケットに出会いました。

「私は本当は何がしたいんだろう。何をすると幸せに感じるんだろう?」
と、ここでようやく、当たり前の問いかけを自分にすることができました。
「私は自分の専門の分野で今までよりも進んだ市場環境で経験を増やしたい」
という本音のほうにようやく焦点を当てることができたのです。

それからは、何かにとり付かれた様に行動を起こしていました。
現地のめぼしい会社やエージェントにレジュメを送り、渡航計画をたて、
インタビューを受ける準備をしました。
エージェント会社数社の反応はおしなべて
私の心配性の部分に同調していました。
「専門職ですから、ポストがないですよ。
そして景気が悪いからビザが今は発給されにくいんですよ。」

でも、私はすでにかの地で働いている気分になっていました。
当時住んでいた賃貸マンションの契約更新は行いませんでした。
渡航面接して何も決まらず帰国するという事態は一切考えませんでした、
というか、そこには焦点を当てず、
ひたすら新しい環境で働いて新しい課題に挑戦して
生き生きしている自分でありつづけました。

そして、渡航して、事前にいくつか取り付けていた面接を受けました。
結果、渡航中に自分の専門分野の職で採用決定、会社がビザ申請、
住居も会社もちですぐに決まって帰国し、すぐさま引越しの準備になりました。

というのが私の「チケット後」の体験のひとつです。
「チケット後」、自分がちょっと進歩できたんじゃないかと思うのは、
以前のように常に不安とかみぞおちが重い、という気分にとらわれ続けることが
なくなったことです。
たまに、周囲で起こったことに気をとられて
へこみ気味になるときもありますが、
そういう時は、チケットを読み返したり、
こちらの板に来て皆さんの言葉をいろいろ見ています。
そうすると、自然と、
へこんだっていいんだ、不安にスポットライトを当てて感じてみよう、
と気分を取り直して元気になってます。


この板にこられる方の中には、試験や就職、転職のことでいろいろ考えて、
何か自分の指針になるものはないか?という方も多いかと思います。
私の経験が、モチベーションになるかどうかはわかりませんが、
何かのヒントになれば幸いです。

またまた長文になってしまい失礼いたしました。


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