マヤ歴の終わりは、１２月２１日から２３日！ - 1354582279

114：名無しさん：2017/01/27(金) 13:34:13: ぷうさんから

学歴社会という篩（ふるい）にかけられて、最後まで残った人たちが、今度は放射能汚染という篩をかけられて、どんどん取り除かれている？　という感じでしょうか？

いや、最近は学歴社会という篩を生き残っても、非正規雇用の道しか拓けてきませんから、その篩そのものが用済みなのでしょうね。大学は、もういらないのではないでしょうか？　国民の健康と命を守るという、最低限の役割も放棄して、高い授業料を取る割に、人間経験？　の欠落した教員が、ろくでもないことを教え込むだけですから♪　

これで学歴信仰がなくなって、正規雇用に結び付かないのなら、とりあえず、大学に通う意味はまったくありません。専門学校に通うか、あるいは徒弟奉公的に、手に職つけた方がマシですね。大学で教えたこともありますが、社会に出てから本当に必要なことは、大学では学べません。

むしろ、学歴社会という篩で、最初に取り除かれて、社会の荒波に放り出されて苦労した人たちからこそ、大事なことを学ぶことができます。まあ、中には悪い人もいますので、失敗を通しての学びというのもありますが。

学歴社会という篩を通り抜けてきた人たち、言い換えると、学歴社会に過剰適応してきた人たちは、放射能汚染や放射線被曝という新しい篩を通り抜けることができない、そういう新しい現実に適応できない人たちということになります。

自分の身体感覚や感情、さらには良心の声を無視して、ひたすら、権力の指示や命令に盲目的に従うように条件づけられてきた人たち。放射能汚染という新しい現実のなかで、権力が間違った自己破壊的な命令を繰り返している一方で、自分の心身が変調をきたし、身近な人たちが病気でたおれたり死んだりするという現実が押し寄せているのに、権力の提供する幻想から離れようとしない。

まるで、そちらが正しい答えであり、自分の感覚や現実は間違っているとでも言うように。まあ、学校教育を通じて、先生＝権力は、常に正しい答えを知っていて、それに従いさえしていれば、成績が上がり、志望校に受かり、就職できて、食いっぱぐれないし、学歴社会のピラミッドのなかで社会的に認めてもらえる、という条件づけ＝学習が、骨身にまで染みてしまうんでしょうね。

３１１以降、現実が根本的に変わって、メインとなる篩が学歴社会ではなく、放射能汚染になってしまった。原子力産業が文部科学省に食い入り、まさに原発が学歴社会の申し子という状況のなかで、これまでの学歴社会に過剰適応した人たちが、食べて応援、風評被害で、放射能汚染というふるいにかけられていく。

適応すべき社会的あるいは生物学的現実が変わったということに気付かないと、やはり、生き残ることは不可能なのでしょう。ある意味、今までとは真逆の価値基準、行動原理に従わないと、新たな篩を通り抜けることはできない。

つまり、｢お上の言うことには従わない｣｢自分で勉強し、情報を集める｣｢自分の頭で考える｣｢自分の直感に従う｣
｢頭のなかの知識よりも、目の前の現実に即して行動する｣｢地位や名誉や金よりも、命や健康、家族を大事にする｣などなど。

まあ、従来の学歴社会のなかでよい目を見てきた人たちほど、脱洗脳のデトックスは難しいかもしれません。私のようなアウトサイダーにとっては、｢やっと、自分の時代が来たか？｣とぬか喜びするところなんですが、残念なことに、たとえ新しい篩がメインになったとしても、茅の外のままなんですよねΣ(￣ロ￣lll)　穴があったら、すぐに出てしまうので。

というわけで、個人的には、最近になって｢どんなに時代が変わっても、そもそも私が時代にシンクロすることが、ありえないのでは？　｢ダメじゃこりゃ｣じゃん！｣という結論に至って、落ち込んでいるところです。過剰適応と不適応、どっちが問題なのか？　答えが出るのは、そう遠くないかもしれませんが。