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いまコピーしているものをペーストするスレ 2

493幽体かもしれない名無しさん:2010/07/12(月) 07:03:02 ID:U/ok4KPE0
内田さんは、そのすぐ後で、次のように言っている。

『論理的に考えると、「自分が他者であっても自己同一性が揺るがない」ときの自己同一性というのは、もう「私がひとりでいるときの自己同一性」とはあきらかに別物である。』

こうした文章を読むと、人間におけるミラーニューロンが、言語を司るブローカ脳の部位にあることからも、自己言及の問題を直結しているように思えてくる。ぼくは、ある意味では共感能力とは、人間にとってはある種の危機であろうと思っていたので、全員が、幽体離脱をしたと聞いて、正直あまり驚かなかった。それは、自己言及性の問題で、言語の超越性が問題になるのと機を一にしているように思える。不完全性定理を証明したゲーデルが、プラトン的イデア主義者であったこととも、なんとなく符合するように思える。僕の頭では、天才数学者ゲーデルが何を考えていたのか分かるはずはないが、プラトンのイデア論は復活するのではないだろうか。またロゴスの問題に、脳科学は新しい光を照らしてくれるかもしれない。最近読んだ『マリア福音書』で、救済者の復活の幻をマリアが見たとき、救済者=キリストは、「私をみて動揺しないとは、あなたはなんと素晴らしい」という。『マリア福音書』については、また後で紹介したいと思っているが、上記の箇所を読んでとても印象に残った。マリアは、内田さんの言葉を拝借すれば、「自分が他者であっても自己同一性が揺るがない状態」になってしまっていたのではないか。男性の使徒であるペテロやアンデレが、マリアを論難するのも無理はない。マリアは、救済者と自己同一化を遂げていた。女性が、しばしば巫覡(ふげき)の能力を持つこととも、何か関係があるように思えてくる。サイトで見つけた内田さんの情報からは、とても刺激されたので、ちょっと何か書いてみたく思った


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