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108質疑応答

3300108★:2010/03/10(水) 02:58:25 ID:???0
(つづき)

上で書いたように、あなたが苦しむことは無意味で、
その苦しみになんの価値もないとするじゃないですか。

その苦しみはあなたの成長にとっても、あなたの幸せにとっても
なんら関連していないとするじゃないですか。

じゃあこの苦しみは、あなたにとって一切必要ではないということになる。

じゃあその苦しみの生成元と思われている、
過去の虐待だとあなたが認識している記憶も、
自分にその仕打ちをしたとあなたが認識している、
父親に対する怒りに満ちた属性づけも、
も一つついでに、それらの呼び起こされた記憶を反芻して、
頭の中で何度も再経験しようとするあなたの習い性も、

全部不必要ということになりませんか?

あなたは、

「あの父親のせいで、私は未だにこうやって苦しむことになっている。
 だから、私を苦しませ続けているあの人物を許すことはできない」

と考えています。
ところが、この記憶を呼び起こして反芻しているのは誰でしょう?
父親ではありませんよね。あなた自身です。

それなら、この忌々しい一連のプログラムはあなた自身によって解除できるということです。
そのために必要と思われるなら、クレンジングや心理療法士による処方を試してみてください。

ですがその前に、その「消したい過去」を強固に支え続けているのは、
あなた自身であるという自覚を、まずは持ってみてください。

たとえば、あなたに限らずですが

「あの人間は許せない!」

と思うと、あなたの中でその人間が強力にその属性を帯びた形で存在し続けます。
おまけに、その属性を成立させる要素も強力にその存在を主張することになる。
あなたの中で、それらがよりパワーを帯びて生き生きしてくるのです。
あなたが「消したい過去」と思っている記憶や、
「消えて欲しい」と思っている、父親のネガティブな属性などがです。

本当のことを言いましょう。
あなたの記憶にある虐待の事実や、父親があなたに行ったひどい仕打ちは、
実際には行われていません。
変えるもなにも、そんな過去は最初から存在してはいないのです。

「いや、それらは全て事実だよ!」

とあなたは言うでしょう。
でも、実際はそれを事実と認定しているあなた自身が、
刻々その記憶を「今」創り出しているに過ぎないのです。

もっと本当のことを言うと、創り出してさえいません。
「創り出している」と錯覚しているだけなのです。

だから、その過去をなかったことにしたいのなら、
(実際にはそんな過去は存在していないのですが)
その過去を支えるという意識的な行為を今すぐに放棄することです。

「私は強力に信じ込んでいるが、それは事実ではないかもしれない」
という前提に立ってみる。
「その記憶は私が単に今、創り出しているに過ぎないのかもしれない」
と考えてみる。
「もっと言えば、創り出していると思っていること自体、錯覚なのかもしれない」
と疑ってみる。

あなたを苦しませようとするいかなる事も、
あなたが実際にはずっと幸せでいることを知られまいとする、
巧妙で狡猾なエゴの罠に過ぎません。

必要なら瞑想を行ってみてください。
ただ呼吸だけに集中して、雑念が湧いてきても放って置いてください。
ただ呼吸だけに意識を持っていき、静かにそれを行ってください。
ある程度瞑想が深くなり、全ての思考が止んだ状態になったら、
あなたは「今」という実際の領域に留まれている状態になっている。

そこでは何も起きていません。
あなたを苦しませるようなことは何一つ起きていないのです。
そしてそれだけが、実際に起きている全てのことなのです。

その領域に定期的に、充分に留まれるようになってくると、
上で私が書いたような突拍子もないようなことが、
頭で理解する形ではなく、真実なのだと実感できるようになってくる。

実感できたら、そのフィーリングと共にいてください。
そのフィーリングは理性を通さず、あなたに本当の有様を知覚させてくれているものです。

いろいろと書きましたが、要するにあなたは、

「今すぐに充分に安心して良いよ」

ということです。


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